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話を聴くこと、聴いてもらうこと

人の話を聴いて感謝されるのって、自分を救うなと思った話。

私は社内でメンタルヘルスに関する有志団体を運営している関係で、毎日の方に数100名の方向けにメンタルヘルスに関する情報や意見を発信しています。

そのなかで産業カウンセラーの学校に通っていることなども呟いているためか、時折社内の方から話を聴いてほしいとご連絡をいただくことがあります。

「私みたいな超初心者カウンセラー見習いでいいの?」と思いつつも、
勇気を出してご連絡いただいた方の気持ちを無碍にお断りすることも申し訳なく思い、ご要望をいただけば1on1でお話しを伺っています。

とはいえ、いまの私にできるのは傾聴だけ。
とにかく寄り添うことだけに100%を注いでお話を聴き
ご自身で気づきを得てもらうことに徹しています。
もちろん少しでも自分の手に負えない内容と感じれば、
カウンセラーや産業医に相談することをお勧めしています。

このように私自身が何かできているわけではないのですが、
幸いにして人に話すことで少し楽になったと言ってくださる方が多く
その言葉に私も小さな喜びをいただいています。

感情に寄り添って話を聴くのはとても疲れることです。
私自身が人にお願いをするのが苦手な性格なので、
誰かに自分の悩みを相談することのハードルを高く感じてしまいます。

でも相手が少しでもスッキリしたと言ってくれることで
こんな私でも誰かの役に立ったと感じ、私自身が少し救われているのも事実です。

誰かに悩みを相談した時、相手にしっかりと感謝の気持ちを伝えること。
これができれば相談することは相手に負担をかけるばかりではなく、
喜びを与えることにも繋がっているのかもしれない。
そんなふうに感じる今日この頃です。

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