2日目 過去問から傾向をつかむ(読書歴と性癖)私に勧める本がわかる

 前回、面白い文体の小説家を紹介しましたので、自然な流れとして好きな作家を紹介、はちょっとおいしいところなので後にとっておく(ネタの貯蓄ゼロ)ことにして私の読書歴をまず書きます。ただ、本当にひたすら需要がない。(私には大ありなんだけどね!だから書く!)それでも読んでくれる人には物足りないかもです。ちょっと私の読書量/ラインナップが要求に応えられるか怪しいぞ。

園児時代

 ママンが色々読み聞かせしてくれた。自分ではかいけつゾロリシリーズなどを読む。それ以前には図鑑(10冊くらいあった)を眺めたり友達の家で読んで知った迷路絵本シリーズをプレイしてた(読んでた)。お気に入りは伝説の迷路です。この絵本、隠し絵やらクイズやら色んなコンテンツがぎゅっと詰まってて今思うと超優良。たぶん今でも楽しめる。

小学校低学年

 ここでハリポタ登場です。低学年ハリポタ読破自慢(風評被害)はうんざりな皆様、スクロールしてお飛ばし遊ばせ。映画を先に見て大変面白かったのでおばあちゃん家に全巻あったハリーポッターシリーズを借りて読み始める。(当然静山社のハードカバー。ここで文庫版だったら台無しですよ。小さい子どもが大きな本を読むから絵になるんです(何が))

 子どもの頃って、じーっと勉強机に座って本読んだりしないですよね。私もそうで、ころころ姿勢を変えてました。大半はソファで肘掛けに本載せるか、ベッドにうつ伏せに寝て頭だけ起こして読むかですが、2時間くらいで限界が来ます(とくに寝ながらは疲れる)。すると、寝返りを打ったり床に座ってソファにもたれたりするわけで、一時期は新しい姿勢を模索してたりもしました。一番狂ってたのはリビングと和室の間にある柱に足を立てて倒立もどきをしながら読むやつです。すぐやめました。

 ハリポタはたしか小3くらいに読み終わった。そのあとはもう、どっぷり読書にハマりました。最初は海外の児童文学です。以下、適当に挙げてみます。

一覧その壱

・ハリー・ポッター
・オクサ・ポロック
・パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々
・オリンポスの神々と7人の英雄
・アルケミストシリーズ(錬金術師ニコラス・フラメル~)
・ガフールの勇者たち
・指輪物語
・ホビット
・ダレン・シャン
・デモナータ
・マジックツリーハウス
・オズの魔法使い
・果てしない物語
・ロアルド・ダールコレクション2(チョコレート工場の秘密など)
・十五少年漂流記
・ナルニア国物語
・ゲド戦記
・ニルスのふしぎな旅
 ......
まだあった気がするけど思い出せぬ

軽めの日本の本も読んでたよ
・若おかみは小学生!
・黒魔女さんが通る!!

 異能ものが好きなこと丸わかりですね。(現在進行系)(中二病じゃないよ)黒魔女さんは肌に合わなくて数冊でやめてしまった一方、若おかみは最後まで読みました。なんでかね

こ、これが「日本語」かッ(愕然

 図書館で目に止まった海外ファンタジーをそれなりに読み終えたあるとき、ママンが和書をもってくる。小5?
初見の私 「なんかボロいし装丁地味だしそそらねえなー」
序章を読んだ私 「ファッ!? なにこれヤバい(語彙力)ってか日本語すげえ」
 上橋菜穂子の『精霊の守り人』です。デザインされた方初見の私にかわってここに陳謝いたしますあの絵柄が作品と奏でるハーモニーはこれ以上無い素晴らしいものでした。年季が入ってたのは人気の証ですねわかります。

 ちと盛ったわ。が、かなりの衝撃だったことは違いありません。今まで読んできたのはずっと翻訳された海外の児童文学でした。青い鳥文庫も読んではいましたが、かなり子供向けでしたし。それが初めての日本語表現に触れて、その、なんですか。繊細さといいますか奥ゆかしさといいますか、そんな味みたいな何かを堪能してもう夢中になっちゃったんですね。以来日本語大好きです。あいしてる。

 本格的な日本文学の初体験()が上橋菜穂子さんでよかった。
 それからは日本文学を読むようになって海外のはめっきり減りました。マジックツリーハウスは新刊追ってた時期もありましたが。↓は小学校高学年から中2くらいまでのです。私はいわゆる乱読をしていたので作者と紐付けてない単独の本も多くて、そのせいであんまり思い出せないんです、きっと。ほんとはもっと多いもん

一覧その弐

・上橋菜穂子
  守り人シリーズ
  獣の奏者
  鹿の王
  狐笛のかなた
・宮部みゆき
  ドリームバスター
  ここはボツコニアン
  ソロモンの偽証
  他たくさん
・有川浩
  図書館戦争
  塩の街、空の中、海の底(自衛隊三部作というらしい)
・貴志祐介
  新世界より
・村上春樹
  1Q84
  海辺のカフカ
  騎士団長殺し
  色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

あれ? 思ったより少ない。あれ?(汗

 本好きな友達がいて、図書館戦争はその人に文庫本を貸してもらって読んだりもしてました。懐かしい(遠い目
 宮部みゆきさんのここはボツコニアンを発見したときは、ちょっと目を疑った。これがほんとのライトノベルってね。棚に並んでると他の著書と雰囲気の差が......シュールでした。
 村上春樹は騎士団長殺し以外は結構面白かったです。あれはよくわからない中で輪をかけてわからなかったし、他より動きが少なくて退屈した。
 ↓中3~今。性癖が如実に表れている。

その参

・冲方丁
  マルドゥックシリーズ
  ばいばい、アース
  他時代物を除く
・貴志祐介
  新世界より(最近アニメ視聴)
  悪の教典
  13番目の人格 ISOLA
  クリムゾンの迷宮
・高田大介
  図書館の魔女
・乙一
  箱庭図書館
・住野よる
  よるのばけもの他
・新井素子
  星へ行く船シリーズ
・綾辻行人
  館シリーズ
・西尾維新
  物語シリーズ
・森見登美彦
  ペンギン・ハイウェイ
  四畳半神話大系

 まとめると、言葉遊び/言語学/SF/サイバーパンク/ホラー/ファンタジー/ミステリー......って全然まとまってないよこれじゃ。雰囲気だけでも掴んでくれたら。
 こんな風にわけてみた。

これがすき


①言葉 特徴的な文体や言葉遊び、はたまた言語そのものがテーマ。力強い描写
②不思議 人には測れない不思議なもの・こと。超常現象や霊、怪異など。日常に潜んでいるとなおよし。
③世界観 凝った世界観、変わったモチーフ。SFや異能、ダークな感じが好み
④浄化 ふつくしい。尊い。


当てはめると、こうです。ちょっと追加もした。

その肆 分析

・冲方丁 ①③
  マルドゥックシリーズ
  ばいばい、アース
  他時代物を除く
・貴志祐介 ③
  新世界より(最近アニメ視聴)
  悪の教典
  13番目の人格 ISOLA
  クリムゾンの迷宮
・高田大介 ①③
  図書館の魔女
・乙一 ④②
  箱庭図書館
・住野よる ④②
  よるのばけもの他
・新井素子 ①
  星へ行く船シリーズ
・綾辻行人 例外
  館シリーズ
・西尾維新 ①②
  物語シリーズ
・森見登美彦 ①
  ペンギン・ハイウェイ ②
  四畳半神話大系
・宮部みゆき
  ドリームバスター ②③

 浮いてる新本格ミステリー

おわりに

 こうして曲りなりにでも自分の性癖を分析したの初めてですが、楽しいものですね。タイトルの通り私の分析から何か閃いた人はぜひコメントで教えてください♡(祝初コメ古事記)
 さて、次は私のターンです。人から勧められるとかえってその気が失せるとかいうマーフィーの法則じみた傾向があるので気が進みませんが、↑このような神作揃いでは仕方ありませんね......

絶対おもしろいから読んで!!!!


 地味に致命的かもしれないと思うのは、ラノベ全く読まないのでそっちの素養が0ってことでしょうか。地元も学校も図書館に入ってないのでどうしたものか(金欠泣
 ネット小説はなろうやハーメルンで嗜んでるのでいずれ話のネタにしたい。というか、私が小説を書きたい。書けない。<私’「違う、"書かない"だけだ」私「🥺」fin.




リード文で言い訳並べるというか保険をかけるのかっこ悪いかもしれない。でも、自然に書いたらこうなったの。


~昨日の私 .。oO(改行開きすぎ。noteレイアウト(文字通り)ガバガバだな)
とある記事を見かける 「!?!!」
shift+Enterを知った私 「これで勝つる!!」


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