50代、段々と記憶力が落ちる?
大人になるにつれ、記憶を鍛える機会が減っている
皆さん、おはようございます。
今日は「50代、段々と記憶力が落ちる?」というテーマで綴ってみたいと思います。
私達が子供の頃、
学校には名簿というものがありましたよね。
そこには、生徒の氏名、
住所、電話番号、親の職業、
学校内にいる兄弟の名前などが書かれていたと思います。
そしてその名簿をもらうと、
すぐに友達の家の電話番号や情報を覚えていました。
他にもクラスの気になる人の家の情報は入っていました。
そして親族や隣近所の電話番号もほぼ完璧でした。
まるでミニ脳内個人情報データバンクでした。
電話をかけたい時、瞬時に番号が思い浮かびます。
だからなのか、
電話をかけるのは楽しみの一つだった気がします。
あー懐かしい(笑)。
しかし、
今はすっかり家族の携帯の番号もわからなくなってしまいました。
ギリギリ夫の電話番号はわかりますが、それでもかける時には番号を確認しながらかけています。
息子たちの電話番号はほとんどわかりません(;'∀')。
たまに息子たちに荷物を宅配する時には、
携帯番号を伝票に書く必要がありますが、
覚えていないので、
慌ててスマホを開いて探して書くという事をやってしまいます。
そんな時、
ふと自分の記憶力が心配になったりします。
このような現象を踏まえて、
脳科学の本などで色々調べてみますと、
これは、
電話番号を記憶しなくても良い状況があるからその脳を使っていない
だけのようです。
現代では、
普段の簡単な連絡やコミュニケーションは、
ほぼメールかlineで済んでしまいますから、
電話番号を覚える必要がなくなってしまっているのですね。
それを踏まえますと、
自分の記憶を代替してくれちゃうツールがあると、
自分の脳は鍛えられないという事になります。
もちろん、それは中高年だけでなく若い人にも言える事だと思います。
しかし、そんな中でも、
特に中高年は若い人にくらべ、
社会人になって仕事中心の生活になると、記憶を鍛える機会がかなり減ってしまいます。
それが記憶を衰えさせる原因だとしています。
それは年を取ったから覚えられないという事ではないようです。
あくまで鍛える機会が減ってきているという事みたいなのです。
という事は、
普段から記憶を鍛えていれば、
脳は衰えないという事が言えるのでしょう。
また思考系と言われる脳の部位は、
機能が高齢になった頃にピークを迎えるとのことです。
若い頃に読めなかった本が、
段々と読めるようになってるって事、ありませんか?
私も今、それを強く実感しています。
俳句ですと、
若い人よりも年長者の方が
圧倒的に良い句を作るみたいです。
それは人生の経験値が上がったことによって、
記憶と記憶を組み合わせることが上手くなってきているからのようです。
そういった訳で、
脳は使いこなすことで段々と鍛えられ、
使わないと衰えていく。
年を取ったからできないのではなく、
鍛えないから年を取っていく。
その事実を考えると、
諦めずに日々脳を使い続け、
長く記憶できる脳や考える力を持ち続けたいと思う、
今日この頃なのです。
そのためにはまずは諦めない事なのです。
このお話が皆さんのお役に少しでもたてたら嬉しく思います。
それでは皆さんの一日が素晴らしい一日でありますように🍀