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1年以上ぶりに夫と話ができました

お久しぶりです、けぃです。

リーダーがあけっぴろげに書いてくれたので、
わたしも今の気持ちを書きたいと思いました。

わたしは自覚のあるひねくれ者なので、
実はメンバーの中で唯一
みんなにちゃんと時間をとって引き出してもらっていません。

その理由は、今まではっきりとは言っていなかったけど
何かを受け取るなら、その倍手渡したいという気持ちからです。

こうして改めて書くと、とても傲慢ですね。
みんなの時間を使ってわたしの話を聞いてもらって
「ありがとう」だけというのがどうしてもできなかったのです。

与えることはできても、
受け取ることができない。

なんとも、ちっせー人間でした。

そんなわたしがどうしたのかというと、
対価を払うことを前提に話を聞いてもらいました。

小さい頃のこと、
親のことをどう思っていたのか、
どんな幼少期を過ごしたのか、
学生時代何に夢中になって、
どうやって主人と出会ったのか、
結婚して出産して何を思ったのか。

イラストが得意な彼女に聞いてもらって、
自分ではわからない自分の魅力を絵にしてもらいたかった。

そうして、払えるだけの金額を渡して、
仕上がったイラストにわたしはケチをつけました。

頼んでおいて、最悪です。

わたしは「過去のわたし」から、
「今、役に立つわたし」を見つけてもらいたかったのです。

何が本当に大切なのかなんて、正直どうでもよかった。
だってそうでしょ?一銭にもならないのだから。

今のわたしのどんなところがいったい誰のためになる?
そればかりを気にしていたのです。

もうすぐ40歳になるというタイミングもあいまって、
未だ何者でもないということに心底焦っていました。

そうじゃなくても、
コロナでさらに役立たずになったと感じていたし、
自分の価値なんて今にも透明になって消えてしまいそうでした。

だから、その見えない価値を手に取って実感したかった。
うまく言えないけど、わかってもらえますか。

***

話を親身になって聞いてくれた彼女は、
わたしの素直な心の内をちゃんと見てくれていました。

誰の役に立たなくても、
一銭にもならなくても、
美しいものが好きで、
大好きだった人が今でも好きで、
ふたりの宝物のことが大好きで、
そのことを話したくて仕方がないわたしの心を。

そんなに大切なものを横に置いて、
がんばらなきゃ、
稼がなきゃ、
誰かの役に立たなきゃと
必死になっている姿を。

そうして描いてくれた絵の1枚がこちらです。

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当初は受け止められなかったこの1枚。
その理由は、

1年以上、主人とまともに話をしていなかったからです。
もう、理解できないし、されなくていいと諦めていたました。

こんな、20年前みたいな平和な景色、
一生戻らないと思っていました。

その一方で、実のところ
心底理解し合いたいと望んでいました。

ここで話は最初に戻るのですが、
与えることはできても、
うまく受け取ることができないのがわたしです。

彼からの愛を受け取ることを拒み、
自分が与えられるものを探して、
なんとかして平等に扱ってもらいたくて、
わかりやすく同じくらい稼ぎたくて、
何年もがいていました。

ただ、受け取るだけでよかったのに。
「やっぱりひとりじゃだめだぁ、できないや」
と頼るだけでよかったのに。

話を聞いてもらってから、
だいぶ時間は経っていたけど
先日、やっと話をすることができました。

1年以上ぶりに、目を見て話をすることができました。
それまでは、役に立たないという罪悪感で
まっすぐ目を見ることすらできなかった。

おかしいですよね。
一番理解してほしい人に、
一番厚い壁を立てて遠ざけていたのですから。

わたしは目の前にあることを認めていなかったし、
やるべきことをしていませんでした。

それに気づかせてくれたメンバーに
今は心から感謝しています。

あゆみちゃん、あの時はごめん。
やっぱりわたしは誰の役にも立てないんだと思って
がっかりしてしまったんだよ。

だけど、
誰かの役に立つ前に
自分を幸せにしてあげなきゃ、
そばにいる人を大切にできなきゃ、
前には進めないよね。

年齢は関係ない。
いくつになっても、
半径1mの幸せを
追求していこう。

そこから、すべてはじまると
彼女の絵が教えてくれました。

愛情を受け取れず、
つっぱねていたわたしも
こんなふうに変わることができました。

これからは人に存分に頼って、
だめな姿を見せていこうと思います!

自分にとって、
今だから必要な気づきをもたらしてくれる不思議な時間、
それが引き出し会だなって思うんです。


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