任意団体yoriai.を立ち上げました!
すっかり秋めいてきましたね。
実は9月に早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程を修了しました。
とはいえ、修了式の日は学会発表があり、実感は湧いていませんが・・・。
次に何をするか、というところですが、実はずっと「みんなとつむぐ音楽会」というプロジェクトを一緒に作り上げてくれている仲間の角亮典さんと任意団体を立ち上げました
その名も「yoriai.(よりあい。)」です!
私と角を含む、ままならなさを抱える私たちが、ままならないまま寄り合って生きていける社会を目指し、寄り合い場を作り、私たち自身が拠り所のような存在になれるよう、「yoriai.」と名づけました。
最後に「.(ピリオド)」が付いているのは、私たちが居場所として大切に思っている出身サークル「ヨコシマ。」へのリスペクトからです。
何をしているかというと、まずは表現を通した場づくりです。
音楽を聴いたり、体験したりする「みんなとつむぐ音楽会」。
言葉にできない気持ちを絵とオノマトペで表すワークショップ「きもち翻訳」。
季節や日々の移ろいの中の「わたし」を表現する「句会」。
色々な寄り合い場をつくっています。
そして、もう一つ大事にしているのが、研究という視点と活動です。
私たちは大学院生という立場で研究に取り組んできましたが、今後も研究活動を継続し、実践活動と研究とを往来することが大切だと考えています。
研究は、先人の知や葛藤が凝縮されたヒントがたくさん含まれているとともに、「研究をする」という行為自体が、まどいながら模索しよりよいものを生みだそうとする営みだと考えています。
私たちは実践と研究をブリコラージュしながら、「表現」や「生きづらさ/ままならなさ」を模索し続けたいし、「yoriai.」がそのような模索を続けられる場となるよう、活動していきたいです。
先日、実践活動の大先輩と、研究活動の大先輩(先輩とお呼びするのもおこがましいですが・・・)とお話しする濃い1日がありました。
実践の積み重ね、研究の積み重ね、どちらも長年の経験があってこその重みがあり、圧倒され、自分の未熟さも実感し、途方に暮れ、ふらふらとたどり着いた牛丼屋で味のしない牛丼をかきこみました。
実践と研究のどちらをも諦めず、それらを往来するというのは、とんでもない覚悟のいることなのではないか、と少し足のすくむ思いにもなりました。
でも、私はやはり「あいだをただようひと」でしかいられないし、そうありたいと思います。
だからこそ、実践・研究、そして自分の当事者としての葛藤のどれに対してもリスペクトを忘れずに、大切に大切に往来していきたいです。
足のすくんだ私に対して、恩師は励ましの言葉をかけてくださり、角は「楽しみですね」と言っていました。頼もしい周囲の方々に感謝です。
とはいえ、色々なことを模索中ですので、ぜひ皆さまのお力、ご助言を賜りたいです。
そして、仲間も大募集中です。
私たちからもお声がけすることもあると思いますが、ご関心のある方はぜひ一緒にお話しさせてください!
今後とも「yoriai.」をどうぞよろしくお願いします!
★公式ホームページ頑張って作りました!★
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?