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#ADHDあるある:発達障害児にとって学校は酷な場所だ。ASD/ADHDの可能性を伸ばす教育を。

どこから、どこまでが発達障害か、かなり見極めが難しい人が多いのだと思う。「普通って何だろう」という問い。30年も発達障害を診続けている精神科医・本田秀夫氏のドキュメンタリーを見ながら考えた。

本田氏は発達障害の児童を決して責めない、すべてを受け入れる。発達障害を治すものだとは考えていないからだ。自身もASDやADHDの傾向を持つからこそ、気持ちが分かる。番組の中では、ASDの傾向を持つ父親が個性を活かしつつ幸せに生きていることを考える本田氏の姿が映し出される。

発達障害児に学校は酷

発達障害だから!と決めつけて、特別扱いすべきではないと私も思う。しかし、発達障碍児にとっては、学校のような画一性が求められる場所は本当に大変だ。まだまだ、自我が成長しきっていない中で、みんなと同じようにすることを強要され(それができない)るわけだから。

私にとっても学校は苦労の連続だった。みんなが苦も無くできることが、できないのだから。発達障害は15人に1人だから、クラスに2~3名は、こういう子がいることになる。

生活するだけで苦行だ。だいたい、これほど背景も個性も違う一人一人を一同に集めて同じように教育しようというシステムに問題があるのだろう。

本田氏は、無理して学校に行かなくても良いと発達障害児に優しい声をかける。しかし、彼らはだんだん受けいられて自信を取り戻すと、自ら学校に行こうとするのだ。行かなきゃ、行かなきゃと思ってんだよね。私も、毎朝、毎朝のIBS(過敏性腸症候群)は本当にきつかった。体が必死で訴えていた。

下手にラベルを貼りたくはないけれど、発達障害に理解のある大人が少しでも増えればよいと思う。そして彼ら(僕ら)の長所を最大限に伸ばせるような世界が開けば、ああ、どれだけよいことだろう。

発達障害を30年も見ている人って、なかなかいないだろう。良い経験も悪い経験も重ね、深い次元で発達障害を診ている本田氏に学ぼうと思って下記の本を購入。比較的近年に発売されている2冊。これからゆっくり読んでみようと思う。


大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq