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ほんまにええことなん?

私は疑り深い。

今、会社はやたらとSDGsを推してくる。
マスコミでもガンガン言ってるし、環境への配慮をしていてこの企業又は個人の取り組みは素晴らしい!ってね。

良いことしているぜ、俺たち私たち!みたいな(笑)


私たちもあの何色も使ったカラフルな丸いバッジを、制服やスーツにつけていると

環境貧困経済格差働き甲斐など考えてまんねんで。
ドヤァ(´◉◞౪◟◉)


って見える。(笑)


見えるだけで全く考えてへんけどねw、私が所属してる部署の人間はな。
他の部署の方々は考えてるんだろう、きっと、たぶん。
しらんけど。
(あくまでも私の周りのSDGsバッジをつけた人間の事を言っており、真剣に取り組んでいる人たちがいるのも理解している。)




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見たことあるでしょう、このバッジ。







もちろん私もつけてる。
制服にもれなくついてきているので、否が応でもつける。
はじめは思ってたのよね。

素晴らしいじゃん、その取り組み。
持続可能な開発のうんちゃらかんちゃら。エシカル!エシカル!(私が言うと知性のかけらもないな)



こうやって付けていると環境について考えている「風」に見える。

会社は社会貢献として前面にSDGsをアピールし、社員たちはバッジを付けて同じ意識を共有しているかのように見える化する。


あれ?この感じ、なんだか違和感とデジャブ。


思い出したのがこの本。
以前読んだ本だが、自己欺瞞についてや他者やカスタマーに対してのパフォーマンス、イメージ戦略など、興味深いことを書いてあった。


深く語ったり、書評が書けるほど語彙が無いので割愛。

心理学の教授や精神科医ではない、IT系の著者二人っていうのがなんとも興味深い。





そしてあっちゃん先生。中田敦彦YouTube大学。

斎藤浩平さんの【人新世の「資本論」】という本を少し前に題材にしていた。
まず、タイトルで私は読もうとしないだろう本のカテゴリーに入るw

あっちゃんも冒頭から言っているが、タイトルの意味がすでにわからない。


クリーンビジネスなどについてわかりやすく読み砕いている。

持続可能な成長を疑い、何をどう変えるかを。
環境にいいと謳われたことに対し、盲目的に信じるのはやめようと。
安易に耳障りのよい、もっともらしいキャンペーンが良いことのように聞こえ、あまり頭で考えぬまま感覚で乗っからず、いまいちど真剣に考えてみようって言ってるんだと思う。






ミニマリストになってからは、必要なものをきちんと吟味する思考がついた。
環境について考えてはいる方ではないが、ミニマルな思考でいれば無駄がおのずとないわけだから、環境にも少しは良いのかもしれない。


声高に、私エコバック持って、できるだけ徒歩か自転車で移動して、ごみも出さないように意識してるの、なんていうつもりもないし、実際やってないw(少しはやれや)

ただ、ごみがかさばるのはいやだから、小さくたたんだりするし、分別も面倒なのでパッケージがプラのものはあまり購入しない。
これは別に地球のためとか大きなことはあまり考えて無くて、自分が快適に生きていけるか否かで考えてるだけだ。



地球環境を考えることは大事なことだとはわかっちゃいるさ、否定するつもりはない。
でもなんだかこのメディアや国が売り出した

「クリーンなイメージ」

にどうも馴染めないのだ。

うまいこと言われてその気になっている、そんな気がする。


煽られてるようにも感じる。