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Happy Valentine's Day

アメリカや台湾では、バレンタインデーは男性から女性へ贈り物をするようで、日台夫婦の私たちも旦那がバレンタインデーを特別な日にしてくれます。

今年は、ちょっといいホテルを取ってくれて、ホテルのディナーにお気に入りのカフェのスイーツをご馳走してくれました!
この6月で結婚四年目を迎えます。本当にいろんなことがあり、決して幸せなことばかりではなかったけれど、こうして今、夫にとても大事にしてもらえていることが本当に幸せです!

私はもともと財布の紐が異常に固く、この金額を貯金すると決めたならばどんなに我慢しても、なにがなんでもその貯金の計画を遂行していくタイプです。一方で、夫はその時、その一瞬の楽しみ、幸せのためならお金を使うことを一切躊躇わないタイプです。これが原因で前は喧嘩になることもあったのですが、今は、私が節約担当で旦那は幸せを与える担当としてバランスを取るようにしています。

私は安宿に泊まり、ストリートフードを食べ、公共のバスや電車を乗り継ぎ移動する、そんな本当にローカルな生活をすることに全く抵抗は無く、むしろ楽しめるタイプなのですが、そんな旅を夫が知ると、とても悲しみ心配していました。
(号泣して、そんな過酷な旅をさせてごめんね、送金するからいいところに泊まって良いもの食べて、と連絡が来ました笑)

私は自分の旅が過酷だなんて全く思っていなかったけれど、夫にはそう見えのだと知ると、なんだか面白いなーと思いました。やっぱり一つの物事でもどう捉え、どう見るかは人それぞれ。

日本で生まれ育っているから、私はその水準で生活しないと大変だろうと心配してくれる夫と日本のような生活をしたければ日本にいればいい、せっかく海外に行くならその国のローカルな生活を体験したいと思う私。

夫には私はこのような旅のスタイルを楽しんでいることを改めて伝えました。

しかし今、一人旅から夫婦旅に変わり、同じインド生活でも1人の1日あたりの出費は倍以上です。

美味しそうなスイーツが並ぶカフェがあったら、夫はそのカフェに入ろう!といいます。2つのメニューで悩んでいたら、どっちも頼もうといいます。入場料が高くて入るか迷う観光地も即決で入場です。

夫はとってものんびり屋です。時間の感覚も金銭感覚も、夫はおおらか、私はシビア、そんな夫婦です。

もう早くしてよ、、
今日の食費どんだけかかったの、、、、

なんて思うことは多々ありますが、それを凌駕する幸せや喜びがあります。

人に合わせることが嫌いで、もっぱら一人旅派だった私が夫と夫婦旅。勿論一人旅のようにはいかないですが、綺麗な景色、美味しい料理、貴重な体験、全てを夫とシェアできること、一人では得られなかった気づきを与えてくれること、一人旅以上に幸せが溢れることを教えてもらいました。

夫はのんびり屋だからこそ、私が何かに手間取って時間をとってしまっても、全く文句を言いません。いつも、ゆっくりゆっくり!安全第一!と言われます。

贅沢なスイーツや料理にお金を惜しまない旦那のお陰で、美味しいものを食べられます。美味しい!!!!!!!!と喜ぶ私を見る夫の笑顔を見て、夫は贅沢な料理にお金を払っているのではなく、それを食べる私の幸せのためにお金を払ってくれていることに気がつきます。

私の旅のスタイルと、夫の感覚、価値観のバランスを取りながら旅を楽しんでいます。

結婚願望なんて全く無かった私ですが、夫と結婚して良かった。改めてそう思った、インドで迎えたバレンタインの夜でした。(夫も同じ気持ちでいてくれたらいいなあ)

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