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この手紙(note)の宛先/ ペルソナの立て方

先日のnoteから引き続いて、

今回はこのnoteを誰に向けて書くのか、ペルソナの設定をしてみようと思います。

ペルソナとはマーケティング用語で、架空の顧客像・ターゲットのことをいい、ペルソナの設定とは商品を売るターゲットの詳細を設定すること。ペルソナの設定をすることで、より効果的なマーケティング戦略を打つことができます。

つまり、誰にこの手紙(note)を書くのか?を明確にします。誰か分からない人にはどんな内容の手紙を書けば良いのか分からないからです。

1.ペルソナの項目

さて一般にペルソナの設定に必要と言われている項目があります。

年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイル

などなど。

これを参考にしながらこのnoteを読むペルソナの設定をしてみます。

2.ペルソナの設定(やってみた編)

とりあえず、上記の項目を埋める形で書いてみました。上手く書けないところは省略しちゃいます。

年齢:  20~30代
性別:  男女
居住地: 東京近辺
職業:  実はやりたい夢がある会社員、アルバイトで生活費を稼いでいる表現者(俳優、歌手、バンドマンetc.)
趣味:  音楽、アニメ、観劇
家族構成:独身、または子供がいない既婚者。実家は離れている。
メディア:LINE、Facebook、Twitter、Instagram、Youtubeユーザー
休日の過ごし方: 自主練やレッスンがある、たまに観劇やライブに行く。
ライフスタイル: 仕事の後に公演やライブ等に向けて練習に参加している。毎日帰りが遅い。寝る前にSNSを確認する

こんな感じ?

私の好きなものや私の学習内容を発信して共感してもらえる人が良かったので、私自身の人物像を元に、私の周りにいる女優俳優、ミュージシャン達を想像しながら、このようなペルソナを立てました。

でも、これでペルソナの立て方は合ってる?
このペルソナにどんな発信をすれば刺さるの?
いまいちピンと来ません・・・

私も初めてペルソナを立ててみたので、mercのメンバーにフィードバックしてもらいました。

3.ペルソナの設定(フィードバック編)

メンバーから得たフィードバックです。
・ペルソナの設定では名前が付けられるほど具体的な一人の人に落とし込む
・顔が見えてこない
・どんなことに価値を感じる人なのか誰が見ても分かるようにする
・最終的にどんな行動をさせたいのかを考える

このような言葉を頂きました。

そうか!

具体的に考える、と分かっていたのに、伝えたい人を広く想像しすぎていて、結果誰でもない人になってしまっていました。

私の手紙の宛先は、23歳女子で役者の夢を目指しながら会社員として働いている人なのか、36歳男性で奥さんにそろそろバンドマンは辞めてちゃんとした仕事に就くように言われている人なのか、どちらも含まれてしまっていますね。ですがそれぞれに状況が全く違うので、書くべき手紙は違うものになるはずなんです。だからピンとこなかったんですね!

そこで私はとある友人をモデルとしてより詳しいペルソナを立ててみることにしました。

どんな行動を起こさせたいのか?
女優がマーケティング理論を身に付けていることが強みになることを伝えて、マーケティングに興味を持たせる。第一歩としてmercのイベントに参加させる。

ペルソナ
年齢:  29歳
性別:  女性
居住地: 江戸川区
職業:  印刷会社の正社員
趣味:  音楽、アニメ、観劇
家族構成:独身、一人暮らし
メディア:LINE、Facebook、Twitter、Instagramユーザー
休日の過ごし方: 自主練やレッスンがある、たまに観劇やライブに行く。体力づくりのためにトレーニング。目標はマラソン大会出場。
ライフスタイル: 仕事の後に公演に向けて練習に参加している。毎日帰りが遅いが、出来る限り自炊している。寝る前にSNSチェックは欠かさない。
価値観:
結婚はあまり考えていなくて、もっと自分の生活を充実させたいと思っている。
今は正社員として日々忙しく働いているが、いつかは女優として活躍したいと考えている。
一方で、本当に女優としてやっていけるのか、強みが何か自信がない。
女優になるための自己研鑽の時期と考えていて、役立つことは何にでも興味を持ってチャレンジする。
公演の度に集客に頭を悩ませていて、無名の団体・女優俳優・脚本家演出家にどのように興味を持ってもらえるのか試行錯誤している。
ツイッターで発信はしているが、思うようにフォロワー数やRT数が伸びないと感じている。

こんな感じになりました!!どうでしょうか?こんな人、あなたの近くにいますか?

私としては女優だけでなく、声優、アイドル、歌手、ダンサーなどなどに読み替えて読んでもらうことで、自分にも活かせるかも!と思ってもらえるといいなと思っています。

ですがペルソナの設定ではそういったことは含めずに、具体的な友達のようなペルソナを作り上げていくと良いんですね!

4.まとめ

さて今回は、まだマーケティングを知らない人が読んでも分かるように、語彙の説明や、ペルソナの設定方法について、私の実体験と共にまとめてみました。

このペルソナの設定については、舞台やコンサートの集客をする上でも役立ちます!どんな人に来て欲しいのか、こんな人もあんな人も皆来て欲しい!という気持ちも分かりますが、それでは結局誰にも届かないメッセージになってしまうので、身近な人物をモデルにして良いので具体的な人物像を作ってみましょう!

次回のnoteからは今回立てたペルソナに向けて書くことを意識して、自分自身の情報収集からnoteのテーマのピックアップ・執筆まで実際に行動していきたいと思います!!

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