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「医療従事者の皆さまの負担を軽くしたい」ーーMenergiaで目指す未来

こんにちは!編集部の江崎です。

新サービス「Menergia」が誕生し、より良いサービスにするため社内では各チームが様々な取り組みを行っています。

今回はカスタマーエグゼクティブチームマネージャーの吉尾に、メネルジアにジョインした経緯やこれからの目標など、幅広く話を聞きました。

医療従事者の働き方を改善したい

ーーまず、今までのキャリアや、現在の業務内容について教えてください。

吉尾:2020年7月にメネルジアに参画し、医療機関や医系学会に対する法人営業を担当しています。

私の場合、新卒から一貫して業務システムの提案型営業に従事し、主に金融機関や通信事業者を担当していました。医療分野に携わったのは約 12年前で、前職では医療機関向け音声入力システムの法人営業職でした。ドクターや看護師が電子カルテやレポートシステムに音声で入力することにより、業務負担軽減に寄与できたと自負しております。

メネルジア参画後は、医療機関全体での研修や情報共有等で動画視聴の一括管理サービス『iryoo.com』を効率的に活用いただき、医療従事者の働き方改革を実現する事を最大のミッションとし、活動を開始しました。

医系学会が抱える問題に向き合う

ーー入社した当時の状況はどのようなものでしたか?

吉尾:入社直前の2020年5月25日に新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が解除されましたので、徐々にCOVID-19以前の日常を取り戻せるものと誰もが思いはじめた時期でした。ところが、新型コロナウイルスの終息の兆しは見えず、医系学会の学術集会や研究会の現地開催が困難な状況が続きました。そのため、医療従事者の皆さまから学術集会や研究会のオンライン開催を支援して欲しいというご要望が急増しました。

そこで、『iryoo.com』を利用し、学術集会のオンライン上での参加登録からライブ配信、オンデマンド配信等、一通りのサービスをご提供させていただきました。当社の場合、2018年の時点で一般社団法人日本摂食嚥下リハビリテーション学会様の教育講演を学術集会の会期後に共同でオンデマンド配信しておりました。この経験があったため、多くのご要望に迅速に対応する事ができました。

【吉尾 彰高】2020年7月、セールスメンバーとしてメネルジアに入社し、現在はカスタマーエグゼクティブチームマネージャーとして営業活動やマネジメントを担当。

ーーその中でどういった事を意識して取り組んでいましたか?また何かその意識に変化や影響はありましたか?

吉尾:各学会の経済的なご負担を極力抑える事を強く意識してきました。この点、付け焼き刃のような対応で高額な利用料を要求した業者とは一線を画していると自負しています。

ところで、オンライン開催をご支援する過程において、医療従事者の皆さまとの接点は臨床現場から学会・研究会へと変わりました。そして、こんなにも多くの事務負担を抱えていらっしゃる事に愕然としました。

医療従事者の皆さまへの思い

ーーそういった問題を目の当たりにして何を感じましたか?

吉尾:医療従事者の皆さまが臨床の現場で極めて多忙な日々を過ごされている事は理解しているつもりでした。

しかしながら、いわば本業以外でこれ程のご負担をお持ちであるとはつゆ知らず、自分の無知を痛感しました。そして、何か自分たちがご支援できないものかと思い悩みはじめました。

Menergiaにかける思い

ーー考えた末、何をするべきか答えは出ましたか?

吉尾:医系学会と学術集会・研究会の関係は非常に無駄が多く、改善の余地が多々ある事は明白でした。学術集会や研究会を開催する度に、特設ホームページや参加登録、ライブ/オンデマンド配信システムを構築し、会期が終了するとスクラップされるケースが大半であるからです。また、「学会の会員管理」と「学術集会のシステム」が分断されているため、非常に非効率な事務運営であると感じていました。この点を深掘りしたところ、中小規模の学会では会員管理システムが未導入で、EXCELやACCESSを使って会員情報を管理されているケースが少なくない事に気付きました。
このような思いをもった矢先、代表取締役の宇賀が『Menergia』のコンセプトを掲げ、開発がスタートしました。新サービス「Menergia」は学会や研究会業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を後押しするだけではなく、学会や研究会が担う各種業務にも役立つ機能を続々と提供していく事を宣言し、社員一同、強く共感しました。

ーー最後に『Menergia』への思いをお願いします!

当社のITサービスを駆使し、医療従事者の皆さまの学会・研究会に纏わる事務負担を極力軽減し、「臨床」・「研究」・「教育」に出来る限り専念いただく。これこそが私の Menergiaにかける思いです。

とりわけ、比較的規模が小さく、専任の事務員の雇用が難しい学会・研究会では、Menergiaによる業務効率化が大いに寄与できるものと確信しています。

医療従事者の皆さまの「目の前の患者」や「医療の未来」にかける強い思いには遠く及びませんが、少しでも多くの医療従事者のご負担を減らし、医療改革の一助となる事を切に願っております。


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