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Netflix映画レビュー。

こんばんは。

ストレスって、どうして伝心するんですかね。今日も重々です。
さて、今日は気になっていたこちらを観ました!

ランキングに入っていたし、脚本が坂元裕二さんだったので、期待していましたが・・・。

ネタバレありますので、これから観ようと思っている方は、ここまででお願いします。

あらすじ
エーゲ海に向かう巨大な豪華クルーズ船・MSCベリッシマを舞台に、お客様からの注文に無心で仕えるバトラー・冲方優(うぶかたすぐる/吉沢亮)と、ある目的のために客船に乗り込んできた謎の女性・盤若千弦(ばんじゃくちづる/宮﨑あおい)が、船上で起きた殺人事件の謎に迫っていくミステリー&ロマンティックコメディ。

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盤若(宮崎あおいさん)は、自分の恋人と浮気をしている相手を追いかけて、クルーズ船に乗ったものの、そこには浮気相手の姿はなく、浮気されている自分と同じ立場の沖方(吉沢亮さん)に出会う。

探すことにジタバタしている間に、クルーズ船は出向してしまい、45日間降りられない状態に。

クルーズ船の中では、殺人事件が起こり、沖方を含め7人の目撃者がいたにも関わらず、全員見ていないを嘘を言います。

その嘘には、それぞれの事情に関わる秘密があり、その保身の為。

また、殺した側にも事情があり、遺体を隠し数日過ごすものの、結局見つかってしまう。

その間に、浮気相手同士がやはり自分たちがしようとしていたことは間違っていたと気付き、それぞれの恋人に復縁をせまります。

盤若は、一旦はクルーズ船を降りて、恋人の元へ戻ろうと考えますが、船内アナウンスで自分の想いを伝える沖方に心惹かれ、降りることをやめます。

最終的には、事件は解決し、クルーズ船で出会った2人はハッピーエンド。

いやいや、無理があるでしょーとツッコみたくなります。そもそも、クルーズ船という中は非日常であって、そこで出会ったからこそ、同じ痛みを伴う者同士だからこそ、惹かれあっただけであって、それが日常に戻った時に、どうでしょう?と思ってしまう。

それに、チケットを持っていない人が、クルーズ船に乗ってもOKなんですか?とか、そういうところも気になって仕方がない。

坂元作品におけるグッとくるような、ハッとさせられるようなセリフが、今回はなかったように思います。

ストーリーもありがちな気がしたのと、出てくる人物の背景描写が少ない為か、感情移入も出来ない。

怪物では、主要人物の1人1人にちゃんとスポットが当てられていて、自分に置き換えて考えたりすることも出来たのですが、この作品ではそれが感じられませんでした。

あと、これは個人的な意見で大変恐縮なのですが、宮崎あおいさんがどうにもこうにも苦手で(演技ではなく顔が)やっぱりダメだー!となりました。

何だかキャストが豪華なのに、とても勿体ない作品でした。

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