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ゾンビに催眠はかかるのか?

 ゾンビには二種類あります。

タイプ1;ゆっくりしか歩けないゾンビ
   代表作は
   ジョージ・A・ロメロNight of the Living Dead
    いわゆるゾンビ物の始まりという画期的な作品。
    それまでのモンスター(吸血鬼、狼男)とは違い、人を喰うという
    行動理念しかなく、頭部破壊しか止める方法がない。
タイプ2;走るゾンビ
   代表作は
   ダニー・ボイル28 Days Later
    走るゾンビが初登場した画期的な作品。
    もはやうすのろではないし、ばてることもない。
    こいつらに襲われたら、死が確実に待っている。

 タイプ1のゾンビは、脳幹しか作動していません。ですから常に深トランス状態、夢遊病状態です。だからゆっくりとしか動けないんですね。
 ということは、暗示がはいるはずです。襲われたら「止まれ!」と大声で暗示すると良いでしょう。

 タイプ2のゾンビは、脳幹、大脳辺縁系、前頭連合野以外の新皮質が作動していて、前倒連合野だけ作動していないので、軽トランス状態です。ですからゾンビの食欲を抑える暗示は入りにくいでしょう。
 でも催眠をかけて深トランスに持っていくことはできそうですから、催眠術ができる人は生き残る可能性があります。

ゾンビから生き残るためにも、催眠術を覚えましょう!

参考文献
 ヴァースタイネン、ヴォイテック『ゾンビでわかる神経科学


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