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セロトニン不足チェックリストをやってみたが、かなりの高得点だった話。

メンタル不調の原因がセロトニン不足にあることが分かった。長年、悩み続けてきた多くの不調の原因が突き止められたような気がする。寝起きの悪さとか、元気が出ないこととか、不安障害とか、頻繁に落ち込むこととか、元をたどれば、セロトニンが出にくい生活習慣をしているからだと分かってきた。なんだ、自分のせいだったか。

最近、セロトニン研究の第一人者の有田秀穂氏の「セロトニン脳」健康法を読んで、セロトニン不足かどうかを確かめるチェックリストをやってみて、かなりの高得点をマークした。

セロトニン不足チェックリスト

結論から言えば150点満点中、71点だった。これは有田氏の分類では「セロトニン欠乏脳」で「6か月から1年のセロトニントレーニング」が必要だとのこと。チェックリストの中で、きわめて強い症状(3:強くある)をつけた項目を紹介してみたい。

朝の状態
・朝、すっきり目ざめない
・朝から疲れている

自慢じゃないけど、朝に弱い。これは学生時代からだ。起きられなくてひどい。朝がブルーで生きるのが辛いと思う。だんだん元気になり夕方くらいから、ようやくエンジンがかかるタイプだ。

健康な人は、朝方にかけて少しずつセロトニンが分泌されて、有田氏の言う「クールな覚醒」をする。つまり自然に目が覚めて、スッキリ起きられるのだ。朝の体調や気分を調べれば、セロトニンが足りているのか、不足しているのかすぐに見極められる。

睡眠の状態
・就寝時、途中で起きる
・夢を見る

寝つきは良い。睡眠至上主義を標榜して、とにかく寝ることに人生をかけているだけあって、眠りにつきやすい体質だ。でも、眠りの質はよくない。とくにひどいのが悪夢だ。とにかく嫌~な感情を呼び起こす悪夢ばかり見る。

自律神経の状態
・低体温
・低血圧

私は、綿樽日誌で毎日、体温・血圧を記録しているから、よくわかる。体温はだいたい35度前後で、朝方は34度台のこともある。血圧も男性にしては低めだ。体温を上げるために、ヒハツ(ロングペッパー)を摂取したり、運動したり、色々試したけど、どうも上がらない。これも、セロトニン不足の症状のひとつなのだ。

表情や姿勢
・表情がトロンとしている
・背筋が曲がって弱い
・すぐにしゃがみこんでしまう
・声が小さい

これだ!と思ったね。昔からとにかく「覇気がない」と言われて育った。「あんたを見るとやる気がなくなる」と母親に言われたこともある。歩き方もダラダラ、まるで動物園のクマのようだ。最近、自撮りして、あまりに老けた自分の顔にびっくりした。目の下にクマができて、シワだらけ。疲れ切った老人のような顔になっていた。

漢方で言う「気虚」ではないかとか、甲状腺機能低下症ではないかとか、副腎疲労ではないかとか、色々疑って、様々なサプリを飲んでみたけれど解決せず。これは、つまり、セロトニン不足の症状だと考えると、スッキリする。

痛みについて
・原因がはっきりしない痛みがある
・ちょっとした痛みに騒ぐ

悲しいことに、信じられないくらい痛みに弱いのだ。大人になってからも歯医者さんに行けない。つい最近も、右胸の差し込むような痛みに苦しんでいた。色々調べても、どこにも原因はないのだ。

メンタルヘルス
・落ち込みやすい
・嫌なことが気になる
・不安だ
・引きこもる
・不快なフラッシュバック

メンタルの弱さに関しては、折り紙付きだ。だから、このブログを立ち上げたのだから。主に困難なのは不安障害だ。特に、病気不安はひどい。おかしいのは分かっているけれど、一度始まると止められなくなる。

生活様式
・パソコンを長時間使う
・身体を動かさない生活
・運動が苦手
・太陽を浴びることがあまりない
・簡単に解決できない問題がある
・依存症の傾向がある

この項目は、もうそのまま、セロトニンが不足する原因を明らかにしている。パソコンを長時間使う(体を動かさず、外に出ない)生活が、セロトニン不足に結びついているのだ。

【実験】セロトニントレーニングを開始

有田氏によると、私は6か月~1年のセロトニントレーニングが良いという。1日5分~15分で十分だ。とにかく毎日コツコツ続けることで、セロトニン自己受容器の数が増えてくるのだという。そこで、今月からセロトニンを出すために、2つのことを努力し始めた。

第一に、セロトニンウォーキングだ。目的は運動ではなく、陽の光を浴びることなので15分・1キロ弱・2000歩未満で良い。ちょうど、町内をグルっと回るとこの程度だ。朝イチは無理だけど、8時半~9時の間、できれば仕事初めにクルっと回ってきたい。すでに、ここ一週間はこの習慣を保っている。

そして、第二にナイアシンのサプリを徐々に増量すること。タンパク質は十分に摂取しているけれど、体内にナイアシンが不足していると、タンパク質はナイアシン合成に優先されてしまいセロトニン合成が不足する可能性がある。もともと、ナイアシンが不足しやすいタイプってのがいるのだ。メンタル系の弱さを持つ人は、ナイアシンサプリがおすすめだと言われる。

ナイアシンはいきなり量を増やすと、ナイアシンフラッシュが大変なことになる。徐々に増量しながら、3000㎎を飲めるくらいまで増やすことを目標にしていく。これも、今月から始めている試みだ。

今は2021年2月なので、2021年8月まで継続できれば半年だ。セロトニン分泌がうまく行くことで、体調やメンタルがどう変化するか見てみたい。

あさイチのセロトニン特集も保存版だった、記事にまとめてみたので参考にしていただきたい。ほぼ同じようなことばかり書いているけど。


大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq