読んで楽しい、すっきりする定番絵本②
絵本の音読でストレス発散できている話。その②。
前にも書いたが、本気で絵本を読むのはとても楽しい、すっきりする。
声を発するというのは、ストレス軽減効果があると思う。
絵本の世界に入り込んで、ストレス発散。
今回は第2弾。
■スイミー
レオ=レオニ 作
谷川俊太郎 訳
私が小学校2年生の時の学芸会の題材となった「スイミー」
個人的には「ぐりとぐら」に次ぐ定番絵本だが、世間ではどうなんだろうか。
この絵本は、絵はもちろんだが、とにかく訳が秀逸で美しい。
倒置法や比喩の使い方が絶妙で、読んでいてとにかく気持ちが良い。
ページ数も少ないので、繰り返し読みやすい。もう30回以上は読んでいると思う。
ナレーション、スイミー、赤いさかなの3パターン声を使い分けて読む。大半はナレーション。
「スイミー」は、平和→恐怖→悲しみ→元気を取り戻す→喜び→協力→平和と、感情の描写が多い。
読み方の速度や強弱をつけやすく、大変読みがいがある。
私は、スイミーがだんだん元気を取り戻すシーンと最後のシーンが特に好きで、情景描写がとにかく美しい。
まるで自分が海の中にいるような感じで読むのが最高に気持ちが良い。
ずっと読んでいたいくらい。
スイミーは、なんとなくさわやか好青年な感じ。赤いさかなは、弱々しい少年風に読んでいる。
この絵本は、絵がとても綺麗で、絵の邪魔にならないところに文字が配置されているところも気に入っている。
0歳の娘もスイミーの絵が好きなようで、絵本を開くと近づいてくる。
1人じゃできないことをみんなで協力して解決するというのも、子供に伝わりやすく良いテーマだと思う。
絵、内容、読んで楽しい、子供も喜ぶ。
私の中では、まさに☆星5つ☆な絵本である。
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