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カウンセラーになりたがるな

メンタルトレーナーやカウンセラー、
行動心理士などの資格を保有しながら、
日々「メンタルケアCafé 綾瀬」で
年間1000件以上の
カウンセリングやメンタルコーチをする
綾瀬 修がそう言う。

最近、中学生や高校生に、
「カウンセラーさんになりたい」
と相談されることが増えてきた。
いやいや、綾瀬、
それは非常に良いことではないか。
うむ、確かにそうなんだ。

重要なのは動機

なんでなりたいのか。
ここに大きな分かれ道がある。

もしも、

「私みたいにツラい思いをしている人を
助けてあげたいと思うから」

という動機ならば、
正直、カウンセラーにはならないでくれ。

誤解を生まないために補足すると、

「過去にツラい日々があり、
それをカウンセラーさんの支えで
乗り越えることができて、
私もそういう存在になりたいから」

ということなら、
是非とも最高のカウンセラーを
共に目指していきたい😌

今、まさにツラい思いをしていて、
何もメンタルの整理ができていない、
そういう状態で目指すものではない、
ということだ。

カウンセラーになるということは、
紛争地帯に足を踏み入れるのと同じだ。
自分がいつ銃弾を受けるか分からない。
誰もが自分に好意を持って
話してくれるとは限らないのだ。
人を嫌いになってしまうリスクだって
背負っているのも事実なのだ。

クライエント以上に自分を支える

クライエントに寄り添うためには、
寄り添えるだけの大きな余裕が必要だ。
支えるためにはパワーが必要だ。
筋トレをしてムキムキになるためには、
野菜やたんぱく質を摂取し、
規則正しい生活をし、
正しい方法でトレーニングをする。

何も食わず飲まず、寝不足で
日々ストレスが溜まりに溜まり、
順序もバラバラで適当なトレーニングでは、
筋肉など付かないし、
怪我を確実にするだろう。
クライエントより先に
自分が倒れてどうするのだ、ということだ。

本当の資格

正直、産業カウンセラーだったり、
民間のあらゆるカウンセラー資格、
公認心理師や臨床心理士等々、
資格によってできる範囲が様々あるが、

「それはあんた意志が弱すぎだよ」
「なんで眠れないのか分からない」
「黙ってないで喋りな、時間もったいない」

国家資格を取っていたって、
こういうカウンセリングをする人は
残念ながら少なくはない。
当然だがこんなカウンセリングは、
素人以下であり、
カウンセリングをする立場に
いてはいけない。

本当に必要な資格は紛れもなく、
【人間力】【経験】だ。

人に元気を与える素質が必要だ。
励ますことができる存在、
勇気を引き出す力、
笑顔を取り戻させる器が、必要だ。

私が元気で、広い心と視野がある。

それでこそカウンセラーになる意味がある。



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