見出し画像

44歳で転職してみた。

6年弱勤めた会社を辞め、株式会社hacomonoに入社しました。40代での転職だったのでそれなりに時間かかるだろうと思ってたら、Meet upイベントに参加して正味1ヶ月くらいで入社を決めた、というのを振り返って書いてみます。

転職を考えた経緯

元々勤労意欲がめちゃめちゃ高いわけじゃなく、家賃と食い扶持のためにコールセンターでバイトを始めたのをきっかけに、気付いたら十数年、カスタマーサポート畑で働いてたというのが正直なところです。
なので、過去の転職では「会社は変われどやることは変わらない」みたいな気持ちがなくはなかったのですが、hacomonoへ転職する際は明確に「ここで改めてカスタマーサポートをやりたい」と考えていました。

これまで自分が働いてきたスタートアップでは、次から次に様々なことが起きてそれらに対応していたらいつの間にか本来の業務以外の細々したものが属人化していたり、組織改変の結果、属している組織上の立て付けと実態業務に歪みが出てしまったり、みたいなことがありました。
色々な業務が経験できるため楽しい部分がある反面、気付いたら小さなオペレーションの構築や運用を何個も持っていて、本来の業務であるサポートの改善に時間や労力を割きたいと思いつつも後回しになり、またそこに終わりが見えない状況になることも多々ありました。
持ってるタスクを整理できず、サポートの価値や存在感を示せなかったのは完全に自分の力不足ですが、40代半ばに差し掛かって、ふと、これから先自分は何社くらい経験するのか、そこで何の仕事をしているだろうかと想像した時に、「改めてカスタマーサポートをやり直すなら今がラストチャンスかも」と思い、転職を具体的に検討し始めたというのが経緯です。

Meet upイベントに参加してみた

転職を決意したものの、前職を除き、過去に就職した2社はいずれも早期退職募集で退職していたので、自分にフィットする会社を選ぶ見る眼がないことは自覚していました。そもそもビジネス的なキャリアといったものにまるで興味がないので過去の転職から何をどう変えればよいか見当もつきません。
どうしようかと考えていた時、前職の元上長で、先にhacomonoに入社していた方から「Meet upイベントがあるから参加してみないか」と声をかけていただいて、オフラインで開かれたイベント「hacomono meetup」に参加しました。
実はMeet upイベントの半年くらい前にも紹介のお話をいただいていたのですが、その時は色々あって転職を具体的に考えることができませんでした。にも関わらず、再度「採用色の強くないイベントだから一度来てみない?」とお誘いいただいたので、これはもう逃しちゃいけない縁だと感じてまずはとにかく参加することを決めました。

参加したイベントでは会社説明だけでなく色んなチームの方からの説明を受け、また社員の方とざっくばらんに話す機会がありました。その中で「強みになるサービスがありそれをひたすら磨いている」と聞いて、前職ではサポートとして改善提案を十分にできているとは言い難い部分だったので申し訳ない気持ちと同時に、素直に羨ましいとも感じました。また、社会への貢献性やこれからスケールしていくストーリーなどを聞き、社会貢献の部分は個人的にも重視するポイントだったこともあり、色々と共感を覚えました。ただ実のところ、イベント全体を通して印象に残ったのは元上長を始めとするhacomono社員の溌剌とした表情でした笑。
イベント全体の雰囲気がとても晴れやかで、自分には明るすぎるくらいだったので、転職したとして、決して性格的に明るくはない自分がこの空気の中でやっていけるかなという不安も感じていました。ただ、イベントの最後の方の挨拶で「実は今日みたいにみんなでお揃いのTシャツを着るのが本当は好きじゃない」とぶっちゃける方もいて、その時の周囲の反応も含めて「いい雰囲気だなー」と思ったのを覚えています。僕自身、そういう「みんな揃って」みたいなのや大人数でのイベントみたいなものがあんまり得意じゃないというのもありますが、例えば、フルリモート、フルフレックスといった制度を取り入れていても実態としての働き方や働くモチベーションまでもを揃えようとする会社もある中で、hacomonoには、"こういうの本当は好きじゃないんだよねー"と大っぴらに言える空気感があることは自分にとって大きな収穫でした。
これに加えて、やはり一番大きかったのは、"すでに中にいる人"から紹介いただいたという点です。一緒に働いたことがあって、かつすでにhacomonoで働いている方から「雰囲気が合わないと思ったら声かけてないよ」と言っていただけたことが安心して選考に進めた最大の理由かなと思います。

meetupイベントでいただいたお菓子

選考について

選考で一番印象にあるのは日程決めとレスポンスが早かったことと、とにかく面談前後を通して対応が手厚かったことです。スケジュールの調整や結果の連絡も迅速でした。
また、Meet upイベントで話した方、選考に入って面談でやり取りした方に共通して「話の聞き方が丁寧で回答にブレがない」という印象を持ったことから、早い段階で「この会社のサポート対応を経験してみたい」という気持ちになっていました。
毎回面談後には選考担当の方によるフォローアップがあって、今後の流れや確認ができていなかったことなどを伺う機会をいただけたのはとてもありがたかったです(その分、選考担当の方は大変だったんじゃないかと思いますが)。一度、あろうことか面接時間を間違ってしまったのですが、その際も選考担当の方にフォローしていただきました。正直、それがなかったら今この文章を書いてることもなかったと思うので改めて感謝です。

個人的に初めてのことで驚いたのは、選考通過した際のメール連絡で評価ポイントが記載されていたことです。転職活動で選考通過する毎に企業側からフィードバックをいただいたのは初めてだったのでびっくりしました。面談時に話したことの意図が伝わっていると安心できましたし、評価と自分の認識とにギャップがあったら次の面談時に伝えることもできたのでとてもありがたかったです。
ちなみに書類送付やスケジュール調整はメール、面接・面談はGoogle Meetと、すべてオンラインでできたので、在職中だったことでのスケジュール調整にストレスを感じることはありませんでした。

hacomonoに転職して

まだ入社して1ヶ月なので見えていることも会ったことある人も限られている中ではありますが、hacomonoに入社してよかったと思えること、困ったな感じることについて思いつきで挙げてみます。

まずよかったと思えることは、オンボーディングが分厚いことやメンタルが安定していると感じる人が多いことでしょうか。
前者については、それが必要になったからという背景もあるとは思いますが、過去にいたところでは、自分も後から入社した人にレクチャーをする機会が多々ありましたが、必要な情報をあまりまとめておくことができず、新入社員の方に情報を集めてもらうことがよくありました。そのため、しっかりインプットのための時間や資料、レクチャーをいただけるのはありがたいし、これまでの会社でもそれができたらと反省しました。
異なる業種から転職してきた分、学ぶこと、覚えることも多くて大変ではありますが、メンターとの1on1や人事からの定期的なアンケートなどのフォローもあって、不明点は気軽に確認できる環境だと思います。
後者については、"今のところ、会ったことのある人については"、という注釈が入るものの、コミュニケーションに癖があって押しが強くて疲れそうという方にはまだ会っていません。
もちろん仕事なのでストレスやプレッシャーがゼロなんてありえないと思いますし、hacomonoならではの難しさというものもこれから経験していくとは思うのですが、hacomonoで掲げている5つのValueの中に"オープン&フェアネス"というのがあり、それによるものなのか、今のところ社内でのコミュニケーションに疲れそうという感覚はありません。

次に、困ったというかまだ慣れていない点ですが、これは勤怠システムがなかなかに厳密なこと。もちろんこういう仕組みや透明性は、管理する側にとってみれば健全な労働環境を構築するために、また働く側にとっては長く健康に働くために必要なことと頭では理解しているのですが、過去の習慣というのは恐ろしく、つい業務後などにもパソコンを開いてしまいそうになる時があります。

慣れないという意味では、貸与端末がMacで、これまで仕事ではWindowsしか触ってきてない身としては慣れるまでにもう少し時間がかかりそうというのはありますが、これはもうしょうがないことですね。他には仕事と関係ない部分で、入社時にhacomonoロゴTシャツを頂戴したのですがサイズがXLまでしかなく、普段ユニクロの3XLを着ている僕的には家族用かなーとそっと保管したことくらいでしょうか。

一旦まとめ

まだ一月に満たない状態ですし、hacomonoで何事もなく順調にいけるとはさすがに思ってません。今すでに覚えなきゃいけないことがたくさんありますし、これからミスもするだろうし、仕事なのでプレッシャーとかストレスも当然あるだろうと思います。
ただ、転職時に考えていたこと、入社して気付いたことや反省も踏まえて、hacomonoではチームや会社へ貢献できるよう、また自分にとってのウェルネスも考えながら働いていけたらと考えています。

さいごに

hacomonoにご興味のある方は是非以下をご覧ください。

この記事が参加している募集

入社エントリ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?