「第3回学力テスト 男女チーム対抗#VakaTuberは誰だ」の紹介
人気VTuberたちが学力テストで競い合う企画、「 #VakaTuberは誰だ 」の第3回がGW最終日の5月6日に開催されることになりました。今回は男女チーム対抗という新しい趣向です。
これはその企画を盛り上げる一助になればと書く記事ですが、主に3つのことを書きます。「VakaTuber企画の魅力」「参加VTubverの紹介」「なぜ男女チーム対抗なのか」です。
「#VakaTubverは誰だ」の魅力
この企画は、因幡はねるちゃん(ねるちゃん)が問題作成から司会まで自力でやることが特徴です。ねるちゃんが作る問題は学力テストとしてバランスが取れており、かつ面白い回答が出やすいように工夫されています。また、司会進行や出演者をいじるトークも冴えているので、過去2回とも多くの視聴者を集めて話題になりました。
なかなかこれだけのことを一人でやるのは大変だと思うのですが、ねるちゃんは塾講師や家庭教師の経験があるし、イベントコンパニオンとして司会業もやっていたということで、この企画にうってつけの人材なわけですね。準備には多大な時間をかけているようです。
VakaTuberの魅力は大きく2つあって、一つは珍回答や名回答が出るのがシンプルに面白いということです。これまでも、さまざまな伝説的な珍回答が生まれました。
もう一つは、学校生活を追体験できることではないでしょうか。小中学校レベルのテスト問題を解くのは、大多数のリスナーにとって懐かしいはずです。当時はテストを解くことが日常だったので、「こんなことやってたな」と懐かしい気持ちになれます。そうしてメンタルが懐かしいモードになったところに、それを可愛いVTuberさんたちと一緒に解くことで、可愛いクラスメイトと一緒に授業を受けている気分になってきます。昔の記憶を書き換えて追体験しているような感覚が、とてもいいと思っているのですがどうでしょう。
今回は回答者に男性がいるので、これまでと様子が違いますが、それについては後で書きます。
参加VTuberの紹介・女性チーム
企画を楽しむ助けになればということで、今回の豪華な参加VTuberたちの基礎知識的なことを書きます。得意科目・苦手科目は、上のPVから採りました。まずは女性チームから。
樋口楓 (にじさんじ所属)
・17歳で若いが、先輩たちも含めたコラボのまとめ役になることが多い、しっかりものキャラ。通称でろーん
・イケメン。ぽんぽこちゃんと打ち合わせのために電話したとき、「これはモテる、ぽんぽこはわかる」と何回も言われたという。
・ねるちゃんも共演した時に魅了され、ファンアートを巡回している
・JK組による「クソザコイングリッシュ」が有名だが、3人の中ではまだマシなほう
・南極は暖かい南の島だと思っていた
・得意科目:体育・音楽 苦手科目:それ以外
夏色まつり (ホロライブ所属)
・チア部に所属する、明るく元気なキャラ。16歳
・「全教科平均点赤点で掛け算ができない」と自称している
・テンションの高いおバカっぽさが持ち味だが、いろいろな声が出せて器用だし、コラボでは落ち着いた司会っぷりを見せることもある
・ねるちゃんとは以前からTwitterで絡みがあった
・白上フブキちゃんと仲がよく、てえてえしているが、他にも多くの女性VTuberに告白している
・得意科目:5科目以外 苦手科目:5科目
・深窓ならぬ深層の令嬢、16歳。ですわ口調でしゃべる
・裏社会や薬物などディープなネタを扱う。怪しげな人物と対談して話を引き出すのが持ち味
・月ノ美兎に「委員長要素は挨拶だけ」と煽ると、「あなたこそディープウェブ要素があったのは最初だけ」と煽られた(ゆえに浅瀬とも呼ばれる)
・ねるちゃんの弟の推し
・大人向けゲームの声優だったことをネタにしている
・ニュースの論評もするので時事には強そうだが、勉強は未知数
・得意科目:音楽 苦手科目:算数・国語
・バ美肉VTuberの草分け的存在。おじさんだけどかわいい
・お絵かき配信は絵がうまく、ゲーム配信はかわいい。かわいい
・ねるちゃんとの接点はなかったが、運営のななしさんの推薦
・デビュー当初に名取さなちゃんにプッシュされたという点で、ねるちゃんと共通点がある
・ボイスチェンジャーの技術的面に強く、独自システムの改善を続けているので、違和感の少なさで他者の追従を許さない。理系に強そう
・得意科目:算数 得意ではない科目:地理
参加VTuberの紹介・男性チーム
ここから男性チームです。性別がいろいろねじれているという話はありますが。
・バーチャル債務者。とある漫画のキャラが元ネタであることは言わない約束だが、ねるちゃんは容赦なくいじる
・あにまーれの入店テストを受ける企画では、あにまーれメンバーにひどい目に合わされながらもリアクションが面白かったので、アンケートで36%もの人が「あにまーれにふさわしい」と評価した
・その時に、あにまーれの公式舎弟(くずまーれ)となった
・ねるちゃんの企画にインスパイアされ、男版の学力テストを実施しており、勉強には自信があると思われる
・得意科目:理科 苦手科目:社会
懲役太郎 (upd8所属)
・前科3犯で現在も服役中という異色のVTuber。服役経験のある裏社会の住人でなければ知り得ないネタを、動画で面白く披露する
・登録者がまだ少なかった頃にねるちゃんが紹介し、コラボなどを通じて登録者が増えたので、バズった今でもねるちゃんに恩義を感じている
・ねるちゃんと唯一親交のある男性VTuber。ねるちゃんのことを組長と呼び、ねるちゃんは舎弟として「太郎」呼びをしている
・多読家で博識だが、学校の勉強を覚えているかは別問題かも
・得意科目:刑事訴訟法 苦手科目:英語・算数
パンディ (upd8所属)
・かしこまりちゃんのマネージャーであり相方。ハイテンションなタンバリン
・トークや司会ができ、ゲームもうまいので頼れるパートナーだが、かしこまりちゃんからは雑に扱われている
・「かわいい」ということで、ねるちゃんのお気に入りらしい。ねるちゃんは丸っこいキャラクタが好き
・第2回VTuber男子校学力テストに出場し、成績は10人中7位だった。英語などで珍回答を出していた
・得意科目:保健体育 苦手科目:社会
・男の娘なので男枠。17歳
・可愛いお顔で、かなり下ネタに振ったトークが持ち味
・漫画家の佃煮のりおさん(女性)とチャンネルを共有している
・実写にしか見えない超美麗な3Dモデル?で配信することがあり、そういうときなぜか「#のりおいける」というハッシュタグも使われる
・VTuberデビューしたときから「好きなVTuberは因幡はねるちゃん」と言っており、ねるちゃんの舎弟を自認している
・得意科目:美術 苦手科目:英語
なぜ男女対抗企画なのか
今回は、ねるちゃんが主催するコラボとしては、初めての男性VTuberとのコラボです。これまでビデオ出演はあっても、共演はありませんでした。
ねるちゃんはデビュー当初から、男性VTuberとのコラボはなるべくやらないと言っていました。自分自身が、女性アイドルと男性アイドルが一緒にいるのを見るのがすごく嫌なので、リスナーにもその思いをさせたくないと。その気持ちはわかります。僕も、女性VTuberと男性VTuberが楽しそうにコラボしているのを見ると、陽キャサークルを遠くから見ているような疎外感を抱くことがあるから。陰の者なのでね。
しかし今回、男性VTuberとコラボすることを選びました。それには主に二つの狙いがあるでしょう。一つは、企画に新しい要素を入れて面白くしたいから。そしてもう一つは、今後男性VTuberとのコラボもやっていくための道筋をつけることです。VTuberとしてさらに大成するには、たぶん避けて通れないので。
リスナーのユニコーン層に嫌がられるリスクはあるのですが、今回の企画内容を聞いて、僕は嫌な感じはしませんでした。一つは男性陣が皆、クセが強いおっさんで(犬山たまきちゃんは実質女性なので除外)、「陽キャサークル」感は薄いからです。もう一つは、男女対抗の企画であるということです。
前述の「学校生活の追体験」を演出するなら、男性側も若者のほうがいいのですよ。でもあえておっさんを選んだので、クラスメイトとして混ぜてしまってはおかしい。つまり、これまでのような個人戦にはできない。女性陣と男性陣をまとめてチーム戦にすることで、学園もの感は女性チームで出し、おっさんチームは芸人担当として対抗する位置に置くことになります。そのための男女対抗形式でしょう。
ぜひ両チームは馴れ合わずに、対抗して煽りあって欲しいですね。女性側に煽りキャラが、男性側に煽られキャラが多い気がするのは偶然でもないでしょう。この企画はぜったい面白くなるだろうと、今から楽しみです。開催はこちら!↓
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