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考えるための大事な視点・考力

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考えていること、思考のヒントなどのnote
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#ビジネス

リモートワークのコミュニケーションの悩み

複数のプロジェクトを同時に動かすプロジェクトリーダーの役割が多いのですが、職責としてマネージャーもやっています。私は越境で動くのが好きであり1つの部門でマネジメントってのは、しっくり来ないのですが、(それだけだと窮屈なのですが)まぁ役割ならちゃんとやろう。 さてここからが悩み。会議の生産性の話だ。 リモート会議だと、リアル会議よりも同じやり方では明らかに情報量は減る。だから同時にメッセンジャーを用いてテキストで補完などを行うのですが、これが結構できない人もいる。メッセンジ

妄想を一歩先に進めるために聞いている7つの問い

2018年8月に書いたnoteを再編集したものです。 既存事業の中のプロジェクトや、スモールビジネスの話をしているときの内容で、”ふわふわ”した相談(雑談)の中で「あれしたいこれしたい」という話を聞きます。そんな相談(雑談)から一歩先に進むための質問。 7つの質問と回答は10分位で終わらせる。 1. 客観的に見て貴方は何者?・貴方の強みはなにか? ・例えば貴方しか提供できないものはあるのか? (貴方=個人でも会社でもどちらでも) 2. 具体的に何か持っているの?・例え

起業する前に自問する10の質問、そして過去の自分からのプレゼント

自分のnoteを定期的に読み直しています。 2018年8月に書いたnote、過去の自分からのプレゼント。 起業する前に自問する10の質問 ① 1枚の紙とクレヨンだけでアイデアを説明できますか?5分以内に誰かに説明できますか? ② マーケティング戦略を簡単に5つの単語程度の文章で定義できますか? ③ あなたの商品を買ってくれる人、最高の見込み客を6人以上知っていますか? ④ 誰かがあなたのアイデアを盗んだとしても、続けますか? ⑤ 現在の予定より2倍の費用と3倍の時間

仕事で役割を演じるという話

リーダーシップ研修の時、私がよく使う手法は「まずは演じてみよう」というアドバイス。最初は慣れていないから、まずは演技でもいいよ。という話。 最近少し役割が増えたので久しぶりに自分も演じてみました。演じるってのも中々疲れますね。ちょっとした”気付き”があったので、演じるって何を言っているのか?軽く分解してみる。 1. 誰かをイメージしてその人を演じる。つまり他人になりきる。迷ったらまず私が言っているように、やってみては?というアドバイスをするので、普段私のアドバイスはこちら

プロジェクトデザイナーの役割その1「2つのデザイン領域を同時に扱う」

プロジェクトデザイナーとは何か?って話をよくします。 沢山の人に話すことで言語化が進みます。 本日のnoteはその内容を掲載。 2つのデザイン領域を同時に扱う。2つのデザイン領域 ・DESIGN / 設計 ・design / 意匠 この2つを同時に一気に行う。 1.プロジェクト全体をデザイン(DESIGN / 設計)ステークホルダー向け、経営判断の領域 2.こういうの創るんだ!という景色を描くデザイン(design / 意匠)→プロジェクトをつくる関係者向け(デザイナー

このモヤモヤ感と進むべき道

週末モヤモヤとしたnoteを読んで、そしてこのモヤモヤをスッキリさせてくれるfacebookの投稿に出会ったので両方をnoteに残しておきたい。 モヤモヤの正体は週末に多くの場所でシェアされていた佐藤尚之さんのnote。 総員、衝撃に備えよ。 こちらに対する留目真伸さんのコメントがモヤモヤを晴らしてくれる。 「実現すべき未来」をつくっていく。 この手の危機感を煽る話、これを仕方ないこととして(あきらめて)豊かさの認識そのものを変えましょうという話を最近よく聞きます。しか

ビジネスの通説とスタートアップの逆説

スタートアップ界隈では伝説的なスライド 久々にみたけどやっぱりよい。 スタートアップで言われる「アイデアの逆説」 スタートアップは反直観的だと言われます。特にスタートアップの良いアイデアの部分で は多くの逆説が存在します。 「アイデアの逆説」ビジネスの通説 / スタートアップの逆説 1. 合理的な良いアイデアが良い / 不合理なアイデアのほうが合理的 2.良いアイデアは 簡単に説明できる / 説明するのが難しい 3. 簡単でビジネスになる課題を選ぶ / 難しい課題のほ

新規事業を創出する人たちと、ゲームの話をネタにしたディスカッションの振り返り

「新規事業を創出する人たちと、ゲームの話をネタにしたディスカッション」を開催してきました。とある企業でのクローズな「ディスカッションイベント」です。8月23日には準備中のnoteも書いています。 さて本日のnoteは「ディスカッションイベント」の振り返り。 自分に向けてのmemoのnote。 イベント基本情報 参加メンバー:某メーカーの事業開発系の人で10人くらい 時間:4時間 【テーマ】 オンラインゲームの世界をチラ見して思考・発想を広げる会 【プログラム】 はじめ

新規事業を創出する人たちと、ゲームの話をネタにしたディスカッション準備中

来週頭にメーカー系の企業でゲームを題材にしたディスカッションベースの勉強会を行います。 大体4章を想定しています。 そして時間は特に決めていない。 1部|スマートフォンゲームのファンコミュニティについて最近のファンコミュニティについての話を少し。 2部|ゲーム的、発想のヒント私自身もゲームプラットフォームの戦略・企画そしてプロジェクトマネージャーという立場で見てきました。 そんな私が、企画・戦略を構築する上で参考にしてきたモノを題材にする予定。 例えば、「オンラインゲ

議論のネタのnote(2019.8月開催の勉強会用)

8月は2本勉強会などを開催します。 その中で、本筋とは違う視点での議論のネタとして自分のnoteから抜粋してここにメモを残しておきます。 つまり「議論したいリスト」ですね。 プレゼンについて企業の変化、戦略関連思考の話共創の話--- Photo by Kelly Sikkema on Unsplash ::::::: noteは年300記事程度の更新頻度。 「プランナー&デザイナーの思考、考え方」「リーダー育成」「新規事業開発」「プロジェクトマネジメント」「プロジェ

組織を上手に動かすために重要な3つのこと。

カフェで情報交換、ランチをしながら雑談。大手企業ではプロジェクトディスカッション。その後はビール。規模は数人、数百人、数万人規模の会社の人との話。一部の業界では伝説的な研究者とかそれなりの規模企業の会長まで、なかなかのバラエティーに富んだ日。 どんな組織にも似たような事あるんだなぁと考えさせる。 そんな日に考えてみた、大きな組織を上手に動かすために重要な3つのこと。 1)コミュニケーションのデザイン組織の大きさにあったコミュニケーションのデザインは大事。10人と300人は

人の備忘録をメモ、これは議論の投げかけ。テーマは「ファシリテーションとコンサルタントの洞察力」

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの白川さんがFacebookで興味深いことを備忘録として投稿していました。そしてこの話は私にとっても大事なことなのでメモとして残しておきます。つまりは白川さんの備忘録を私の備忘録にもするという話。 白川さんは私にプロジェクトファシリテーションを教えてくれた一人、ゆえに師匠的な人。そして白川さんの著書に柏木も登場している。 以下、白川さんのFacebook投稿。 昨日「リーダーが育つ変革プロジェクトの教科書」を読んでくださった方がオ

すべてオンライン。

2015年から2017年の2年間ほど、ECシステムを提供している部門に所属して、ECカートシステムのプロダクトマネージャーや、UXリサーチ&コンサル事業の「おかいもの研究室」などを立ち上げたりしていました。 当時も今もEC界隈ではO2Oやオムニチャネルというワードは頻繁にでてくる言葉です。 O2O(オンライン・ツー・オフライン) Online to Offline,とは、インターネットなどのオンラインから店舗などのオフラインへ消費者を呼び込む施策。 オムニチャネル ネッ

「と思います」が、意志を弱める

2年前の夏にコピーライターの梅田悟司さんが電通時代に電通報に「と思います」禁止令、というブログを書きました。 私も、ウンウンなるほど。と非常に感銘を受けて、私もそれで行こう!とnoteに書いておきました。 「と思います」禁止令 「人の心に響く言葉とは何ですか?」 そんな質問に対して、私は答えの一つとして「明確に未来を打ち出す言葉」と答えることがあります。学校の教科書では断定として登場する表現方法です。 断定は言い切ればいいので簡単なように思えます。しかし、実生活において言