私がメンタルによいと思ってやっていること:サウナ編
皆さんは、日々のストレスや疲労をどのように解消していますか?
私が習慣的に行っているのがサウナです。週1~2回ほどは近隣の銭湯に行きサウナに入ります。ひと昔前は、サウナと言えば「おじさんが入る」イメージがありましたが、今は「サウナ女子」という言葉もあるほど、女性にもサウナが浸透し始めています。個人的にはサウナはメンタルにとてもよいと感じているので、その具体的なメリットについてご紹介します。
サウナの基本的な効果
1. 脳疲労の軽減と自律神経の調整
サウナに入ると、まず脳疲労が軽減される効果があります。高温のサウナに入り、その後冷水に浸かることで、交感神経が一時的に優位になります。この時、脳は危機的状況を感じ、アドレナリン、ノルアドレナリン、エンドルフィンというホルモンが分泌されます。アドレナリンやノルアドレナリンは集中力を高め、頭が冴える効果があり、エンドルフィンは多幸感や体の修復を助ける作用があります。その後外気浴をすると、副交感神経が優位となります。この交感神経と副交感神経を強制的に切り替えることで、自律神経が整えられ、脳疲労も軽減されます。私は精神的な疲れを感じた時や、心がもやもやしている時(脳が考えすぎている時)は、脳をリフレッシュさせるためにサウナに行きます。
2. 睡眠の質を向上させる理由
サウナのもう一つの大きな効果は、睡眠の質を向上させることです。これは、サウナ後の外気浴や水風呂で深部体温が下がり、末梢体温が上がることに関連しています。この温度差が自律神経を整え、眠気を誘発するため、より深い睡眠が得られるのです。寝る1時間半前くらいにサウナを出るとちょうど布団に入るときに眠気がやってきて、自然に深い眠りにつくことができます。
3. その他の健康効果
肉体疲労の軽減: サウナは肉体疲労の軽減にも役立ちます。高温で血行が良くなるため、疲労物質が体外に排出されやすくなります。
美肌効果: サウナは美肌効果も期待できます。汗をかくことで毛穴が開き、皮膚の汚れや老廃物が取り除かれ、肌がきれいになると言われています。
ダイエット効果: さらに、サウナにはダイエット効果もあるとされています。発汗によるカロリー消費と新陳代謝の向上が、その理由です。
ととのうとはなにか?
サウナの醍醐味といえば「ととのう」です。「ととのう」は、「宇宙にいく」とか「天に上る」などと表現されることもありますが、私は「頭が真っ白になりふわふわ浮く」感じがします。日によっては頭の中に電気が走り、ぼ~とする感覚もあります。体調によってはととのえない日もあるので、ととのう感覚がきたときは「キタキタ~!」なんて興奮しています。
医学的には、サウナ+水風呂に入ることで、交感神経が優位となり、先程説明したアドレナリン、ノルアドレナリン、エンドルフィンが分泌されます。その後、外気浴をすることでリラックス状態となり副交感神経が優位となります。しかし、アドレナリンやノルアドレナリンはすぐにはなくならず(半減期が2分程度)、身体はリラックスしているのに、アドレナリンやノルアドレナリンが残っているという身体にとっては特殊な状態となる。これが「ととのう」が発生する状態と言われています。「ととのう」ためには、サウナ+水風呂+外気浴のセットが重要です。
ただし、誰でもサウナが有効かというわけではないと思います。正しく入れば安全性は高いですが、身体に負担をかける行為のため、体調が悪い時や飲酒後は避けてください。
まとめ
サウナは、脳疲労の軽減や自律神経の調整、睡眠の質向上、肉体疲労の軽減、美肌効果、ダイエット効果など、多くのメリットがあります。科学的にもその効果は裏付けられており、正しい方法で取り入れることで、心身の健康を維持する強力なツールとなります。自分に合ったリラックス方法を見つけるためにも、もし興味がある方はサウナを試してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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