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気になっていたこと(本)に手を出す

高校生の頃だったか。
ほんとに毎日2冊とか読んでました。本。
しかも3年の冬に。
高校の図書館は、まあ新刊で面白そうな本というよりは、お固めの「名作」的なものが多かったけど、それでも色々と読んでましたよ。
この間、図書カードが出て来て懐かしかった。
宮本輝ばかり読んでたり、
古典の随筆ものを読み漁っていたり。
あとは、誰も借りてないような、
古いけど綺麗な本良く借りてた。(図書館好きな人あるある)
案外というか、名作だからこそ置いてあるわけで面白かったんですよね。
で、
某有名なタイトルにも、一旦手を出してみた。
記憶がある。
「失われた時を求めて」プルースト。
…2段組で、なんか文字がぎっちぎちで、
でも本の厚みはそんなにないのに冊数結構あった。
もう、
「本を読む」という行為が好きなあの頃の私にぴったり。
そしてその頃はどんな本かとか、評価とか一切知らずに、
確か、借りた人の名前が一人とかしかいなかったのと、その体裁が気になったんで借りたんですよ。
物凄く覚えてるんだけど、

映画になる前の「指輪物語」をちょうど読みきったとこで、
司書の先生から
「次はこれなんだ。すごいね」みたいなこといわれて、
何故凄いんだろう?と思ったんです。
で、読みはじめたら

全く意味がわからなかった。
延々と描写みたいのが続いてるイメージ。
(さすがに今もう記憶にない)
15ページくらい読んでも(2段組だから倍くらい読んでる)、1つの思考が終わらないようなかんじ。

で、諦めてさくっと返却しました。あはは。
それからネットつかうようになって、書評というかよんだら、諦めた人も多いという評判を目にして納得した(笑)

さて。
大人になりました。
今私は会社の都合で違う場所で働いてます。
近所の図書館に行ってみました。
「失われた…」ではないけど、似た評判の名作が
文庫のコーナーに
めっちゃ綺麗な状態で四冊あった。
いや違うな。一巻はまあまあ読まれてるぽい。

むずむずしますよ。今ならこういうのも多少理解できるかもしれないとかってなんか自分への過信とか。文庫なら持ち歩きしやすいから、移動とかも読めるという謎の「持ち歩き」確定とか。
で、ここにいる期間もいつまでかはわからないけど、この期間のうちに読んでやろうじゃないか!!!という気概が。
借りてみました。
読めるかな。
いや、文字を追うことは誰でもできる。
解るかな、だな。
解らなくても、読み終えられたらなんかかわるかな。
かわらないかもだけど。
こちらにきて、最初は色んなことに挑戦したりしようとしてたのに、毎日家に帰りつけばご飯作ってゲームしてお風呂入って洗濯してちょっと夜更かししちゃって寝るの繰り返しばかり。何か1つくらい達成したい。本は好きだし、これはいいなと。
でも駄目だったら恥ずかしいから、読み終わったらタイトルを書こうと思います。感想と共に。
当ててみてください(笑)
正解者いたら、
正解!ってお返事します(笑)

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