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当たり前は人・チームそれぞれ。自分の当たり前を常に疑い、そして周りの人と確認したい

在宅勤務が始まって10ヶ月、2021年も在宅勤務が基本だ。この状態、前から仕事をしている人と、新しくメンバーに加わった人。それぞれの「当たり前」を調整することが凄く難しいって最近考えています。

具体的には、その人やチームにとっての「当たり前」が、後から来た人に共有されていないプロジェクトは無数にある。これ結構な課題。

だから、自分自身への戒めの意味も含めて、2021年の仕事始めのタイミングで2年前のnoteを加筆して記事にします。

プロジェクトワークでの「当たり前」とは?

特にプロジェクトで特に多いと感じている。リスクとか課題とか問題とかISSUEとかTODOとかの言葉。ちゃんと定義しているのか?それは本当に「当たり前」なのか?

私が普段使っている言葉の定義はこれ。

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ケンブリッジテクノロジーパートナーズの白川さんのブログ「プロジェクトマジック」からの引用です。

例えば、
・リスク=将来怒るかもしれないこと。
・課題/ISSUE=解決すべき厄介なこと、意思決定すべき未決事項。
この区別を付けていない人とかね。

AさんとBさんが同じ「リスク」と言っていても実は意味が違うかもしれないってこと。

「暗黙知」は「当たり前」ではない

そのチームやコミュニティにとっての「当たり前」とは、「暗黙知レベル」で共有している事が多い。

新しいメンバーとプロジェクトを始める時、新しいメンバーが加わった時、私が新しいプロジェクトに参画した時。「暗黙知」になっていそうな言葉は何か?を自分の頭の中の網にかかるように注意します。

よくあるのは社内の略語とかですよね。
ずいぶん前ですが、妹にLINEで、「MTGが終わったら連絡します。」って書いたんですが、妹は「MTG」ってなんだ?としばらく悩んでいたらしい。

MTGはミーティングの略で使っています。

ハイコンテクストに頼るな危険

ハイコンテクスト(高文脈文化)は、言葉以外にも、そこの状況(組織や関係性など様々)や文脈も情報を伝達する。「以心伝心」でなんとなく通じてしまう。

最後に注意していること。

当たり前を前提としない会話ってなんだ?ということ意識しますね。とても難しいんですけどね。自分自身も慣れちゃいますし、「暗黙知」の会話ってできてくると楽だから。

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Photo by Tachina Lee on Unsplash


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