50代、人によって態度を変えない
誰とも同じように接するとは、自分軸で生きているという事
おはようございます。
今日は「50代、人によって態度を変えない」
というテーマで綴ってみたいと思います。
一昔前までは、
「忖度」がかなりありました。
私は子供の頃からそれが大嫌いでした。
特に自分の親が、
その親や目上の人に対して、
小さくなりながら接している姿を見て、
子供心に悲しく、情けなく思っていました。
更に嫌だったのは、
下の人間が上の人間に、
物を贈って媚びて(いるように見えた)いた姿です。
御多分に漏れず、親や親族も、
「年長者にお中元、お歳暮は絶対」だと、
口を酸っぱくして言っていました。
そしてそれをしいなと、ほぼ「村八分」扱いなんです。
本当に数十年前まで
こんな世の中だった気がします。
私の周りはどこを見渡してもそんなでした。
そして子供だった私は、
そんないびつな大人の人間関係の中で、
違和感ばかりを覚え、
大人たちはおかしなことをしていると、
直感で感じてしまっていました。
そしてそれがまかり通っている世界では、
「黒い物も白く」なってしまっていることが、
子供心にわかったのです。
それは嘘や悪までも通用してしまっているようでした。
だから今でも、
忖度をする人達を見ると、
心から嫌悪してしまうのです。
以前働いていた職場で、
ある年輩のパートのおばさんは、
リーダーにいつも差し入れをして媚びていました。
「〇〇さん、どうぞ良かったら食べてください~♡」
みたいな感じで。
そして私には残ったものを、
「あんたも食べたきゃ食べれば???」と、
くれてやったという横柄な態度で渡してきたりしていました。
(いや、要らないんですけど…。)
心の中で呟きながら、はっきりと言えない自分を責めていました。
こんな事例はまだまだ沢山あるのですが、
その理由の一つは、
私がこれまで夫の扶養家族として、
パート、アルバイトでずっとやってきて、
肩書やキャリアに乏しかったというのはあるでしょう。
ただ、だからこそその年代の方たちが、
社会的地位や肩書にこだわったというのも、
納得できる話ですね。
自分が地位や名誉を手に入れれば、
バカにされなくて済むという。
でもこれって、非常に利己的な話だと思いませんか?
そして皆、自分の本心に嘘をついて生きてしまっていたと思います。
しかし現代ではもうそれも通用しません。
なぜなら情報が沢山あり、
個人で解決できるようになり、
そのコミュニティにずっといる必要もなくなったからです。
そしてそんな時代に、
人によって態度を変えて接すれば、
あっという間に嫌われ、信用を落とすことでしょう。
人によって態度を変えないという事は、自分軸ができた証
じゃあどうすれば良いか?
実は世の中の80%近くの人は、
「まあまあ良い人(普通の人)」なんだそうです。
ですので基本的には、
日常の中で、必要以上に人に恐怖心を抱いたり、
媚びたり、疑ったりする必要もないと思って大丈夫だと思います。
また人を信じるか信じないかは、
自分の選択だという時代でもあります。
そして選択とは、自分軸で生きるための訓練とも言えます。
ですのでまずは、どんな人に対しても同じように、
普通に、
フラットで、
ニュートラルで、
ナチュラルに接してみると、
相手に対して失礼なこともありませんし、
自分の心にも嘘をつく必要もなくなってきますし、
その積み重ねによって、
段々と自分を信じ、選択できるようになり、
自分軸で生きることができるはずです。
そしてどんな人に対しても、
差別偏見なく、生きることができ、
人も、自分も、好きになることができるでしょう。
そして、セカンドライフが
きっと美しく輝き、後悔のない人生になること間違いないはずです。
それでは今日も皆さんにとって良い一日となりますように。