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2022年1月の記事一覧

【クライ・マッチョ】「人生のオアシスを探して」

【クライ・マッチョ】「人生のオアシスを探して」

・御大クリント・イーストウッド最新作「クライ・マッチョ」を鑑賞して参りました。

・かつてはロデオマンとしてその威光を轟かせたテキサスのマイク。様々な人生の苦難を経て老人と成り果てた彼は恩人であるハワードにメキシコから息子を連れ出して欲しいと頼まれる。その息子ラフォは欲に塗れた母親に縛られる13歳の少年。母親は毎晩パーティを開催する事が出来る程に裕福な金持ちだ。しかし様々な男と色欲に溺れる自分を批

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【スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム】「大いなる力には大いなる責任が伴う」

【スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム】「大いなる力には大いなる責任が伴う」

・トム・ホランド版スパイダーマンシリーズ第3作目『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』を鑑賞。

・MCUシリーズとしても大きなターニングポイントといえる濃密な内容。映画史としても貴重な事例となるトンデモない最高傑作でありました。

・もう本当に素晴らしい作品でしたので、感想で多くの事を語るのはやめます。お祭り映画としての側面を全体的に押し出しながらも、ヒーローとしての孤独と責任を完璧に描ききっ

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【バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ】ようこそ地獄の町に!

【バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ】ようこそ地獄の町に!

・新しく一新されたバイオハザード映画「バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」を鑑賞して参りました。監督は今私が個人的に一推ししているヨハネス・ロバーツ、彼の「海底47m 古代マヤの死の迷宮」という近年サメ映画の最高傑作と言っても良い作品を観た時から大役を任せられる時が来ると確信しておりました。

・そして本作はアンダーソン監督の旧バイオ映画シリーズとは違い原作ゲームを強く意識した作品な

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