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ニチレイの自販機のサービスが終了していたことに驚いた件について

え、2021年に撤退してたの?
この自販機の焼きおにぎりやホットドッグ好きだったのに…。

こんにちは 明らかに作り置きで味は劣化しているはずなのになぜか自販機から出てくる食べ物はどれも美味しく感じてしまう メルカです。

みなさんはニチレイ冷凍自販機を知っていますでしょうか?
自分は知らなかったです。

でも知らなかったのはその聞きなれぬ名前だけで実物その物は知っていました。
アレです。
見れば「あーこれか!」となるやつです。

焼おにぎり
たこ焼き
ハンバーガー
フライドポテト
etc…

こういった嫌いな人が少ないであろう炭水化物お化けがメインの自販機です。
(なんかダイエット目線で炭水化物に目がいってしまうw)

とても人気ある筐体だったのですが、1991年に発売開始して1993年に全国展開して以降 長い間人気を博していたが、30年経過の2021年5月のタイミングで完全撤退していたようです。

パーキングエリアや温泉施設などどこかに移動をすると見かける自販機として有名となり全国に波及していましたよね。
「え?自販機でご飯食べられるの?」の元祖的存在です。
飲み物主体だった当時としては200-400円の商品は高額と言えました。
それでも人気でした。
この頃にはすでに24時間営業のコンビニもありましたが今ほどの数はなかったですし、設置場所を工夫することで住み分けが出来ていましたね。

なんと最大3500台もの自販機が全国に設置されていたそうです。

ならなぜ撤退……コロナ?でもコロナなら尚さら自粛で店が閉まっていた2020-2021年に24時間販売のコレ系は売れていたのでは?
そう思ったので動画を食い入るように見てしまいましたw

       ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

自動販売機
ニチレイフーズ 20hr.HOT  MENUテュエンティアワーホットメニュー
冷凍食品を筐体内で温めて24時間ホカホカジャンクフードを提供してくれる自販機。

結論から言いますと
撤退の原因はコロナではなく修理不可だったからのようです。

この自販機は業務用の冷凍機能と温める機能を合体させた特殊な自販機です。
機械メーカーが2010年に部品の生産を終了してしまい修理ができなくなったのが最大の原因とのこと。
でもこういうメーカーには保証期間があってしばらくは部品の生産調達修理が行われていました。
そして2017年に補償期間が終了したということです。
逆に考えればそこから2021年まで4年もよく保った方だとも言えますね。

故障して直せない筐体はそのまま終了となり全体の食品の生産数を物理的に減らさざるを得ずどんどん製造中止になり売り上げが低迷して終わりました。
商品があっても売り場がなければどうしようもありません。

でも疑問が残ります。

「え?部品の代替メーカーや現代技術で中身を新しくする発想はなかったの?部品がなくても4年ももつほど人気だったのに?」と思いますよね。

大規模展開からの規模縮小というのはよくある企業戦略の1つです。
でもコストと見合わなかったのでしょう。
その辺にあるコンビニに安い冷食も売っているし普通に食べ物や日用品まであります。
1990年代の3倍は存在している令和のコンビニ需要と新開発してまで戦う体力は残っていなかったのでしょう。

こうして事業撤退する運びとなってしまったのです。

なんだか寂しいなぁと思いながらセブンイレブンで焼おにぎりを買って温めて食べました…うまっ。これでいいや。
まぁ美味しいし買う人が多いから普通の焼きおにぎりとか普通の塩おにぎりとか売っているコンビニが多いんですかね…。

今回はこんなところでノシ

メルカ

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