娘に「パシられてる?」と感じても全力でポジティブに考えてみる。【子育てパパのポジティブ日記】
こんにちは!山谷(やまや)@中学校教諭です。今日も前向きに頑張ります。よろしくお願いします。
一緒にテレビを見ていたら,突然「パパ持って!」と突然スイミングスクールのカバンを渡された。これは,「夜のプールに連れてって」というアピールなのか?でも,こんなド田舎に夜泳げるプールなんてないぞ?と一人考える。すると,「それ持って,こっち来て!」という次の指示が。言う通り,スイミングスクールのカバンを持って娘と家の短い廊下を進む。すると,娘が突然ピタリと止まり,「カバン開けて!」言われた通りにジーっとスイミングスクールのカバンを開ける。
「中にある透明な袋出して!」
「はい!」
「中身をここに入れて!」
「はい!」
「袋を裏返しにして,ここにかけて!」
「はい!」
「ここ押して!」
「はい!」
部活動の顧問の先生と生徒のようなやりとりの後,ガタゴトガタゴト,動き出す。洗濯機が動き出す。私はそこで気付く。
「娘は昨日のスイミングの水着を触りたくなくて私にやらせたのか」と。
現在のこの状況を客観的に見ると,「パパにやらせたでしょ。自分でやりなさい!」だろう。そう思いつつ,私は一応学校の先生である。学校の先生というのは良い所探しが得意なはずなのだ。たぶん。「そうだ,このパシられた?この状況を,良い所探しで自分にとってポジティブなものに変えてみよう!」
「全力で,良い所探し」
まず,娘は私を一人にしなかった。かたときも私を一人にしなかった。そばを離れることなくずっと私を監視。いや,ずっと付き添ってくれた。いつも朝起きる前に家を出て,朝寝た後に家に帰ってきて,休みの日は部活で,家のことを何もしない私を信用せず,いや,心配して。娘よありがとう。短い廊下を2人で歩いたのは将来のバージンロードの練習だろうか。そう考えると感慨深い。
次に,娘の指示は的確だった。余計な説明や無駄な一言もなく,簡潔で分かりやすい指示だった。教え上手だった。教員というのはその職業柄,「話が長い」という欠点がある。その欠点に気付かせようとする無言の教えなのだろうか。娘には勉強させてもらってばっかりだ。
最後に,「パパ,ありがとう💕」と満面の笑み。これは,説明するまでもない。この上ない癒しをありがとう。娘からするとごく自然なことかもしれないが,世の中の「パパ」と呼ばれる種族は娘の「ありがとう」と笑顔に弱い。ものすごく弱い。私自身も例外ではない。娘よ,「ありがとう」
まとめ「良い所探しは親子関係を円滑にする潤滑油」
家族というのは,長距離走みたいなものだから,「しつけ」のタイミングというのは無数に存在する。だから,慌てなくて良いのだと思う。悪い所にばかり目が行ってしまう時というのは,親と子のお互いを不幸にすると思う。良い所を中心に着目して,時々タイミングを見て「教えてあげる(しつけ)」ぐらいの感じで良いのかなと今回感じた。これからもポジティブに頑張っていこうと思う。
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