それぞれの言葉
まだ、引きずっている。
私の心の中に問題提起という錨を置いていった映画の「月」のこと。
このnoteには、この映画や小説の感想を書いている人が沢山いる。
今、仕事中ではあるが、貪るように読んでいる。
多くの人が、圧倒され、見て見ぬふりしてきた現実を突きつけられていた。
私と同じように。
感想はその人それぞれの立場からであり、共感するものもあるし、そうは思わないけれどその考え方も今の世の中を表しているよな、と考えさせられることもある。
同僚にこの映画の話をしてみたが、「えー?そんな暗い病みそうなのを観たん?」てな反応だったので、事件から着想得た小説の映画化だよと言ったきり、私はそれ以上の話はしなかった。
世間の反応を、同僚の態度と言葉に見た気がした。
みんな、目を背けたいんだろう。
無論、私もそうだ。
でも、考えなきゃいけない気がする。
この映画を見たからには、考えたいし、心理学を学んでいるのもあり、避けては通れない。
まだまだ、考察は続きそうだ。