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アルコール依存性-否認の病脱却に向けて②

前回投稿した記事の続きです。前回のまとめ

アルコール依存性は誰もが罹る病であり、かなりハードルを下げること。自分の飲み方に疑問を持ったらアルコール依存性かもと思った方が良いが良いこと。

◼️認めない限りは助けも求められない

否認の病を脱却するには、ただ一つ。自分がアルコール依存性であることを認めることです。

ただただ、これだけの事です。しかし、この認めるというのが本当に難しいのです。

私は、人生=酒、酒の飲めない人生なんて価値が無いレベルで真剣に思っていました。

アルコール依存性であることを認めることは、その自分を否定してしまうからです。

一方、自分がアルコール依存性であるということを自分で認めない限りは、延々と進行していくばかりです。

認めた上で周囲の人の助けを求めることは可能ですが、認めない以上誰も助けてはくれません。

私も完全にアルコール依存性の否認の病から抜け出したのは断酒2ヶ月位たってからの気がします。

◼️否認から腑に落とすということ

私は断酒を始めて、初期離脱症状に苦しみ、アルコール依存性のことをずっと調べました。

また、断酒の先生である小太郎さんのコミュニティに入り、毎日のように投稿しました。

今考えると、私が否認の病から脱却出来たのは下記の事が腑に落ちたからです。

今の自分にとってもうお酒は害でしかない。お酒の無い人生を歩んでいこう。

書けば当たり前のことです。誰でも「まあ、その飲み方してれば酒止めとけよ」って思うはずです。

しかし、これを自分毎として腑に落とすには大きなハードルがあります。アルコール依存性について調べれば調べる程、時には

アルコールは害悪だ
アルコール依存性になったのはストレスの性だ
何時からお酒を控えてれば、アルコール依存性にならずに済んだのだろう

のような感情に教われます。この段階ではアルコール依存性ということの知識を得ただけです。まだ自分毎にはなっていません。

◼️ありのままを受容するということ

お酒だけが悪いのでは無い。環境の責任でも無い。ただここまで飲んでしまうという選択をした自分は良くなかった。そして、今の自分にとってはもうお酒と共に人生を歩むことは出来ない。

と、今+自分+お酒の組み合わせの悪さを腑に落とすことです。

過去を嘆いたり、環境を嘆いても仕方ありません。ただ、ありのままの自分の状態。今の自分とお酒の組み合わせがもう駄目なんだと受容することから、私の否認は収まりました。

色々書いても上手く纏まりませんね。もうしばらく推敲して、別途、否認の病について投稿していきます。

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