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私のことと、ここでやりたいこと

これからの世界はどうなりますか?

そう聞かれたとき、
私の中には、こんな気持ちが湧きました。

人間は、この身体を捨てなければいいのにな。

これはどういう状況でしょう?
考えられる事はいくつかあります。
他の惑星へと生活の場を移して、その場所に適応した身体に変化するとか。
地球はやがて作品として完成し、そうするとライトな学びの場所になるから、主な学びの場として他の惑星が用意されていて、そこではもうこの姿ではないとか。
いずれにしても、かなり長い時間が必要なことです。

私は、会社勤めの父と専業主婦の母との普通の家に生まれました。
弟は赤ちゃんの時から病気で、後に知的障害があることがわかります。
このことに家族みんなが振り回された生活だった気がします。
私が高校生の時、母の腎臓病が悪化して人工透析をすることになり、彼女も障害者となりました。それで、ますます病人に振り回される生活になったと思います。

私は子供の頃から絵描きと旅人になりたかったです。
年下のいとこに塗り絵用のイラストを描いたり、手作りの着せ替え人形を作ったり。彼女たちにはとても評判が良く、思い出して話してくれるのは嬉しいものです。

私が絵を仕事にするのには、父は反対して、そのためのお金を出してくれませんでした。
やりたければ自分で稼いだお金でするように言われ、
父の選んだ高校へ行き、父のアドバイスを受け入れて大学へ行き。
公務員になりなさい、と言うのには反発し、
民間で働いてお金を少し貯めて、イタリアへ行きました。

イタリアでは、画家に師事して美術を学びました。
先生は戦地を逃れてイタリアに来ていた人で、当初は広場の画家に混じって観光客の肖像画(デッサン)を描いていました。
それを見て、この人から教わりたいと私は毎日見学に行っていました。
やがて先生がアトリエを開くことになり、その時、生徒として受け入れてくれました。
それから4年間、先生のアトリエに通いました。

帰国後しばらくして、通信制の美大でもう一度学びました。イタリアでは言葉の壁があり、わからなかったことがありました。それを解消しておきたかったからです。解消後に中退しています。
その後はゆっくり楽しく活動してきました。

さて、近未来のことです。

風の時代が始まり、みんながそれぞれ好きなことがやりやすくなると言われています。
それはきっと、その通りなのだと思います。
そんな中で、もし自分の好きなこと、やりたいことができなかったら、
今までより自分を責めやすくて辛いと思います。
前の時代は何かのせいにできました、でも
これからは、何かのせいにはできにくいのです。
それなら、自分自身に素直でいることが、これからの幸せです。

私も自分に素直でいるために
旅人になりたい、という気持ちを真剣に考えました。

真剣に旅人になる、と思った時、少し恐怖を感じました。
こういう時は実際にやってみたほうがいい気がします。
でも、旅人になりたくても今は特に旅立ちたくは無い、そんな自分に気がつきました。

そもそも、私はどういう状態が旅人だと思っているのでしょう?
旅立たなくても、旅人でいる方法はあるかしら?

それで、今までのことを文章にしてみたくなりました。こちらに少しずつ書いていけたらと思っていますので、よろしくお願いします。

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