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自己紹介と、私がSNSを通じて思うこと

精神科医のDr.ヒロです。
ヒロとはどういった人物で、どのような考えを持っているのか。
それを知ってもらったうえで、私のnoteやTwitterを見ていただけたらと思います。

【目次】
・私の経歴
・自分が精神医学に興味を持ったきっかけ
・Twitterを始めたきっかけ
・私の抱えるテーマ
・SNS開始1ヶ月が経過し見えてきたこと
・「SNS×精神科医」で何ができるのか?

私の経歴
サラリーマンの家庭に生まれる。医学部の同級生には、親が医者という人が多いが、私は一般家庭に生まれ、特に親が高学歴というわけでもない。英才教育を受けたわけでもなく、幼少期の習い事は体操教室と水泳くらい。

中学受験という文化もない地方で生活しており、公立高校に進学。そこは、よくある地方の進学校で、受験に向けて真面目にお勉強しましょうというところ。周りと同じように勉強をし、良すぎず悪すぎずそこそこの成績。

ターニングポイント①父の死と医師になることへの決意
高校1年の時、父が心疾患で亡くなった。突然のことだった。漠然と考えていた将来について、人の命を救う医師を目指す事を決意した。

医学部受験。しかし、自分への甘さから現役では合格できず。予備校での一浪の末に、地方国公立大医学部に合格。

なんとか留年せずに医学部を卒業し、医師国家試験も合格。
夢見ていた医師としての人生が始まる。

初期研修では、3ヶ月で違う診療科に異動になるため、科によってはやりがいを感じることもあれば、厳しい指導環境のために非常にストレスフルな毎日を送ったこともあった。ただ、ストレスも3ヶ月で終わりが決まっていたので乗り切ることができた。

ターニングポイント②小児科と精神科
研修医の間に、以前から興味のあった精神科に進むことを決断。ただ、小児科研修では、こどもの可愛らしさと周囲に幸せをもたらす力に魅せられ、こどもに携わる仕事がしたいと感じ、児童・思春期領域の精神科を専門に目指すことを決める。

2年初期研修を経て、精神科医へ。
現在、精神科病院で勤務。精神科専門医・精神保健指定医を保有。
成人の精神科診療に加え、不登校などの思春期患者も担当している。


自分が精神医学・心理学に興味を持ったきっかけ
中学生時代、メンタル系の自己啓発本を読み、本で読者を元気付けたり、考え方・価値観を変えることができることに驚きを覚え、精神・心理学領域の面白さに興味を持つ。


Twitterを始めたきっかけ
うつ病診療の中で、休職・退職した患者さんがなかなか復職できないケースを目の当たりにした。社会に適応できなくて休んでいる人が、結局は会社員という、自分を会社の環境に合わせなければいけない事に限界を感じた。
そんな中、起業とSNSに関する情報を目にし、Twitterの世界に興味を持つ。
SNSの世界を調査すべく、2019年1月よりTwitterを開始した。


私の現在の抱えているテーマ
精神的不調からの社会復帰の支援に加え、現在、私が取り組んでいるテーマは、「不登校支援」である。
カウンセリングなどの精神科治療で解決されるケースもあるが、それだけではどうしても介入できる守備範囲が不十分に感じている。何かもっと他に出来ることはないかと日々悩んでいたところに、不登校ともフリーランスや起業が親和性があることがわかった。


1ヶ月が経ってわかったこと
Twitterには、メンタル面から見ていくつかのタイプの人がいることがわかった
①今、病気で苦しんでいる人
彼らは自分の辛さを言葉にしたり、お互いに励ましあったり支えあったりしている。
②病気を乗り越えて進み出している人
辛かったの過去を乗り越え、自分のできることを始めている。一方で辛い思いをした経験から、有益な助言や他者への思いやりとった形で活用している。
③支援者
職業として、事業として、ボランティアとして、精神的問題を抱える人の支援を行なっている人もいる。
④そういった人たちに温かい気持ちで応援、アドバイスをしてくれる人
専門性はないが、豊富な人生経験や素晴らしい人間性から、他者を温かく見守り、応援やアドバイスを行なっている人もいる。


SNS×精神科医で何が出来るのか?
まだ、考え続けている段階です。
現時点で考えたことを箇条書きにします。
・情報収集(支援者、当事者、回復者、普段関わりのない領域の話題など)
・情報提供:発信(啓蒙)、アドバイス(患者さんへ、フォロワーさんへ)
・人とのつながりの大切さを広める
・不登校支援
・休職者支援
・Twitterの安全な活用法の提唱
・現在健康な人がメンタル不調のリスクを知ることで、予防につなげる(特に、学生、就活生、新社会人など)


メンタルのケアやサポートを必要としている人や、今後必要になる可能性のある人に、何らかの意味のある情報発信を行なっていきたいと考えています。

Twitter:Dr.ヒロ@メンタルケア・サポート@Dr_HIRO_mental

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