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仕事の完全機械化。人は何をすればいいの?という人

ここ数年の間に、様々な業務の機械化が社会全体で始まった。
少子化や働き方改革などが主な要因だろう。
余談だが、AIによって今の仕事が奪われる、とメディアが煽っているが、
これまでも技術の発展に伴い無くなったり新たに生まれたりしてきた。
どちらかというと変化の速度が問題であって、事象自体は歴史的に見ても何度か起きていることである。

さて、前置きが長くなったけれど、
今回は人間が働く必要がなくなった世界の話。

ほぼすべての産業をロボットがやるようになれば、働く必要がない。
つまり、お金がいらなくなる。
人間の食料や衣服やおもちゃだってロボットが作る。
様々なサービスも無料で受けられる。
仮にこのような世界になった場合を想像してみる。

自分は何をしているだろうか。
イメージができない人は要注意かもしれない。
当然ながら、人は働くために生きているのではない。
逆である。

なかには、仕事をするために生きている、という人もいるかもしれない
いずれ機械に取って代わることに人生を捧げる潔さは、ある意味賞賛に値するといえる。
また或いは、やりがいがあるから働くのだ、という人もいるかもしれない。
これは、対価を得るための辛い過程に身を置くことに自分を納得させるため、半ば無理やり意義を見出しているだけだ。
いずれにせよ、対価を得ることが前提だ。

無給で今の仕事をやる人がいるだろうか?
使命感と責任感溢れる政治家くらいだろう。(嫌味

仕事を通じて得られる満足や高揚感などを否定する気はない。
ただ、仕事に縛られている状態を認識することが大切だ。

人生の最初の目的は、やりたいことを見つけることだろう。
そう思うと、仕事に追われているだけの生活はいかがか。

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