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大学生、大地に立つ #2

悲しい世の中

近年、世間でよく議題に上がるようになった、「ジェンダー」という問題。
僕はかねてから、そういった分野に手助けをできるようになりたいと思っています。
今回は先日まで高校、そして現在大学に通っている僕が、教育の現場に生徒として身を置く立場として物を言わせていただきます。

高校の校則に抱く疑問

女子の制服を原則スカートとする学校では、最近は男子生徒用に販売されているスラックスも着用可となる場合が多いですね。
僕の通っていた高校も例に漏れずその校則を採用しておりまして、スラックスを着用している女子生徒もごく一部見かけました。
ですが、男子生徒はどうでしょう。
男子生徒は髪が長いと注意されます、それが男子生徒に向けた校則だからだと。
しかし、女子のスラックスが許可されて、男子の長髪が許可されない理由とはなんでしょう。
僕も何度か注意されたことがありますが、その時は長髪とかでは全くなく、ただ前髪が目にかかっていただけなのです。

中途半端に対策しても救われない

僕は男性ですが、自分の中に女性の一面もあると感じている、「Xジェンダー」という部類に属します。
ちなみに僕の場合、男性の割合がだいたい7割で、残りの3割が女性の部分です。
例えば、恋愛対象は女性ですが、自分は髪の毛は長髪だし、少し女性的なファッションをしたりします。
要するに、中性だということです。
中性的な僕にとって、そういう中途半端な対策は足かせでした。
好きな髪型ができないという悩みが常につきまとってきました。
髪型を自由にできるのなんて学生の時しかありません。
人としての清潔感を保っていれば、男性が髪を長くしたって良いと僕は思うのです。
女子生徒のスラックス着用が許されるなら尚の事。
そういった世間の意識改革、ジェンダー問題というのは女性だけの問題ではありません。
殊に、LGBTQは僕のような男性にもたくさんいるわけですからね。
もう少しみんなが周りを思いやれるような世の中になったら良いなと、毎日願うばかりです。

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