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ep.5 ロンドンで生きることを考える

みなさま、おはめりこんめり🐏
いかがお過ごしでしょうか。

2023年も残り1ヶ月となりましたね。
年末に向けてお仕事などで忙しい方、
さまざまなイベントを楽しんでいる方、
いろいろな状況の方がいると思います。
私といえば、引き続きロンドンのクリスマスを楽しみながら、
就活したり、オンラインコースを受講していますが、
基本的にはゆっくり過ごしています。

今回のエピソードでは、テーマを2つに分けてお話しました。
まずは最近行ったイベントのお話、そして後半はロンドンで生活することについて、いつもよりも少し真面目で現実的なお話をしています。
こぼれ話も引き続き後半は少し真面目なトーンになってしまいましたが、
ぜひ読んでいただけると嬉しいです!
stand.fmの方は下記よりエピソードを聴けます。Spotifyの方はこちらから


日曜日のお昼はジャズに浸って

今月のイベントの1つ目は、
日本人の方々が主催されているチャリティジャズコンサートでした。
会場は南西エリアにあるブラジリアンパブ。
お店の真ん中にカウンターがあって、
そのカウンターを中心に2つのエリアに分かれています。
片方のエリアにはミニステージがあって、
すでにそこには楽器の準備がされていました。

縦長の会場でした

13時スタートだったのですが、会場はパブということで
ソフトドリンクからお酒までさまざまにあります(お食事もあり)。
お昼からビールを飲んでいる方達を見ると、やっぱり抑えられず…
久しぶりに昼飲みしちゃいました!笑
これでもハーフパイントにしたから我慢しました笑

今回飲んだのはこちら!試飲して選びました!

お酒を片手に、ジャズの生演奏と歌を聴くひと時。
あまりブラジリアンジャズやボサノバには明るくない私ですが、
やはり生で演奏を聴くのは一味違いますね。
休憩や抽選会を含めて約3時間くらいのイベントでした。

このエリアはポルトガル料理店が多いエリアということで、
帰りに友達と誘ってくださった方々と一緒にご飯も食べてきました!
初めてのポルトガル料理。
味付けはシンプルながら、素材の味が生きていてとても美味しかったです!
シーフード料理を多めに頼んだのですが、どれも美味しくて大満足でした。
白ワインも飲んだことを考えると、意外と安かったのでは?と思います。

白身魚のグリル
このタコがめっっっちゃ柔らかかった!!

BBCのラジオ公開収録に行ってみた!

12月の予定の中で、最も楽しみにしていたイベントの1つ。
BBC Radio4の新番組Wing Itの公開収録に行ってきましたー!
以前お話ししたコメディグループ・Shoot from the Hip(SFTH)
メンバーのサム・ラッセルがプロデューサーを務め、
同じくメンバーのトム・マヨが出演!ということでチケットを取りました笑

前の方もぎゅうぎゅうです

番組の内容としては、司会の方と出演者が4人という構成。
司会が出演者を指名し、お題を出します。
そのお題をどのように演じるかという即興力を求められる番組です。
英語力の問題や元ネタがわからない部分もありましたが、
全体的にはとても楽しめました!
SFTHのメンバーも見にきてましたよ〜
会場が21SOHOというコメディクラブで、
以前から行ってみたいと思っていたので良い機会でした〜!
2024年放送開始のようなので、配信されるのを待ちたいと思います!

UAL(LCC)の卒展で若きアーティストたちを知る

University of the Arts Londonのカレッジのうち、
Loncon College of Communication(LCC)の卒展に行ってみました!
LCCはメディア・コミュニケーション系のコースが集まるカレッジです。
デザイン作品や映画にアニメーション、VRなどの映像技術系など
さまざまなコースの卒業制作が展示されていて
いろいろなコースがあるんだなあ、と思いながら見ていました。
初めて行ったキャンパスだったので、卒展も楽しみながら
他大学の様子も見ることができて面白かったです!
食堂が広くて羨ましかった!笑

MA Filmのポスターたち
展示の様子

思っていたよりも展示会場がコンパクトで、
早く見終わってしまったので、アンティークマーケットへ。
乗っていたバスが途中で渋滞にはまり動かなくなってしまい、
他のバスに乗ってと降ろされるなどトラブルはありましたが、
お腹いっぱいチキンを食べて、
たくさんおしゃべりして良い夜を過ごせました〜

携帯キャリアからのクリスマスギフト

私が使っている携帯キャリアでは、契約者を対象に
毎月頭に先着・抽選でプレゼントキャンペーンが開催されます。
映画館で使えるクーポンやシートマスクなど、
さまざまな商品やサービスがもらえるので、
毎月チェックするのが楽しみだったりします笑

12月分はクリスマスということもあり、
通常通りのプレゼントの他に、
SNSを利用したプレゼントキャンペーンが行われていました。
通常のプレゼントでは、クーポンコードが発行され、
各種ウェブサイトでそのコードを使って購入する形になります。
今回は、先着で30,000名に
クリスマスソックスorアイマスクをプレゼント!ということで、
とっても派手なクリスマスソックスをゲットしましたよ!!
SNSでのキャンペーン抽選結果はこれから発表ですが、
なかなか狭き門だと思うので期待しないでおきます…

HOHOHO!と陽気で最高☆

イギリスで外国人として就活すること

さて、ここからは真面目で現実的なお話を。
度々話している通り、現在イギリスで就活中の私。
パートタイム、インターン、フルタイム…
さまざまな雇用形態、さまざまな業界・職種で応募していますが、
なかなか状況は厳しく、書類選考で落ちることがほとんど。
メールの返信さえ来ないことも普通です。

そんな中でも、9月からの約4ヶ月で計3社面接に行きました。
今月面接した2件は結果待ち・トライアル実施の状況。
業界的にフルタイムのお仕事が少ないので、仕方ないなと思っています。
他にも11月下旬に応募した求人の結果が来る予定なので、
それを待ちながら年末年始を過ごすことになります。
面接した2件は映画館のお仕事なので採用されたら嬉しいな!

イギリスでの求人応募や面接時に聞かれるのが、
イギリスで労働する権利があるかどうか
それはどういうステータス(学生ビザ、永住権など)なのか。
のちにスポンサーが必要かどうかを聞かれることもあり、
スポンサーが必要という理由で、不採用となることもあります…
業界や職種にもよると思いますが、
外国人にとってはなかなか仕事を得るのが難しい状況のように思えます。
就活については、お仕事が決まった時に
ゆっくりお話しできたら良いなと思っています!

イギリスのビザの条件が厳しくなる話

さて、先日、イギリスの新しい移民政策が発表されました。
そのなかで、衝撃だったのが
Skilled Worker Visa(就労ビザ)を取得するのに必要な
年収の下限が引き上がるということ。
現在の下限は£26,200ですが、
来年の春からは£38,700となります。
職種によってはこの増額が適応されないようですが、
なかなか厳しいと思います。

私のように映画業界でのお仕事を考えると、
fixed term/freelanceが多い業界なので難しいです。
またどんな業界でも事務系のお仕事だったら
£30kを超えるのは難しいんじゃないかなと思います。
ただ、学生ビザ及び卒業ビザからの切り替えの場合、
基準の70%が条件となるので、少しだけ優しいのかな…。

他にも家族ビザの収入条件がグッと上がったり、
外国人のケアワーカーが家族を連れてくることが禁止されるなど
移民を増やすことに対して消極的な様子が伺えます。
同時に、人材不足の職種にはケアワーカーなどが含まれていて、
その不足分を移民が補っているという部分もあります。
そのため、人材不足が深刻化する可能性も。
移民政策の変更については、BBCの記事がわかりやすかったので、
こちらから読んでみてください(英語です)。

その一方で、イギリスでのワーホリ(YMS)の日本人枠を
6000人まで増やすことが発表されています。
しかも、今回からは抽選ではなくなるとのこと。
イギリスの人材不足を補っているスキルのある人たちを守らずに、
若くて安い労働力を求めているように見えてしまいます…。

2024年の1月から、immigration health surchargeという
移民向けの保険料が£400/yearほど上がることも踏まえて、
イギリスに滞在し、仕事をすることが果たしてベストなのか?
を改めて考える必要があるなと思っています。
私は他にもやりたいこと・興味のある分野があるので、
2年間でスキルと経験をできるだけ増やして、
日本に帰ること、他の国に行くことも選択肢に入れながら
これからの生活を考えていこうと思います。
この辺りの話は、興味のある方がいれば、
またゆっくりnoteに書こうかなと思っています。

また、最近日本でもワーホリの渡航先として人気のオーストラリア。
留学生とlow-skilled workers(低技術労働者)のビザの条件を変更し、
2年かけて移民を半分ほど減らすという報道がありました。
例えば留学に必要な英語力の引き上げ(IELTS6.5)
卒業ビザの期間を1年減らすなどが検討されているようです。
日本語版ロイター通信の記事がありましたので、気になる方はこちらへ
IELTS6.5は大学に入るには最低限の英語力なので、
そこまで厳しくないように個人的には感じています。
この変更を見ると、オーストラリアで生活できる程度
語学力(及びスキル・経済力など)を持っていない人を
サポートできるほどの余裕がないということ、
そして自国民を守ろうという動きのように見えます。
オーストラリアは移民ウェルカムな国のイメージだったので、
この動きは他の国でも起こり得るだろうと思います。

珍しく後半は真面目な話になってしまいました…。
noteは留学ブログじゃないんだけどな…おかしいな…?笑
さて、配信でもお話しした通り、
来年のやりたいことリストを書き出し中です!
みなさんの来年やりたいことは何ですか?
ぜひ教えてください〜(参考にしたいです笑)

次回の配信予定は、日本時間で12月25日を予定しています…!
もしかすると配信が前後するかもしれません。ご了承ください!
それではまたお会いしましょう〜
See you soon!

St.パンクラス駅内の本で出来たクリスマスツリー

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