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【2020年最新版】初めてのMA(マーケティングオートメーション)ツール導入するなら!厳選比較3選!ツールの機能・特長・価格・メリットデメリットを徹底解説!

昨年はインサイドセールスというキーワードが広く認知され、属人化していた旧来の営業手法の変革に取り組み始める企業も増えてきました。同様にオンラインセールスやセールスイネーブルメントなど様々なキーワードが出てきていますが、これらを実際に取り入れ、自社にとって最適な形にすることは容易なことではありません。CRM、SFAなど様々なSales techがありますが、何を求め、どういう基準で選べばいいのか迷っているご担当者様は多いのではないでしょうか?そこで今回はMA(マーケティングオートメーション)ツールの中でも有名なPardotやMarketoを除き、これからMA(マーケティングオートメーションツール)の導入検討段階の企業向けに、初めて導入するのに向いているMA(マーケティングオートメーション)3選をピックアップし、それぞれの機能、特徴、価格・メリットデメリットを比較していきます。

1.SATORI(サトリ)

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SATORI


機能・特徴
SATORI(サトリ)は、純国産のマーケティングオートメーションツールです。海外製品だとどうしても日本語対応が弱かったりして、操作が慣れるまで若干の使いづらさがありますが、流石は純国産。UIもとてもわかりやすいです。もちろんカスタマーサポートも日本語で対応してくれます。

また、実名ユーザーだけではなく匿名ユーザーに対するスコアリング、アプローチができるアンノウンマーケティングが特徴的です。他にもポップアップ機能やリコメンド機能などWebでの顧客獲得がメインの企業にとっては非常に便利な機能がついています。

価格帯

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価格帯もシンプルですね。有料オプションもあるようですが、無料トライアルがあるようなので気になる方は試してみるのがいいかもしれません。


メリット・デメリット
メリットとしてはMA(マーケティングオートメーションツール)導入が初めての方でも比較的に使いやすく、サポートが充実している点が上げられると思います。またアンノウンマーケティングは特にBtoCビジネスを行っている事業者様にとっては魅力的なのではないでしょうか?

一方デメリットとしては、他ツールに比べて外部連携が容易という訳ではないという点です。後述するHubspotやPardotはアプリストアも容易されており、世界中の様々なツールと容易に連携を図ることができます。とはいえ、まずは自社での運用を定着させるという観点から考えるとSATORIは期待が出来るツールなのではないでしょうか?

2.b→dash

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b→dash


機能・特徴
b→dash(ビーダッシュ)も純国産のマーケティングオートメーションツールです。b→dashは、業界初のテクノロジー『Data Palette(データパレット)』により、 SQLを使わないノープログラミング(GUI操作)での「データの取込・統合・変換・活用」を可能にしているそう。この 『Data Palette』があれば、導入〜運用にかかるコスト・工数を大幅に削減することができますとのことです。

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搭載機能の網羅性の高さも特長のひとつです。「メール配信」「リード管理」「A/Bテスト」といった基本的な機能なもちろんのこと、アプリケーション経由での「Web接客」やLINEビジネスコネクトとの連携など、顧客との新しいコミュニケーションにも対応しています。

またUIもわかりやいMA(マーケティングオートメーション)ツールです。

価格帯

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価格は月額5万円~と非常にリーズナブルに始めることが可能です。しかし機能追加ごとに費用が増えるため自社で必要としている機能の見極めは必要になります。


メリット・デメリット
多くの場合、外部ツールとの連携をしなくてもb→dash単体でマーケティング業務を完結できると言えるでしょう。


一方で、機能を追加するためにはプラスαの費用が発生してきますので、自社が求める機能要件によっては他社サービスの方がコストパフォーマンスがよくなるケースもあるかもしれません。

しかしながらUIがわかりやすく、初めてマーケティングオートメーションを導入する企業であっても使いやすいのではないか?と思います。


3.HubSpot

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HubSpot


機能・特徴
HubSpot(ハブスポット)は、顧客のアクションを促す「インバウントマーケティング」用ツールとして、世界90ヵ国の企業が導入しています。また同社は企業レビューサイト「Glassdoor」が発表したEmployees ‘Choice Awardsの中で2020年に働きたい企業TOP100で首位を獲得してる。


HubSpotの特徴として、サービスが以下の4つの主要ソフトウェアで構成されています。


1.HubSpot CRM
顧客管理を行うためのソフトウェアです。
メールやSNSは連携しておけば自動でトラッキングできますし、電話やミーティングなどオフラインでの行動履歴も管理できます。またCRMでの管理方法は、会社とコンタクトの2つにわかれているのですが、企業ドメインとユーザーのメールアドレスのドメインが一致している場合、自動で双方を紐付けてくれます。
更にこのCRM機能、無料でなんです。

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2.Marketing Hub
本格的なインバウンド マーケティング キャンペーンの実施に必要なすべての機能を搭載してるソフトウェアです。多数のテンプレートを組み合わせて簡単にWebサイトを制作可能で、来訪したユーザーの属性に合わせて、違う内容のメールを送信できます。またポップアップやフォームなども作成可能で、トラフィックを増やし、リードを転換し、ROIも測定できる、オールインワンのマーケティングプラットフォームです。


そしてこちらのソフトウェアもEメールマーケティング、リード獲得用フォーム、アナリティクス機能などが無料で使えます。


3.Sales Hub
営業チーム全体の生産性を向上させ、成約までの時間を短縮し、成約率を向上させるための機能を備えているソフトウェアです。クライアントがメールの開封したタイミングや添付ファイルを開いたタイミングで通知が来たり、電話やミーティングなどオフラインの活動もトラッキング出来る機能が搭載されています。取引状況のステータス管理ももちろん可能です。またモバイルアプリケーションも提供しているので、営業マンが情報の確認や更新をするのも容易です。


4.Service Hub
顧客との関係を深め、期待を上回るサポートを提供するためのカスタマーサービスソフトウェアです。
Webサイトにチャットを設置して顧客データと紐づけながらコミュニケーションを取ることが可能で、
その内容はナレッジとして蓄積できるため、そのままFAQページに使用することが可能です。また問い合わせはチケット管理が可能なため、視覚的にも対応状況がわかりやすくなっています。


価格帯
価格帯に関しては少々複雑です。

HubSpot CRM単体は完全無料で提供されています。
Marketing Hub、Sales Hub、Service Hubに関しては無料と有料のプランが用意されており、それぞれ機能が異なります。詳しくはこちらを参照してください。


メリット・デメリット
一番のメリットとしては、HubSpotならリードジェネレーション、リードナーチャリング、セールス、カスタマーサクセスまで一気通貫で行うことが出来る点です。また無料版でもかなりの機能を提供してくれているため、初めてMA(マーケティングオートメーション)を利用される方にはまずHubSpotをおすすめすることが多いです。

また外部連携が豊富なことも魅力の一つです。

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デメリットとしては、海外製のツールということもあり日本のツールとは異なるUIや言葉が多く、慣れるまで少し時間が掛かるかもしれません。ただ最近は日本語対応にも力を入れており、日本語ドキュメントが豊富になってきたり、日本スタッフの対応も可能になっています。無料でここまでの機能を提供してくれて、リードジェネレーションからカスタマーサクセスまで対応できる非常に素晴らしいツールであると思います。


MA(マーケティングオートメーション)ツールの導入にあたって


如何でしたでしょうか?一口にMA(マーケティングオートメーション)ツールと言っても、搭載機能や特徴は様々です。「一番人気のツール」や「みんなが知っているツール」が「自社に最適なツール」とは限りません。ツールはあくまでツール。魔法の杖ではないからです。まずは何を目的としているのか?MA(マーケティングオートメーション)ツールで何を実現したいのか?を明確にするところから始めてみるといいでしょう。

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