実行力を鍛えるセルフトーク。ノウハウは実行して初めて意味がある。

生活習慣を整え、様々な習慣化に取り組むことで、自分自身の達成する力に信頼がおけるようになってきた。自分をコントロールしている実感が、自己肯定力を高める。（参考：勝間式 超コントロール思考 勝間 和代）

その結果、これまで、読み飛ばしていた自己啓発書やノウハウ本の本質に気が付くようになってきた。一歩行動しさえすれば、すべて変わっていく。また、一歩踏み出さなければ、いくら、アイデアを出しても意味がない。そんなことに単純なことに気が付いてしまったのだ。

行動しない人の考えはゴミと同じ

「行動しない人の考えはゴミと同じだということです」
（P34・ウィリアムブレイク）

引用：「先延ばし」にしない技術 イ・ミンギュ サンマーク出版

「先延ばし」にしない技術

実行力こそが大事なのだ。学んだことを、どのように実行できるか、できる限り落とし込んで考えることが大事だ。今、思うと、私はずっと昔から健康に関心があったし、整体のスクールに行ったり、食養を学んだり、いろいろ学んでばかりいましたが、実行していなかった。頭の知識は豊富だったが、実践していないため、語れるだけのものがなかった。

足りないのは実行力

「99％の平凡な人たちも、数千通りの優れたアイデアを持っている。ところが、彼らは実行しない。一方、1％の特別な人たちは違う。彼らはアイデアを必ず実行に移す。」（P2)

「同じ能力を持ち、同じことを願っている人でも、結果が千差万別なのはどうしてだろうか。それは、成果が力量と実行力を掛け合わせた値で決まるからだ。つまり、「成果＝力量×実行力」だ。・・・才能や知識、アイデアがいくら優れていても、実行力が0点なら成果もやはりゼロになってしまうのだ。すべての偉大な成功は、必ず実行することによって成し遂げられる。実行しなければ何も成し遂げることはできない。」（P2-3)

引用：「先延ばし」にしない技術 イ・ミンギュ サンマーク出版

痛い指摘、まさにその通りだ。わずかでも良いので、実行しなければならない。一つでも実践すると語れることは無限にある。簡単なノウハウも、実行してみると簡単ではない。さらに工夫の余地があるのだ。そこに、自分なりのノウハウが生まれる。100の勉強より、1の実行のほうがはるかに重要だ。自分の体験を通してのみ、発信することができる生の情報がある。

「やらないよりまし」

私自身が、実行力を鍛えるために、取り組んで効果的だった試みがある。おなじみ、セルフトークの力だ。セルフトークを変えれば人生が変わる。少なくとも、そのきっかけにはなる。

心の中のつぶやきを変えれば、人生が変わる　セルフトーク超入門

私は完全主義の傾向が強い。これまで3日坊主で、幾多の習慣に挫折してきた。早起きはもちろん、英語学習、ダイエット、ランニング、水泳、数え上げるときりがないほど、いろいろなことにチャレンジして、道具を買いそろえて、本をたくさん読んで、情報商材を買って、コーチングしてもらって、結局挫折。

一度、挫折してしまったときに、自分の中で再生される独り言があった。「これ以上やっても、どうせ無駄、今回もできないんだから」。0か100かの極端な考え方だ。一度、階段から足を踏み外したら、下まで転がったのと同じ、と考えちゃうんだ。自己分析して、自分のこういう考え方の傾向に気が付けるようになった。そこで、セルフトークを、このように変えてみた。

×「どうせやっても無駄」
↓
〇「やらないよりまし」

驚くことに、私の実行力を鍛えたのは、この一言だった。どんなことも、全くやらないよりは、やったほうがましだ、と考えただけ。100点はとれないかもしれない。でも、5点はとれる。5点は低評価だが、0点よりまし。

糖質制限を実行するのは大変だった。なんだか、わ～っと糖質が食べたくなることもある。でも、「夕飯だけは糖質を食べないようにするか、やらないよりましだし」、こうつぶやくことで、夕食は糖質制限に成功するようになった。

１％の成長

「やらないよりまし」「やらないよりまし」この言葉が、一歩自分を進めさせる力になると確信している。

「1％でも昨日とは違う、新しいことを、毎日ひとつずつでも実行していけば、じきにこんな風に思えることだろう。「～～をしたら～～もできる」。」（P264)

「小さなことを、ひとつだけ選ぼう。そして、今日すぐに実行に移そう。明日も、あさっても、しあさっても、毎日ひとつだけ実行しよう。」（P263)

引用：「先延ばし」にしない技術　イ・ミンギュ サンマーク出版

#イ・ミンギュ   #サンマーク出版 #「先延ばし」にしない技術 #セルフトーク #セルフヘルプ心理学