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プロジェクトをデザインする最初のステップ

プロジェクトをデザインする時の最初の3つのステップについて、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの白川さん達に伝授したもらったメモをベースに本日のnoteを書いています。これをベースにも色々とまとめていきたい。


1. プロジェクト・ゴールすなわち「成功の定義」を特定する

プロジェクト・ゴールとは、
・プロジェクトで達成したいことを簡潔に表現したもの。
・どうなったら成功なのか」を明確に定義したもの。

「プロジェクト」には必ずリスクや困難がつきまといますが、それを避けるために、「このプロジェクトにとって正しいことは何か」の拠り所となるのがプロジェクト・ゴール

20210706_インタープレナー人材育成プログラム 第5回fix


2. 主要成功要因を特定する

主要成功要因(CSF:Critical Success Factor)とは、プロジェクト・ゴールを達成するために必要不可欠なもの。

プロジェクト・ゴールとセットで使います。

通常プロジェクトのリソースは限られている。ゆえに優先順位の高い項目にリソースを集中的に投入していかねばならない。

主要成功要因(CSF)を設定することで、プロジェクトにおける様々な意思決定の判断基準としても使います。

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3. 関係者の期待値を聴く・知る。PMからは関係者への期待値を伝える。

関係者の期待値は最初に確認しておきたい。(これが結構難しい)
関係者とは、プロジェクトに関わる全ての人が理想。ステークホルダー、プロジェクトマネージャー、エンジニア、デザイナー、企画者、協力企業・パートナー企業のメンバーなどなど

内容は、このプロジェクトで達成したいこと。と言うプロジェクト・ゴールそのものから、プロジェクトを通して成長したい、チャレンジングなデザインをしたい、気持ちよくプロジェクトが進むようにしたいなどなど何でも良い。

そして、プロジェクトマネージャーからは関係者へ期待値を伝える。
そこで、役割と責任を認識してもらう。

この2つの組み合わせで、関係者の皆に「プロジェクトに対してオーナーシップ」を持って貰う。

結果としてチームをより効果的に機能する
結果としてプロジェクトの成功確率が上がる

プロジェクトチームの土台ができる。
・信頼の土台
お互いの尊重
結束力

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アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。