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giftedだったかもしれない子どもの私へ

giftedとは、高い知的能力を持ち様々な潜在的可能性を秘めた、配慮や支援が必要な子どもを指す

私はもしかしたら、いや多分、おそらく、間違いなくgiftedだった、と思う。あくまで「自認」の話。

未就学児までの記憶エピソード。

・2歳の時のIQテストかなんかで6歳と言われた(by親。何のテストで具体的な数値かは忘れたらしい😅)。

・年齢の割に難しい語彙を多く知っておりフツウに使っていた。

・絵がうまく表現が大人っぽかった。

・周囲の大人からよく大人っぽい、子どもらしくないと言われた。

・好奇心が強く何でも「何故?」「どうして?」を連発、親が手に負えなくて自分で調べなさい、と辞典や図鑑を与えたらずっとそれを読んで1人で色んなことを探求した。

・小学校入学前に小2程度の勉強ができた。

・知りたい、やりたいことは1人で探求してほぼ出来ていた。

などなど。引用本記載の評価項目ほぼ当てはまった。

これは自慢したい訳でなく、自分理解と自己受容がようやくできた私の人生の「ユーリカ」の記録なのです。

それは、そもそも自分の「生きづらさ」について、心理の深堀をしていくうちに、家族との問題は、私が異常に発達が早かったってことなんじゃね?って思い至ったことがベース。→そしたら、NOTE内で目にしたギフテッドをテーマとしたいくつかの投稿。ん?なんだべ?「ギフテッド?」と、さらに調べてみたらものすごく自分に合致した。

発達が早くてIQ高いのに何で生きづらいのかというと、特徴である「非同期発達」が私の場合は大きい。

得意・興味がある分野とそうでない分野、合う場所と合わない場所での能力の発揮の仕方が無能かリーダーくらい違うのだ。※記事参照「あなたに会う場所がある」

自分の能力としてよくイメージしたのは、電気コードの中を剥いたら出てくるよじれた電線。色んな色や種類があって、フツウの人はフツウに電気が通るコード。でも私はその長さがバラバラなので接触により点灯したりしなかったりする、みたいな。

ギフテッドの子供は他の領域よりもいくつかの領域でより成熟しているので本人のニーズが満たされない場合には特定の種類の社会・情緒的困難さが高くなる可能性があります。

「ギフテッドの個性を知り、伸ばす方法/片桐 正敏」(小学館)

ここに至るまでの経緯はざっくりこんな感じ。

小学校前:周囲の子を上から目線で見ていた→
小学校高学年:自分は何かおかしいのではないか?親からも良くそう言われた→
中学校:異端者、性同一性障害?→
高校:精神異常?→
30~40:ASD?→
56歳:HSS型HSPで落ち着く。この概念もかなり腑に落ちた。
58歳:ギフテッド自認で最終到達点(な気がする)。

ずっと「わかってくれ」と叫び続けた声は55年くらいして
ようやく自分の耳に届いたのでした。

giftedだったかもしれない子どもの私へ伝えてあげたい。
「頑張ったな、私」と。

【およその傾向】
高いIQ。特に言語理解と知的推理が高い。ワーキングメモリーは平均。処理速度が弱い。暗算書字が苦手。得意不得意の間に大きな開きがある。たくさんのことに手をつけて自分のキャパシティー以上のことをやろうとする。好奇心が旺盛。行動力がある。

✅精神運動性過度激動
自分に必要な強い刺激を求める傾向がある。
✅感覚性過度激動
快・不快などの感覚体験が通常より強い。
✅想像性過度激動
想像力が強すぎてぼーっとしているように見えることがある。
✅知性過度激動
好奇心が強く、言語発達も早熟、時として周囲と合わない困り感を抱える。
✅情動性過度激動
人や場所、モノに対して強い情動を示す特徴がある。

「ギフテッドの個性を知り、伸ばす方法/片桐 正敏」(小学館)

※2022年10月時点ではまだ日本では評価尺度は確立されておらず準備段階、
上記はその一部だそうです。





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