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ストレス対策とは「どこにいてもやっていける自分を作る」こと!〜折れない心のつくり方〜

傷ついても、即座に立ち直ればいいだけだ!

後悔

理想の自分を掲げて挑戦の日々を送っていると、思いどうりにならなくて挫折するということはよくあることです。

悩んでいることは、今までやらなかったことでしょうから、何かしら新しいアクションが必要です。

しかしながら人間も生き物なので、現状維持を好むように脳が設計しています

新しいことは予想できないことの連続です。

だから、うまくいかないことの連続で、挫折してしまうこともあるでしょう。

本当は、一旦挫折してもまたやり直せばいいのです。

一回失敗した分、前よりもうまく積み上げられるはずですから。

挫折に耐えられなくてやめること、が問題なのです

失敗したショックは大きいので、丸裸だと耐えられなくなるものです。

だから、成功するまで挑戦したいなら

「折れても即座に立ち直るような心」

を持つ必要があります。

今回紹介する著書『折れない心のつくり方 人生が変わる21日間プログラム』は3週間で立ち直る心を抱く具体的なトレーニングが記載されています。


「自分は何をやってもダメなんだ」、と思う方に応用ポジティブ心理学の研究機関コンサルタントが最先端のトレーニング法を教えます。

キーワードは『レジリエンス』

戦う

人生がいいことばかりなら、苦しいと思うことはありません。

実際につらいと思う方がいるなら、苦しいことがある証拠です。

自分自身も、何回も挫折していますし、まだ立ち直れない部分もあります。

でもそれでも諦めきれない部分もあるから、「レジリエンス」を鍛えるのです

レジリエンスとは、「折れない心」のことです。

レジリエンスは鍛えられることが最先端の研究で明らかになっています。

そして折れない心があれば、挫折してつらくて諦めるということは無くなります。

生きるうえで、不可欠な強さや障害を乗り越えるためにチャレンジして教訓を得る能力は非常に重要と言えます。

特に正解がないと言われるこの時代において、

言い換えれば「正解を作る」ことを求められるこの時代においてことさら重要でしょう。

3週間で「折れない心」をつくる方法

いい習慣 悪い習慣

本書では1日1ステップで「レジリエンス」をつくる方法を提示しております。

ここでは1週間単位で何をすればいいのかを解説していこうと思います。

「レジリエンス」を身につけるには以下の3要素が必要になります。

1.自分を見つめる
2.精神を見つめる
3.社会を見つめる

上から順に身につけていくことを推奨します。

1.自分を見つめる

まずは自分がどうやったらできるようになるのかを考える習慣をつけることです。

そのためには

・習慣化できるものを探す
・希望を持つ
・健康でいる
・少しずつコントロールする
・ユーモアを持つ
・自尊心を持つ

そして最後に「自分を知ること」を掲げています。

「健康でいる」ことや「ユーモアを持つ」といったことはストレス耐性を高めるために重要なので、基本的なスタンスとして持っていましょう。

大事なのは

「譲れない部分」がどこにあるか

を探すことです。

自分が諦めきれないモノを探し、少しずつコントロールし、そんな自分に希望を持って、自尊心が芽生えて、習慣化することが大事なのでしょう。

2.精神を見つめる

そんな自分を知ることができたら次は精神です。

精神性を高めるために

・現実的な楽観思考を持つ
・マインドフルになる
・思慮深い行動をする
・柔軟でいる
・忍耐強くなる
・受け入れる心を育む

と、最後に「精神性を重視する」と述べています。

いずれも、エビデンスのある「レジリエンス」を強化する方法です。

ちなみに「思慮深い行動」とは、言い換えれば「自分を裏切らない」ことです。

倫理観や道徳性をもち、一貫した精神性をもつことで自分自身を信用することにつながります。

また、相手からも信用されやすい人間になりますので、信用第一のこの社会で必須のモノと言えます。

3.社会を見つめる

自分を見つめ、強固な精神性を持ったら最後に社会と関わりをもつことです。

信用できる自分を形成することで、繋がりを確実に構築することが狙いです。

そのために

・独創的な発想で乗り越える
・人と関わり、心の知能を磨く
・目的をもつ
・実際に課題を解決する
・人と繋がる
・人に尽くす
・日々感謝する

自分の課題を認識し「譲れない部分」を解決するためにはどこかで誰かの力が必要になります。

しかし、自分自身が相手を裏切る行為をしていたら繋がったところで信用できない自分の出来上がりです。

だから、前のステップで精神性を育むことが重要なのです。

諦めない自分を作った上で、課題を解決し、独創的な発想で乗り越えていくことです。

「こいつは絶対に諦めないな」と信用を勝ち取ることができれば、人は安心して仕事を振るものです。

そして、自分自身も結局自分ひとりでは解決できなかったな、と痛感するものです。

だから感謝できますし、自分自身も凡人ですからその分誰かに助けられていることを痛感します。

『レジリエンス』は凡人にこそ持つべき能力だ

カリスマ性

凡人ゆえに、ひとりじゃ解決できない課題が盛りだくさんです。

ホントに、仕事をするときは感謝ばっかりで力が湧いてきます。

引っ込み思案な自分ですがそれでも関わって、協力して仕事をすることは凡人に残された唯一の手段だと言えます。

だって、凡人ゆえに「できない人」の気持ちがよく分かるのですから。

「できない」と痛感しながら、それでもなお挑み続け、磨き続けることが欠かせないのです。

だから協力して、一緒にやり続けることが非常に大切です。

そんなことをしていたら「裏切ること」なんてできませんよ。

裏切らないためにも「レジリエンス」は非常に重要な能力といえます。

そして具体的なステップが載っている本書は勉強になりまくりました。

諦めない心を作りたい人はぜひ読むべきです。

amazon.co.jp/dp/4596551103/

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