
【MENTA対談】未経験からエンジニアに転職成功!採用で見られているホントのところ
こんにちは!
「教えたい人」と「学びたい人」を繋ぐマッチングサービスMENTAの公式キャラクター、MENTA君です🦊
今回は、エンジニア転職を成功された木村さんに、未経験転職の本音やMENTA活用方法について詳しく伺いました!
<メンティー>木村さん(@K2020_js)東京都在住。新卒から建材の会社で営業マンとして働く。プログラミング学習を開始して、見事転職を成功させ、2022年1月からエンジニアの道へ。
<取材したメンター>
安達さん(@adachin0817)通称あだちん
ホスティングや大規模な広告配信のインフラエンジニアとして数社携わる。SREとして2018年にランサーズへ入社。MENTAでは、総合ランキング上位であり、未経験向けにインフラのメンタリングをしている。
※下記インタビューでは、メンティーの木村さんを『木村』。メンターの安達さんを『あだちん』と表記しています。
エンジニア転職について

MENTA君、あだちん:まずは未経験からのエンジニア転職おめでとうございます!
MENTA君:今回は木村さんについて色々とお話できればと思います。
MENTA君:転職をしようと思ったきっかけはありますか?
木村:元々、以前住んでいた福井を紹介するブログを書いていたのですが、ブログの作り方をもっと知っていきたいと思い、プログラミングの勉強をはじめたことでIT業界への興味が湧いてきたことがきっかけです。
木村:その後、より深くプログラミングやWebについて知りたいと思い、プログラミングスクールやMENTAの利用をはじめました。
MENTA君:前回のインタビュー時は、技術の基礎力を学んでいきたいと話をされていたと思います。そこからすぐに転職活動を始められたんですか?
転職先は、参加していた勉強会からの紹介で
木村:既にその時(※2021年夏頃)から転職活動をしていたのですが、諦めずにやっていた結果、長らく参加していた勉強会の主催の方から声が掛かって、次の会社に行くことになりました。
MENTA君:そうなんですね!その勉強会は、どういったものなんですか?
木村:HarborSというコミュニティスペースで、定期的に集まって行うもくもく会でした。各々ひたすら作業して、途中で仲間と会話したりするものですね。
MENTAとの出会いは、思わぬところに
木村:以前、※ランサーズの平野さんも参加されていて、その時に「MENTAを活用して、ランサーズに入ったんです」「MENTAめっちゃいいですよ!」という声を聞き、その時に初めて知りました。
※あだちんさんをメンターにつけて、ランサーズのエンジニアに転職した元メンティー。
未経験エンジニアが評価されるポイント、実はココ!

木村:やはり、職種の繋がりが少ない営業からIT(エンジニア)だったので、面接では「なぜエンジニアに?」と特に聞かれました。
営業とは直接繋がりがないかもしれないのですが、ブログなどに興味を持ち、どんどん勉強していったところ、仕事に繋げていきたいなと思ったので、そのように回答していました。
あだちん:未経験エンジニアに求められるところって、「なぜエンジニアになりたいのか」を明確に言えることが非常に大事なんですよ。
未経験者って、正直なところ技術はあまり見られていなくて。基礎的な技術があったら、転職した後に現場で活用ができることが望ましいですね。
結局は、「なぜエンジニアになりたいのか」への回答や、木村さんのビジョンをうまく伝えられたことで、採用担当からポテンシャルを見出して内定を出してもらったのかなと思いました。
MENTA君:今回の転職を振り返ると、どんなところが採用担当に刺さったと思いますか?
木村:勉強に掛けた時間と、努力量を評価していただいたと思います。
また、選考フローで出された課題を提出したところ、「未経験でこれだけできるんだ!」と言っていただけて、採用に至ったというところもありました。
MENTA君:ビジネス職の選考フローとは違って、エンジニアでは課題が選考に入るものなんですね。
驚きの選考課題
あだちん:エンジニア職で、課題の有無は企業によると思うんですが、最初のテストは、どういった課題でしたか?
木村:がっつりアプリを作ってきてくださいという内容でしたね!笑
MENTA君・あだちん:え!!!敷居が高いですね。
木村:JavaScriptのフレームワークを使って、会社から出された要望を満たしたものを作ってくださいという内容でした。
あだちん:なるほど、要望に対してしっかり実装できるか、またはやりきるポイントを見られたんだと思います。
プログラミングスクールの限界を感じた時

MENTA君:具体的に、どのように転職活動の進められましたか?
木村:最初は、本当に右も左もわからない状態だったので、ドットインストールや、初心者向けの学習教材を使って、勉強し始めていました。
ただ、これだけだと本当に身に付いてるのか分からなかったので、プログラミングスクールに入りました。スクールを卒業してから、また独学で勉強し始めたんですが、基礎的なところでつまずくことが多かったんです。なので、プログラミングスクールだけだと、なかなか転職にも繋がらないなと思いました。
そんな中、勉強会に参加している時に、平野さんから「MENTAいいよ」と話を聞いたので、一度MENTAを使ってみようと思い、使い始めました。
勉強を進める中で、どんどん実装力も付いてきたようで、自分である程度作れるようになってきたかなと思います。
※木村さんが実際に利用していたプラン
MENTA君:そこから転職活動を進めていく中で、壁になったことはありましたか?
木村:実は、2回転職活動をしていて。プログラミング学習を始めたのが2020年で、スクール卒業してその年の10月に転職活動を始めたところ、採用担当に「基礎力が足りていない」だとか、スクールで教えてもらっていた「JavaScriptだけなのか」という声をもらっていました。他には、年齢の事もよく言われましたね。
MENTA君:その当時って、まだ20代後半ですよね?
木村:28歳ですね。
あだちん:新卒からエンジニアとしてキャリアを築いてきた場合、28歳の立場であれば、後輩の指導やリーダーのようなポジションなので、採用側は年齢の部分を少し心配される可能性はあります。
今の時代では、アプリケーションだけでなく、インフラ/サーバー周りなどもできなければなりません。
理由としては、現場だと大手以外ではインフラができるエンジニアが少ないので、アプリケーション兼インフラも作業を行なう傾向があるからです。
教えてもらった中で、よかった事
木村:独学でやっていても、なかなか気がつかない事に気がつけたと思います。MENTAでは、2人のメンターさんに課題を出してもらって取り組んでいたんですが、自分で課題をしているだけだと、コードが汚いとかエラーの解決法に、全然気づけなかっただろうなと。
あと、メンターさんからもらう課題に対してのヒントが最小限だったので、自分で調べる力がついたと思いますね。
MENTA君:メンター側からすると、メンティーに自走力を付けてもらう為に、敢えてそうされているんですか?
あだちん:それは、教える人によると思います。
例えば、木村さんは最初自走力が無いタイプで、対して少し課題を渡したら自分で調べて出来る人もいるんですよ。それは、地頭がよかったり、ネットで調べる力が前々からある人との違いかなと思っていて。
結局、エンジニアって現場に入ると、チームで技術のティーチング時間を割けられない事が多々あるので、そこに対して、結局は自分で実装しなければなりません。現場に入るまでに、メンティー側ではとにかく自分で調べる力をつけてもらうように訓練する形になります。
私のマネージャーに「考えるのをやめないでほしい」とよく指摘されます。”ベストを尽くしてとことん考えてもダメそうだったら、フォローしてもらう”というのが、自分の振り返りでもあり、成長に繋げられると思うので、MENTAで教えているんですよ。なので、教材を見ながら自分で勉強したとしても、たぶん頭に入らないと思いますし、次の日には忘れているかと思います。
よくエンジニア未経験の人から、「何か参考になる本は、ありますか?」と聞かれるんですけど、参考書を読んで現場レベルで実装することは難しいと思います。
なので、自分はエンジニアになって今年で9年目になるんですけど、自分の経験をまるっと、木村さんにお渡しする形で、現場レベルの技術を教えているので、そこに対しての木村さんの勤勉さがよくやったなと思うところですね。
勉強の質に関しては、これからご自身が色々な経験した後に、本を読んでみたらいいと思います。そこから逆引きみたいな感じで覚えていくのが、一番基礎的な部分の理解がさらに深まるんじゃないかなと思います。
未経験エンジニアの問われるところとは?

あだちん:木村さんの場合は、よく仕事しながら学習していたなと思います。前回のインタビューの時にもお話しましたが、深夜とかに、slackで連絡が来るんですよ!笑
木村:すみません。笑
あだちん:そういう、やる気、やりきる力というのが、やっぱり未経験エンジニアに問われるところ(どの職種も同じ)だと思うんですよ。
結局、面接していく中で、提出したポートフォリオに対して、採用側は何を見てるのかというと、やりきる力を見られていると思うんですよね。ポートフォリオの内容は、そこまで重視されていないと、私は思っているんですよ。
なので、やり切ったというのと、エンジニアとしてこうしていきたいというビジョンが、ちゃんと伝わればいいんじゃないかなと思いますね。
ストイックすぎる学習スケジュール
MENTA君:どういったスケジュールで学ばれていたんですか?
木村:19時頃仕事が終わってから、30分ぐらい仮眠をとって
MENTA君:!!!仮眠ですか?
木村:はい、その後、食事を取って、ガーッとやり始めて深夜までという感じですね。
あだちん:でも、私も新卒時代は、大学時代情報系でしたが、がっつり勉強したのは社会人だったので、睡眠時間を削ってやっていましたね。
技術は幅広いので、それくらい勉強しないと、エンジニアとしてやっていくには、不可能かなと思いますね。木村さんの場合、2年後には私より技術力が上がって、「安達さん、そんな事もできないんですか?」と言われたいです。
MENTA君:メンター、メンティーの立場が逆転しているかもしれませんね笑
あだちん:正直、それを求めていますよ。私たちのやってきたことを引き継ぎ、運用してほしいので、頑張ってほしいなって思っています。
転職先でのファーストステップ
MENTA君:転職先では、どのように働く予定なんですか?
木村:株式会社ベンジャミンという企業で、先輩にサポートについてもらいながら、インフラの実装をやっていく事になりそうです。
あだちん:AWSのサポートエンジニアのような、クライアントに応じた構成を作って実装して…というやり取りを担う感じでしょうね。AWSのソリューションアーキテクトのような立ち位置かなと思います。なので、経験を積んだらAWS転職でもいいかなと期待しています笑
未経験でエンジニア転職を目指す方へ

木村:何から手を付けてもいいと思っています。僕もインフラをやったり、PHPやJavaScriptをやったりしていたので。ただ、それをやりきることが一番大事なのかなと思います。
あだちん:正直、エンジニアになる事で、目標ってぱっと思い浮かばないと思います。なので、まずは技術を好きになること、その身につけた技術を元に、じゃあ自分は何ができればいいのか、何のためにエンジニアとして活躍したいのかというのが求められるんじゃないかな。
私が何故エンジニアを続けているのかと問われると、パソコンが大好きで、それを仕事にしたいなと思っただけなので。気楽な考えですけど、好きこそものの上手なれだと思います。木村さんは、技術を勉強してみてどうですか?
木村:楽しいですね!
あだちん:楽しいと思えているなら、勝ちですね。エンジニアリングが趣味になって、休みの日にサービスを作ってみようと行動して、フレームワークは何にしようか、じゃあインフラはどんなサーバで運用しよう?という流れを1から10まで楽しんでやれるというのが一番重要ですよね。
MENTA君:楽しいと思えたのは、始めの方からだったんですか?
木村:元々、数学が好きだったので、その延長線上でプログラミングがあったような感じです。最初に、手を付け始めた時から、楽しかったですね。
あだちん:元々、ロジック力があったんでしょうね。ロジカルシンキングができたり、それを楽しいと思える人にとっては、プログラミングも楽しいと思えますよね。
今後の展望は?
木村:まずは、今の仕事に慣れる為に、技術面をつけていけたらと思います、その後は、前職の営業で培った力も役に立てられたらなと思うので、SE(システムエンジニア)や営業に役に立つようなツール開発等を取り組んでいけたらと考えています。
木村さんのメンター、あだちんさんのプラン紹介
あだちん:MENTAでは、サーバーエンジニア教育とサーバー教育・極というプランがあります!
エンジニア未経者が勉強する時に、初めはアプリケーションを作るところから始まると思いますが、その後、自分で実装したアプリケーションをサーバー上で公開したい場合にどのような手順で構築をすればいいのかを現場レベルでフォローしており、さらにロードマップ化されています。
また、ポートフォリオでAWSのサーバーの設定をしたけれど、うまくいかない方へのサポートプランもあります。メンターとして、累計200人以上の方を教えている実績もあります。気軽にご連絡いただければと思います!
▼プラン詳細は、こちら
まとめ
未経験エンジニアに求められるところは、「なぜエンジニアになりたいのか」をビジョンを持って、自分の言葉で伝えること
成長への近道は、とことん自分で考えて、行き詰ったらフォローしてもらうこと
どんな始め方をしてもOKで、やりきる事が何より大事
おふたりとも、ありがとうございました!
難しいとされる、未経験からのエンジニア転職に、必要な心構えや行動を詳しく教えていただけたかなと思います。
木村さんのご活躍を、お祈りしております🙏
MENTAについて
MENTAは、0から頑張る方を応援するサービスです。
今回の木村さんのように、「独学で学んでいても気づけないこと」があるので、見える世界が広がることに気づきます。また、現場で活躍できるように、自分で自走力をつけられるので、市場から求められる人に一緒になっていきましょう!
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