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サンリオに招待された因幡はねるは、バーチャルインフルエンサーになれるか

(この記事を書いた翌日に、因幡はねるのサンリオピューロランドでのイベントの発表があったので、最後に追記しています)

昨日、VTuberの因幡はねるが、「サンリオエキスポ2019」の「インフルエンサー向けプレビュー」に行ったということで、関連ツイートを大量に投下していました。

サンリオエキスポはビジネス向けの見本市で、そもそも一般の人は入れないのですが、さらにその報道関係者およびインフルエンサー向けの事前公開日に招待されたということです。インフルエンサーとは、有名人など世間に与える影響が大きい人、という意味ですね。芸能人なども招待されるようです。

なぜ招待されたのか

因幡はねるが招待された理由は、VTuberとして一定の知名度があるというだけではなく、サンリオ、特にポムポムプリン君の大ファンであることを普段から前面に出して活動していて、それがサンリオにも届いているからでしょう。ポムポムプリンくんが唐突に、因幡はねるのコスプレをしてツイートしたこともありました。

これは、それについて僕が書いた記事です。

それまでプリンくんとは、因幡はねるが一方的にファンなだけで、何のつながりも無かったので、この時は驚愕しました。今回はそれが伏線としてあったので、そこまでの驚きはないでしょう。でも当時、プリンくんがなんでコスプレをしたのか謎で、上の記事では推測を書いていますが、今回正式に招待されたことで、やはりサンリオの魅力を広める伝道師、インフルエンサーの部分が認められたのだなという、答え合わせになったと思います。

最近では、『REALITY FESTIVAL3』というVTuberの大規模なフェスがありましたが、その中のマインクラフトで街を作る企画で、サンリオピューロランドを建築してましたね。これもサンリオ愛があふれていました。

バーチャルインフルエンサー

ところで、アメリカなど欧米で「バーチャルYoutuber」に相当する言葉は「バーチャルインフルエンサー」です。仮想キャラクタは、インフルエンサー・マーケティング、いわゆる有名人を使った広告の手段の一つと見なされているようで、マーケティング系の企業が特に出資していますね。

Youtuberでも、トップレベルの人はYoutubeからの収入よりも、企業とのタイアップなどによる収入、いわゆる企業案件のほうが大きいというのはよく言われています。VTuberでも、織田信姫が企業案件のことを赤裸々に語っていました。

今のところVTuberは、一部の人を除けばYoutube(等の配信プラットフォーム)からの収入が収益の大半と思われます。でも欧米では企業とのタイアップが中心ですし、日本でも「バーチャルインフルエンサー」としての潜在力は大きいでしょう。

VTuberによるマーケティングの強み

VTuberを企業がマーケティングに使う強みは、いくつかあると思えます。例えば以前、某レコード会社でVTuberの運営をやっている方の講演を聞く機会がありました。懇親会で立ち話もしたのですが、そのときに、「VTuberは中の人の存在感が大きいので、マネージメントの点では普通のアーティストとあまり変わらない。ただ物販については、アニメのモデルに近い」と言っていました。VTuberのファンはグッズを買うのが好きで、アイドルファンなどよりも買い物をするようです。

また、VTuberは情報発信力がかなり高いと思えます。毎日のように生配信するVTuberは多いし、ツイッターでも多く発信しているので。双方向性が高いこともあって、ファンはVTuberのことをとても身近に、生活の一部のように感じています

VTuberが企業とタイアップすれば、先ずはそういうファンがお客さんになってくれるのでしょう。それは企業側のメリットですが、VTuber側にもメジャーな企業の顔になることで知名度が上がるメリットがあります。それがうまく回ると、らせん状に「商品の売り上げ」と「VTuberの知名度」が上がっていくようになるでしょう。今はまだVTuberは一般層にそこまで浸透していませんが、そのサイクルがうまく回れば、やがて一般層にもリーチするようになるはずです。

因幡はねるに関して言えば、サンリオのガチのファンでマニアであるということが大きな強みです。「タイアップすることになったから勉強した」という人とは、説得力がまるで違いますから。これをキッカケに、VTuberがバーチャルインフルエンサーとして成功する例の一つになるかもしれないと注目しています。

因幡はねる自身は、サンリオと関われるだけで嬉しそうだし、ファンとしても彼女が夢を叶える様子を見るのが、まず嬉しいんですけどね。

追記(9月1日)

この記事は昨日、8月31日に書いたのですが、状況が大きく進展したので追記します。

なんと、因幡はねるがデビュー放送から目標だと言っていた、ポムポムプリンくんとのコラボがついに実現すると。しかも、グッズを作り、サンリオピューロランドでイベントをして、プリンくんも来るという、やりたかったことを全部やる!というものです。いつかあるだろうとは思ってましたが、思ったより急展開だった。

そういえば最近、こういう記事が出てました。

ピューロランドの集客が大幅に伸びているが、その理由の一つにSNS映えを狙ったということもあるそうです。SNSやインフルエンサーを重視していて、そういう狙いとも合致している部分があるのでしょう。

なんにしろ、夢が叶っておめでとう!と言いたいですね。

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人類の行き着く先はバーチャルであるはず。なのでVRやVTuber関係をウオッチしています

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コメント2件

企業側の認識もかなり変わってきましたね。単純にファンの総数や注目度だけでなく、よりアクティブなファンを抱えているvtuberをリサーチしている。
vtuber=ゲーム=ゲーム案件が多い業界であにまーれは贔屓目に見てもゲームのプレイスキルはそこまで…というより印象だったので大丈夫かなぁ?って思ってました。
でも今回のねるちゃんの件でホッとしました。
ゲーム業界以外にもドンドン注目されてもっと盛り上がって行って欲しいですね!
この件はねるちゃんからのラブコールにサンリオが答えたような形で、サンリオならではの懐の深さかもしれないけれど、VTuberとのコラボに意味があると考える企業が増えていくといいなと思いますね。
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