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今、とにかく行きたい。ほんと。

海外旅行へ行きたい。
いや、イギリスに行きたい。
なんしかイギリスに行きたい。
あー行きたい。イギリスに行きたい。
とにもかくにもイギリスに行きたい。

イギリスに興味を持ったきっかけは、間違いなくVivienne Westwoodだ。
「死ぬまでにWorld's Endに行く」と学生の頃に目標の1つとなった。
その後、ロンドンファッションが好きになった。
当時、ファッション誌では国内だけでなく海外のスナップ特集が多かった。NY、ロンドン、パリ。この3都市はどの雑誌にも必ず特集が組まれていた。スナップ特集は大好きなので、今もよく見るのだが、やっぱりロンドンが他の都市と比べて個性的で、きれいめの中にも崩しがあったり、全身古着でもかっちりしている部分があったりと、とても刺激的だった。

イギリスに興味を持ったもう1つの理由は、エリザベス女王だ。
イギリス王室には全く詳しく無い。いや、全然知らない。
70年というイギリス史上最長の在位期間で、国民から愛された女王。
彼女の女王としての品位と威厳、女性としてのチャーミングさ。そこに惹かれた。96歳でお亡くなりになったと知った時、本当にショックだった。

そんなイギリスに4年程前、1ヵ月間だけ滞在した。
当時、体調不良で1年間の休職をしていた。そのタイミングで、親戚の姉とそのベビーが海外駐在員としてロンドンに滞在している旦那様のところへ行く事となり、それに便乗して人生初めてのイギリスへ行く事になった。
憧れの地へ到着したその瞬間は、言葉に表す事は難しいなんとも言えない感動でいっぱいだった。初めて行った場所とは思えないぐらい、なんとも懐かしい安心感があった。街へ出かけても、目に入る建物や落書き、待ちゆく人達が穏やかで、キラキラしていて、わくわくドキドキした。錯覚かもしれないけれど、「あぁ、ここだわ」と自分の居場所を見つけたような感覚になった。1ヵ月なんてあっという間。つたない英語で毎日過ごし、出会った人も紳士的で優しくて、とても充実した日々だった事を昨日の事のように思い出す。

海外旅行へ行きやすくなり、そろそろ海外へ旅立とうかと考えた時、一番最初に候補に挙がったのが、やはりイギリスだった。
美味しいベーグル屋さん、やさしい店員さんがいるチョコレート屋さん、美味しいパンやデリがたくさん並ぶマーケット、古着屋さん。
アートもファッションも全てが私のテンションを上げてくれる場所。
そんなイギリスに、また行けるように頑張って働こう。
そしてもし可能なら、いつかまた長期間で滞在したい。



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