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組織を超えたリーダーシップ。その15。『私の変革リーダーの育て方-講演会サマリー公開』

以下のnoteをキッカケに何度か講演会を開催しています。

本日は、そのサマリーを公開します。(そのうち全公開もやるかも)
情報量多すぎー。という話もあるので、2回とかにわけてやることもあります。また一方的に話して、最後に質疑応答バージョンと、都度、質疑応答バージョンがあります。


はじめに

急激に変化する時代に対応するには、従来型のピラミッド構造に最適化されたマネジメント手法では難しい。臨機応変に社内外を自由に越境し様々なシーンに対応できるリーダーが欲しい。

1.皆リーダーシップはある、自分のタイプは何か?

私がやっているのは「カリスマリーダー」の育成ではなく、一人ひとりが「小さなリーダーシップ」を発揮できるキッカケと環境を創る。

まずは小さな芽を確実に育てる。そして必要なシーンでリーダーが活躍できるように一緒に伴走する。

【問い】
あなたのリーダーシップは何か?
どんなリーダーシップなりたいのか?


2.リーダーの資質

必要な資質について。

・素直
・真面目
・ポジティブさ
・コミュニケーション能力
・行動力

3,無知は駄目

伝えるとと。
100%覚えなくてもよい。でも言葉は覚えて欲しい。そういう世界があると知って欲しい。知っていれば、そういう場面にあったとき「あー」と思える。後で思い出して使える。ネットや本屋で探せる。

つまり

「無知は駄目」「知識を知らないと成長が遅くなる」
そして我流は駄目。変な癖が着いていたらまず直す。


4.自分中心のリーダーシップを宣言させる

リーダーシップについてまず身に着けて欲しいのは「考え方・振る舞い方」
それには自分がどう成りたいか?

自分中心

今の組織・会社が変わっても、変わらない
自分のリーダーシップを考えよう


5.リーダーを演じる

経験が少ない人はリーダーを最初は演じるだけでいい。
これは結構有効。

まずプレゼンの仕草とか間合いとか、真似してみよう。


6.リーダーが育つ組織にしたいなら環境整備から

リーダー候補生に依存する育成の前に土壌を整備。
リーダーが活躍できる環境を創る。

よくあるのはこの流れですよね。
1.リーダー候補生を選出
1.リーダー候補生のスキル向上
1.自分中心でリーダーとは何かを考える

あとは研修生にお任せ、研修担当も講師も研修生に丸投げ。
ダメダメ、本物のプロジェクトを一緒にやることで鍛えていこう。


7.本物のプロジェクトを心理的安全性を確保して推進

心理的安全性が高い状態をつくろう。
これは、組織全体にも波及させ、組織自体の学習も促進という意図もあります。

もう一つ

心理的安全性を担保したら、リーダー候補生は言い訳はできない状態になります。よってプロジェクトワークは非常に大変になります。本気にならないとできない。


8.小さい成長を見つける心構え

毎回の小さな成長を伝える事が大事!
良い点を探すという心構え!
できてないことを指摘する人が多い。


9.個人は”強み”にチームは”弱み”にフォーカス

チーム働くってことは、
個人の”弱み”(欠点)をカバーして、
”強み”をかけ合わせる事が大事ですよね。

理想は個々の強みをかけ合わせたチーム。
でも一つ間違えると、マウントの取り合いになってしまう。
だから、最初は「弱み」をカバーしあう。
苦手なことをやってくる人に感謝。
そして、個々の「強み」が発揮できる環境を創る。

個人は「強み」にフォーカスする
チームは「弱み」をカバーする


10.組織全体の期待値をコントロール

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11.抵抗勢力=「悪」ではない

<抵抗勢力の格言>
推進側が「正義」で反対派が「悪」ではない
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人は変化に対して抵抗する生き物
反論せずに共感すれば、味方になる


12.リーダー候補生は特別扱い

特別扱いできない組織の弊害

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13.プロジェクトの特性を知る

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14.チームの状態を把握

「チームは生き物である」チームは、一気に活気づいたり、逆に勢いを失ったり、場合によっては危機を迎えたりと、さまざまな段階を経て成長していきます。

「タックマンモデル」を例に話します。
今自分のチームはどこか?
そもそもチームは人が1人増えればガラッと変わる。
だから冷静に今現状を、客観的に把握する目を持とう。


15.並走、伴走、一緒に汗をかく!

リーダーを育てたければ
マイクロマネジメントをするな
マイクロマネジメントは
指示待ち部下を増やすだけ
リーダーを育てたければ
並走、伴走、一緒に汗をかく!


組織を超えたリーダーシップについて考えるマガジン

不定期ですが、組織を超えたリーダーシップについて1テーマづつ書いていきます。これは自分自身も組織を超えた働き方にシフトしている状況なので、それを冷静に、客観的に見ていくため。という意図もあります。興味ある方は是非。

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Photo by Karl Magnuson on Unsplash


アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。