月30冊以上マンガを読む私が何度も思い出す名シーン2選
月30冊が多いか少ないかは置いておいて、私はマンガが大好きだ。アニメも好きだ。
大好きなシーンや名言は数えきれないほどあるが、結局、私がことあるごとに何度も脳内に引っ張り出すヘビーユース(?)なシーン・名言は実はたった2つだということに最近気づき、ここでシェアしたいと思う。
①フルバ8巻 紫呉さんの「洗濯物」話
これは、高屋奈月先生の名作「フルーツバスケット」(通称フルバ)を読んだことのある者ならば誰しも響いたシーンではないだろうか。
とくに私の場合はHSPという性格もあって、たびたび、いっぱいいっぱいになる。ハードルの高いタスクに向かい合うたびに「もう無理だ」と投げ出しそうになったり、「これができなかったら、失望されて、もうお仕事もらえなくなって・・・」とその先のバッドエンドまで妄想してさらに身体が重くなってしまう。そんなときにいつも思い出すシーン。ぐれさんありがとう・・・。
ちなみに、この引用シーンだけでも「なんだこの美男美女たちは」と衝撃が走り、フルバを読みたいと思ってくださった方のためにざっっっくりあらすじを紹介すると
↑画像内の主人公の女の子「本田透」が、同じく↑でありがたきお言葉をくださっている和服イケメン「草摩紫呉」をはじめとする、特殊体質をもつ草摩一族とすったもんだあるストーリー。透ちゃんが、ひょんなことから紫呉さん(と、2人の草摩一族の男子高校生の住む)の家に居候するところから物語は始まっていきます!!
他にも挙げきれないほど名シーン・名言がもりだくさんの名作中の名作なのでぜひぜひ読んでみてください。
私はebook japanで購入したのでそちらのリンクを貼っておきます。
②きみはペット7巻 「履かなきゃ?」
日本だけでなく海外でもドラマになった「きみはペット」。
コミックを読んだのは松潤版のドラマが始まったころ。もう20年も前だとは・・・!当時いたいけな小学生だった私にマンションの前で美少年を拾いペットにするというセンセーショナルな設定で性癖を歪ませてくれた名作。
スミレちゃんは新聞社で働くバリキャリウーマン。ボロボロの姿で拾ったモモをペットとして同居させるうちに、いつのまにかモモの存在が心の癒しや生活の一部になっていくストーリー。
このシーンは、超超超何気ない日常シーンなんだけれど、なぜだかずっっっと小学生の頃から思い出すことが多いシーン。
朝からいろいろ余裕のないスミレちゃんが「今日はオープントゥのクツを履かなきゃ・・・」といっているところに、モモが「"履かなきゃ?" なんで?」と何気ない一言を発する。そして「別にほかの靴を履いたっていいんだ」と、ふっと我に返るスミレちゃんの会話を、週に1度は思い出す。
なぜかというと、私もわりと視界が狭くったり、「始めよう」だとか「欲しい」と思ったものに固執してしまう短所があるからだ。
「webデザインを学びたい」と思っていたけどコーディングがどうも苦手で「ライティングのほう頑張ってみようかな」と思ったときも、案の定「いや、始めたことは最後まで突き詰めてみなきゃ」と苦しい勉強を長々と続けていた。「webデザイナーを極めたいわけじゃなくて、好きで得意なスキルで仕事がしたい、が本当の目的でしょ。自分で自分を雁字搦めにしてるよ!」と客観視して当時も一息ついたのだ。
もっと身近なところでいえば「目的地に5分前に着く電車に乗りたかったのに!!」と家を出る時間が遅くなってストレスを感じたときに「いや、5分前に着きたかったのは私が勝手に決めたルールで、時間通りに着けば問題ないよ、落ち着いて、私」と心をなだめたり。
脳内でモモが「○○"しなきゃ"?なんで?」「5分前?なんで?」「1位になりたいの?なんで?」とぽけっとした顔でいつでもツッコんでくれて「そうだよね、そうじゃなくてもいいよね」と心を落ち着かせるのだ。
こちらも出典はebook japan版の電子書籍より。
改めて読むと、20年前の作品とは思えないほど、絵のタッチも美男美女の顔つきも、ファッションもおしゃれそのもので驚く。
以上、何度でも思い出す私的マンガ名シーン2選でした。マンガって最高!!!!
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