テクニック3【結果よりプロセス重視】
私たちは子供のころから
「100点を取る」教育を受けています。
ビジネスの世界においても、
「結果がすべて」と言われます。
これは、目標達成能力を身につけるためには、
必要な考え方です。
でもその反面、「100点以外は無意味」とか
「結果が出なければ意味がない」という考え方も
持ってしまいます。
この考え方が頭の中を支配してしまうと、
「結果を出していない自分は無能」
という感覚を持ってしまいます。
そこから自己否定や自信の喪失が生まれ、
やがてうつ状態を引き起こしてしまいます。
結果にフォーカスしてばかりいると、
常に完璧でなければならないと思うようになります。
当然、パーフェクトな人間などいませんから、
何回かは出来ていない自分に遭遇する羽目になり、
その都度落ち込むことになります。
私が担当したクライアントの中にも、
こういった思考パターンの人が多くいました。
「出来ない自分が情けない」
「でもそれに対して何も出来ない自分も情けない」
もう悪循環のなにものでもありません。
私はこういった人に、
「結果ではなく、プロセスに目を向けてください」
とお話します。
結果と言うのはあくまでも、
「そういう事実が起こった」
というだけにすぎません。
それ自体には、良い悪いは存在していません。
それを、
「出来ていないからダメ」
と決めた時点で、それはダメなことになります。
逆に、
「思ったような結果ではなかったけど、自分は頑張った」
と思えれば、良い経験になります。
結果が出なかったからダメではありません。
結果はどうあれ、頑張った自分は確かに存在する。
そのプロセスを認め、素直に自分を褒めてあげましょう。
はい。今日はここまで。
結果はどうあれ、頑張った自分は確実に存在します。
どの自分を無き者にしてはかわいそうすぎますよね。
頑張った自分を認め、素直に褒めてあげましょう。