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反応しない練習 1章

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今年は自分のために本を読んで、飛躍の年にできればと思っています。

とにかく自分は飽き性であり焦り症ゆえ、地道にコツコツ続けられるよう頑張ります。

今回は反応しない練習という本を読んでいます。
タイトルが気になったのもありますが、自分の中のモヤモヤした気持ちと向き合えればなと思って手に取ってみました。

心の反応
日頃抱える悩みの正体は、心の反応である。
何らかの出来事で心がつい動いてしまうことによって悩みが生まれてしまう。
全ての悩みの解決には“無駄な反応をしない”ことが重要である。
ムダな反応をしないとは我慢をすることではなく、悩みを増やしてしまうような無駄な反応を“最初からしない”ようにすること。

悩みをなくそうとしない
悩みをなくそうとするのではなく“理解する”ことが悩みの解決の一歩である。
①悩みがある
②悩みには理由がある
③悩みには解決策がある
これらを順を追って理解していくことで、どんな悩みも確実に解決できる。

八つの苦しみ
①生きること
②老いること
③病にかかること
④死ぬこと
⑤嫌な人に出会うこと
⑥愛する人との別れ
⑦求めるものを得られないこと
⑧人間の心
ブッタの考え方の特色は「人生には悩み・問題がつきものなのだ」と最初に受け入れてしまうところにある。
「ある」ものを「ある」と理解するだけで、悩みの解決になっていく。
※苦しみをインドでは「デゥッカ」と言う。

四つの真理“四聖諦(ししょうたい)”
①生きることには苦しみが伴う
②苦しみには原因がある
③苦しみは取り除ける
④苦しみを取り除く方法がある
こう考えれば悩みや苦しみから抜け出せるというシンプルな思考法。

闘っては勝てない
人は悩みに直面したとき、つい反応して戦おうとしてしまう。しかり闘って勝てることはほとんどない。

苦しみが何ゆえに起こるのかを、理解するがよい。  苦しみをもたらしているものは、快(喜び)を求めてやまない〝求める心〟なのだ。 
──初転法輪経 サンユッタ・ニカーヤ

求める心(タンハー)
求める心は発生後七つの欲求に枝分かれする。
①生存欲(生きたい)
②睡眠欲(眠りたい)
③食欲(食べたい)
④性欲(交わりたい)
⑤怠惰欲(ラクをしたい)
⑥感楽欲(音やビジュアルなど感覚の快楽を味わいたい)
⑦承認欲(認められたい)
まずは求める心があり、それが7つの欲求に突き動かされて反応する。ときには欲求が満たされれ喜び、ときには欲求が満たされず不満が生まれてしまう。
※ 求める心を渇愛(かつあい)ともいう

承認欲がテーマ
「自分を認めてほしい」=承認欲
まずは「自分は承認欲の不満なのだ」と客観的に自分を見て、素直に受け入れてしまうことで、不満状態から抜け出せる。

心の状態をきちんと見る
①自分の状態を言葉で確認する
自分は今緊張している 混乱していて落ち着かない 心がざわついている
客観的に言葉で確認することで冷静になりやすい
これを“ラベリング”という

②体の感覚を感じ取る
これに関しては、目を閉じて体の感覚を意識するくらいしかよくわからなかった

③分類する
心の状態は①貪欲(どんよく)②怒り③妄想の三つに分類される。
妄想をリセットさせる基本は、客観視すること。目を瞑って何かを思い浮かべる。
それと現在視界に見えるものを区別する。妄想とは別の体の感覚に意識を向ける。

三大煩悩
貪欲・怒り・妄想は貪とん・瞋じん・癡ち と呼ばれ、三毒とされる。
しかし、これらは心の状態を理解するためのツールでもあると覚えておく。

一章を読み終わった。正直読みながら早く終わらせたいとイライラしていたが、その正体を客観視すると、時間がないゆえに焦りからくるものだったのではないかと思った。自分の本を読むスピードやアウトプットする時間を考え、もう少しペースを落としても良いと考えるとだいぶマシになったように感じる。
客観視できることはたしかに重要だと考える。
正直、久々のnoteなので全部をまとめてしまった気がする。
もっと気楽に必要な箇所だけうまくくり抜きたい。

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