障害はいつでも誰にでも起こること〈想像してみよう〉

この世には「運」と「不運」が在る

もしあの時 一秒早ければ…
事故に遭った」だとか
遭わなかった」だとか…

あるいは
あの場所に行ったから 大切な人と
出逢えた」だとか
出逢えなかった」だとか…

結果
良かった」だとか
悪かった」だとか

原因は
」だとか
」だとか
そういうのが在る…と言われている

だがそれは錯覚だ
(中略)

そこに存在するのは
只…「強さ」と「弱さ」だけだ

強くて「生き残るもの」と
弱くて「滅びるもの
この2つ
それだけだ…

荒木飛呂彦/ジョジョリオン 21巻より

私の大好きな
「ジョジョの奇妙な冒険」には
勇気をくれる言葉や
人生の奇妙な瞬間について考えさせてくれる言葉がたくさんある。

上の言葉はジョジョリオンに出てくる
東方常敏のセリフ。
自身と息子の「つるぎ」に起こったことに
つるぎと共に全力で立ち向かう覚悟を語った言葉。


あの時の
あの一瞬で
人生がガラリと変わってしまった。

望むと望まざるとに関わらず
良いことにしろ悪いことにしろ
そういうことはきっと誰にでも起こっている。


泥酔して転倒し
首を骨折して
それ以降
寝たきりの生活になってしまったとか…
「あの時…」は誰にでも起こり得る。


実際、学生時代の先輩で
とても人気のあった男性が
職場のお花見で酔って転倒。
打ちどころが悪く、そのまま帰らぬ人となった。


本当に「一瞬」のことで
深手を負ってしまうことはあるのが現実である。

でも、ひとたび社会に身を置くと
障害は他人事
と思っている人は
まだまだ多いのではないか?と感じる。

令和4年の資料によると
身体、知的、精神の障害者の数は
人口の約7.6%とある。

人口1,000人当たり
身体障害者  34人
知的障害者    9人
精神障害者  33人

これを多いと捉えるか
少ないと捉えるかは難しいけれど
障害者手帳を所持している人が対象になっていると考えると、実際、障害者にあたる人の割合はもっと多いのではないかと思う。


障害には先天的なものと後天的なものがあるわけで、ずっと健常者で生きてきた人が、事故や病気により、ある時、ある瞬間を境に突然障害者になってしまう。


そういう現実を
どれだけの人が
日々、想像して生きているだろうか?と
疑問に感じることはよくある。


もう少し
「当たり前が当たり前じゃない」
という人達がいることにも目を向けてほしい。


そしてもし
中途障害者になったとしても
世の中はそんなに悪くないよ。
頼れるところもあるし
支援もある。

自分がそうなっても
大切な家族がそうなっても
愛する恋人がそうなっても
悲しみに飲まれなくていいよ。


障害を持つ私から
健常者の人達に伝えたいことはそれです。
健康を「善」とする社会に疑問を持ちたい。


強くて「生き残るもの」と
弱くて「滅びるもの


強さと弱さの間に
健常も障害も
本当は無いのである。

同じ生命だから。



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