【書評】自分がわかる心理テスト 芦原 睦
交流分析とエゴグラムを学ぶのに適しているテキスト2冊セット。タイトルからは、かなり軽い印象を受けるものの、交流分析のあらましを知るのに良い本だった。
1巻は、交流分析とは何かから始まり、エゴグラムの書き方・読み方、OK牧場、ゲーム分析、脚本分析、心療内科での交流分析の応用など、結構読みごたえがある内容になっている。思いのほか、初心者向けというより読み応え抜群なのだ。
2巻は、さらに面白くて、様々なエゴグラムのパターンを解説したものになっている。自分のエゴグラムをチェックするだけだと、数ページしか読むところがないのだが、いろいろな人のエゴグラムを予想で書いてみて、それをもとにこの本の解説を読んで楽しむのがお気に入りだ。
交流分析の知識が全くないようであれば「なんだ?この心理テスト」で終わってしまいそうな本なのだが、なかなかおすすめなので、古本屋などにひっそり売っていたら、ぜひ入手したい交流分析本である。
エゴグラムに関しては、過去に書いた記事を参照
今までの自分の半生を、エゴグラムにしてみた。かなり心が赤裸々なので、これは有料ノート。
大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq)