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相棒が見つかりそうも会えない日々

こんにちは!「めおと」ブランドマネージャーの中川です。

「めおと」は夫婦のためのブランドです。
提供するプロダクトにより、夫婦の時間が創出される、または二人の時間が思い出される。そんな世界観を提供しているブランドです。


さてさて前回の続きから・・・
▼前回の記事はこちら

(デザイナーと私の間に入ってうまいことやってくれる人はいないかなぁ)と考えていたある日。
知人に教えてもらい、プラスワイズがある新潟県三条市のお隣、燕市に 株式会社マグネットという会社があることを知る。

Webサイトを見ると「ものづくり、まちづくり、ことづくりをする会社。」とある。
(ん?よくわからん。)というのが第一印象。
でも燕三条の中では明らかに異質な雰囲気。
「店舗も運営しているみたいだから、とりあえず行ってみるか!」と、燕市方面に行くついでに、アポなしで立ち寄る。

お店に行くと応対してくれたスタッフの中に知り合いがいて、マグネット社と、社長の武田さんのことを教えてくれた。
すると、いくつかの共通点が見つかる
 

  • マグネット社とプラスワイズの社歴がほぼ同じなこと

  • マグネット社もプラスワイズも第二創業をしていること

  • 武田社長と私が同じ年齢であること

 
これはちょっと、相当にレアケース。しかも向こうはモノづくりやデザインに強いみたいだし、私はセールスやマーケティングに強い。これで組めればひょっとするかも!)と俄然、武田社長が気になり始める。

その日は、マグネットさんのお店、 FACTORY FRONT の写真を撮って、「宣伝しときますねー!」とお店を後にし、駐車場の車の中でその当時始めたばかりのTwitter(現X)に、FACTORY FRONT の写真を投稿した。


するとその瞬間、秒で、武田修美という人からフォローと
「応対できずにすいません。」というリプライが入る。私がつい先ほど知ったマグネット社の武田社長だ。
この時は本当に、この人は魔法使いか、空の上から下界を見下ろしている人か何かだと思った。

その後「武田修美」で検索すると、名刺入れを売っていること、金型のPRをしていること、さらにはまちづくりとして多種の事業に関わっている人だと知る。
中でもネット通販で名刺入れを販売していた経験が長いことを知れてよかった。
デザイン・開発側だけでなく、セールス側の気持ちもきっとわかる人だろう、というのが心強い。

次は武田さんにDMをし、「手伝ってほしい仕事があるんで、今度お会いしたい」と連絡した。
すると「アシスタントに確認して返信します。」と返ってくる。

アシスタント!?
私も新潟県の同世代の経営者を何名か知っていたが、アシスタントがいる経営者は初めてで、またまた驚かされる。

ほどなく本当にアシスタントの人から連絡が来て、依頼したい内容をヒアリングしてもらう。
そして、「 武田に伝えますので、しばらくお待ちください」と言われるが、何日経っても連絡がこない。
※後でわかったのだが武田さんはこの時期、燕三条工場の祭典というイベントの準備で、本当にスケジュールがパンパンだったとのこと。

いつだったかは、私が東京へ出張する新幹線の中でSNSを見ていると、武田さんが、私が今から行く目的地での作業風景を投稿していた。
「今そこへ向かってるんで、30分ほどお茶でも」とDMしたが、今から新潟へ帰らなければの時間。東京でもすれ違いをした。

約2か月間、なかなかデートに誘えない彼女のように武田さんを捕まえられない。やっと武田さんを捕まえたのは、燕三条工場の祭典初日
マグネットさんが燕三条駅の1階で出展していたエリア内でのことでした。


さて次回、二人は何を話したのでしょうか?