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【ミュージシャン紹介】増田真吾(Kanun)From ベルリン

現在、拠点を日本からベルリンへ移し、
欧州にて中東音楽を演奏活動。
どんな時も身体からカーヌーンを離さず、
いつでもどこでも弾き始めてしまう、
<カーヌーンを愛しすぎる男>増田真吾さん。
中東との出逢いから、ベルリンでの生活まで取材しました。


もっと幅広い音楽を求めて

奈良県で育ち、幼少よりクラシック・ピアノを始め、学生時代は吹奏楽や軽音部でドラムも担当。ポップスやロックのバンドに入り、ヒップホップやレゲエが好き。そんな音楽少年だった増田さん。でも、どこか心の中に「もっと幅の広い音楽がある気がする」と感じていたそうです。

ワールドミュージックを演奏し始める

バンド活動をする中で、ピアノは持ち運びが出来ず、キーボードも色々と大変。何か良い楽器は無いかと、高校生より聴いていたワールドミュージックを始めることにしました。最初は口琴、鍵盤ハーモニカ、そして大学生の時、トルコへの旅行で購入したダラブッカはどうかと、ある日ネットサーフィンをしていると、ミクシィのコミュニティーを見つけます。
そして、見に行ったライブで、ミュージシャンたちに<カーヌーン>を勧められ、それが運命の出逢いとなるのです。

カーヌーンの音に出逢う旅

ネットで輸入するくらいしか方法が無かった当時。現地へ行ってしまえば、楽器も買えるし、レッスンも受けられるだろうと思いたち、渡航を決意します。様々な困難がありつつも、行けばどうにかなってしまうのが、中東の不思議なところ。増田さんも相当紆余曲折あったようですが、エジプトの有名な楽器街で、カーヌーンと先生を紹介して頂くことに。バーレーンで活躍するムスタファ・バダディ、そして有名なカーヌーン奏者サーベルの両氏です。
その後何度となく、カーヌーンを学ぶために中東各国へ。
これまで行った中東の国は、エジプト、チュニジア、トルコやギリシャ、ヨルダン・レバノン、モロッコなど、多くの国を訪れていらっしゃいます。

トルコへの憧れ

元々、ワーキングホリデーを利用して、海外に住んでみたいと考えていた増田さん。最初に考えていたのはカナダ。でもトルコを訪れたとき、カーヌーンを学ぶ環境や、音楽活動のしやすさ、暮らしやすさ、何より<波長>が合うと感じトルコに住みたいと思うように。
でもトルコと日本ではワーキングホリデーを利用出来ず、トルコに近くて、カーヌーンが弾けそうな国を調べると、候補に挙がったのがドイツでした。

ベルリンの虜に

<条件が合う>という理由で選んだけれども「すっかりベルリンの魅力にハマってしまった」という増田さん。
トルコ系の移民も多く、アーティストビザなど、他国に比べて、ワーキングホリデー終了後も、暮らしていける方法も選択出来ることから、年齢制限ギリギリで念願の移住を実現させます。
住んでみると、独特のカルチャーとアートを愛するベルリンの街の魅力にすっかりハマり、「ベルリンはとにかくに面白い街やねん」と語る増田さん。
筆者も一昨年、増田さんを訪ねてベルリンに行きましたが、<アーティストがのびのびと生きやすい街>だと肌で感じました。

変拍子をポップに聴かせたい

所属する《Japal 》でのメインのレパートリーは増田さんのオリジナル。コンセプトは変拍子をポップに聴かせること。トルコ・エジプトといった中東のフィーリングと西洋音楽を合わせた、フュージョンスタイル。ベルリン市民の反応はとても良いそう。♪Berlin Oyun Havası

更なる旅へ

「ライブしつつ旅するのが夢やわ」と語る増田さん。「ビザがあるうちはベルリンでの生活を楽しみ、そのあとはいくつか住んでみたい街があるので、色んな国でツアーをしてみたい。」というのが今後の展望。

歴史が深いカーヌーン

歴史的にはハープのような形をしたチャングが起源といわれていて、オールドタイプのカーヌーンにはマンダル(音程を変えるレバー)が付いていなかったと言われている。ヨーロッパのカンテレのような形だったといわれ、ウイグルにも、似た楽器があるとのこと。歴史も、シルクロードも感じる楽器ですね。

音に出逢える場所

YouTubeやSNSには積極的に投稿している増田さん。現在はソロアルバムの準備中。次回作はオール自作曲で、デジタル配信の予定との事。日本でも気軽に聴けますね。また、帰国した際は大阪のメヤメヤさんでよく演奏されるそうです。ベルリンではよく、Cafe Plumeさんでソロライブをされているそう。ベルリンに旅行をされる方はぜひチェックしてみてくださいね☆

おすすめのCD 

今回は増田さんおススメの作曲家であり、演奏家のアーティストさんをご紹介頂きました☆

Göksel Baktagir(トルコ・カーヌーン)モダンで人気
Ross Daly (ギリシャ・ライラ)トラディショナルだけど新しい
Zohar Fresco (イスラエル・パーカッション)コンテンポラリー
Anouar Brahem (チュニジア出身・ウード)ジャズとの融合

トラディショナルを理解しながら、自分らしい表現方法で作曲されている有名アーティストさんたち。聴きやすいアルバムも多く、どのアーティストさんもとにかくかっこいい音楽です。ぜひ聴いてみてくださいね。

いかがでしたでしょうか?
増田真吾さんがどんなアーティストなのか<横顔>を垣間見れたでしょうか?次回のインタビューでは、更にディープな部分を深堀します☆
そしてなんと公開生放送でお届けします。

**インスタライブ

<海外でキャリアを形成する日本人中東音楽家>**

日時:2020年6月6日(土)22:00~23:00
場所:MEMOS_JのInstagramのアカウントにてライブ配信
参加費:もちろん無料です。

海外でキャリアを形成する、日本人の中東音楽を専門とする音楽家さんとの対談シリーズ。ファシリテーターは同じくカーヌーン奏者の鈴木未知子

この対談では、どうやって海外で音楽活動をしているのか、
海外でのビザや仕事の取り方、
コロナでどう生活が変化したかなど、普段聞けないリアルなお話を
リアルタイムに現地からお届けします。
ご質問ありましたら、ぜひリアルタイムにコメントにてお知らせください。鈴木が質問をアシストさせて頂きます◎

終了後、記事としてnoteにもアップします。
ですが、演奏が聴けるのはライブのみです♪

深夜ではありますが、良かったらラジオ代わりにでもお気軽に
ご参加くださいね☆

MEMOS_JのInstagramアカウントは こちら最後まで読んでいただきありがとうございました☆









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