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回想日記 怒るおっちゃんに思いを馳せた


私が自分迷子でセミナー等に行っていた時代に
出会ったおっちゃんに思いを巡らせたという話です。
(結構前の回想です)
少人数で話してみようというグループワークにて。
同じグループにおっちゃんはいた。


グループでさあ話しましょうというとき。頑なに、「話さない!」と言うおっちゃん。どうしたのかしらないが、威圧感があり、怖かった。私も初対面の人と、グループで話すというのは緊張するので苦手だが、おっちゃんはそんな感じでもなかった。


とてもやりづらいので、意を決して「どうして話したくないのか?」聞いてみる。すると意外と素直におっちゃんは理由を話してくれた。


話をきいていると反省したのか自ら謝ってくれたおっちゃん。最初は威圧感があったが話してみると印象が変わった。


帰り道で、おっちゃんの事を考えた。私たちが参加していたのは「傾聴」のセミナー。相手に意識を向けて、積極的に相手の話を聞く。ということがおおむねの趣旨だ。私は単純にコミュニケーションに苦手意識があって参加したがおっちゃんはどうだっただろうか。


話すのが嫌な理由。腰を折られたり揚げ足をとられたりするから、と話していたな…。何があったかまでは聞かなかったが、その理由に、明確に、傷つけられて辛かった過去があるような気がした。


おっちゃんのように棘のある言葉で「近づくな」と警告することも自分を守ることなのかなと思った。私は全く逆で、殻に閉じこもって防衛するタイプ。(あまりよくない方法だなと自覚あり。。)ちなみに一番健康的なのはおそらく信頼のおける仲間と話し合う事か…?人に話して視野が広がることもある。他にもいろいろバリエーションがありそうだな〜


おっちゃんが、おっちゃんのことを傷つけない相手とあんしんして笑い合っていられたらいいなと、お節介だけど思ったのでした。(自分もね、、)


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