旅や好きなことが思いっきりできてない全ての人へ

旅ができない今こそ

この記事の結論は

「旅ができない今こそ学ぼう。人生を振り返ろう。」

2020年4月時点、東京はコロナウィルスの感染者が増加し、デパートやショッピングモール、一部の居酒屋チェーンでは休業するお店も出ている。
この状況なのでもちろん、旅や観光どころではない。


日本のパスポートは世界最強とつい最近まで言われていたのに…。

息抜きの飲み会もできなければ、
近くの公園での軽い運動すら許されない雰囲気になっている。

こんな雰囲気の時に必要なのは押しの戦略ではなく、引きの戦略だと個人的に思う。

押してダメなら引いてみろ。


家にいて時間はたっぷりあるのだから。


これを読んでくれている皆さんの中には
リモートワークになってずっと家に引きこもる生活が続いてる人もいるでしょう。

始めは手をつけられなかった趣味や放っておいた水回りの掃除などで
ワクワク忙しく、普段とは違った生活を楽しく過ごせると思います。

だけど、
ひと通り気になっていた事をやり尽くすと飽きてきて、することが無いと感じるかもしれない。


そもそも、やりたい事が外出しないとできない事だと
フラストレーションの溜まり具合が3倍速。


何をしたらいいかわからない。
やりたい事ができないのがストレスだ。

そんな今こそ学んで引き出しを増やそう。

また、目を向けてこなかった自分自身を振り返ろう。

自分自身に対して新しい発見があるはずだ。

私自身、POOLOの講義と実体験から自身に対して発見があった。


制限の中でも世界を選択する

なぜ学びなのか?

コロナで動けない私たちは怪我したアスリートに似ていると思う。

怪我したアスリートはフォームを変えたり、使えてなかった筋肉をトレーニングしたり、食事を見直したり、復帰した時に良いプレーをするための行動を選択する。

観光学者 鮫島卓先生の講義で「ツーリズムの役目はバイアスを外す事」であると聞いた。
旅によって意図的に世界を変える事でバイアスが外れ、自分を見つめ直せる。

この言葉は人生に通ずるところがある。
2020年突然やってきた伝染病により、テレワークが急激に推し進められました。
不便さを感じていても、しばらくすると普通になってくると思います。
バイアスを外すトレーニングをみんな一生懸命やっている最中。


今回のコロナ以外でも、人生には予期しない事、意図しない事がたくさんある。

滑り止めの学校に落ちた
バイト先でスカウトされた
残業が多い部署に異動になった

意図的ではない、予想だにしないことだと本当に心が折れそう。

でも、私たちは選べます。

落ち込み続けるのか、思考を停止して休むのか、少しでも前に進むのか。


答えが出ないことで落ち込み続けて負のスパイラルにハマってしまうことは
時間が勿体無いと私は思います。

それなら、感情の赴くままに夢中になれることを見つけて凝り固まった思考を休ませるか、
客観的に自分を振り返って前に進む材料を見つけるか、家事をするとか、
外出や渡航が制限された世界であっても、どんな生活をするか私たちは選択できます。


外出が許されない雰囲気を利用して
自分の中に問いを立ててみてはどうだろうか。


なぜ今の仕事をしているのか?
なぜ?なぜ?


自問自答形式もいいけれど、
ぜひ誰かと一緒にやってほしい。
その方がブレークスルーが速い。学びと振り返りをおすすめする根拠は、自分語りになりますが、妊娠と出産のため、POOLOの期間中7ヶ月ほど外出できなかった実体験に基づきます。
その時、POOLOを通して自分の中に問いを立て、深く考えた経験を少しお話しします。

行動制限中の学びと振り返り(実体験)


概要は上のリンクに書いてるんですが、ざっくりこちらにも書きますね。

・外出できない間、何をしていたか?
 妄想トラベル
  アシカの名所を巡る旅、スペイン語圏を巡る旅などなど様々なシチュエーションで旅程を妄想した。
 
 エクスペディアや旅行系ユーチューバーの動画も見漁った。
 

・外出できない間の発見 
 旅好きを再確認するとともに新発見があった。
 料理動画も旅動画と同じくらい見ていた。

 プロの動画を見て、なるほどとメモを取り、
 Vlog系のアマチュアが作るご飯を見て、私だったらこうするのに、とシミュレーションした。
 旅もしたくて堪らなくなったし、料理がしたくてしたくて堪らなかった。


 料理を作れないことがこんなに辛いとは…


 寝たきり生活から復帰後の料理のレベルアップ、食の知見のアップデートを誓った。


 手始めに「野菜を活かす」をテーマに過ごすこととした。
 病院の食事がベジタリアン食で、今まで野菜の潜在能力を活かしきれてないことに気が付いた。
 野菜について勉強して、もっと素材を活かしたい。有効活用したい。


・外出解禁後、何をしたか?
 POOLOオフラインで出席!!!!

 そこで、振り返り会の話です。振り返り会は10個程度の問いに対して自問自答&メンバーとシェアする時間で、大事にしたいことと挑戦したいことがよりクリアになりました。例えばこんな感じ↓

 ☆食の知見のアップデート
  雑誌、論文を読む
  野菜スペシャリスト講座受講(素材を活かしたい)

 ☆食べ物をより大事に
 ベジタリアン食は健康だけど肉も魚も食べたい!
 ごはんが食べられることは当たり前じゃない。鍋底に沈んだ具材ハントの時間が長くなる笑

 ☆できること×今やりたいこと×将来やりたいことをまとめる

 特に最後の☆は、みんなが挑戦する様子を見て、自分を外で試したくなったんです。


人を通じた旅のススメ

人生の振り返りぐらい、自分1人でできると思った人もいるでしょう。

他者と一緒に取り組むことの良いところは、刺激を受けること。そして、自分では思いつかない問いを投げかけられること。

国際観光学者 髙井典子先生の講義で学んだ言葉。
「他者の生に触れるにはその場所に行かないとできない」

他者が私の生に触れることで、私も自身の内に問いを立てられる。

職業も年齢も異なる人と接することで思いがけない質問や反応がたくさん飛んできました。


なんで旦那さんと結婚したの?
結婚と仕事って両立できるの?
性格が違う人と結婚して長続きの秘訣は?

専業主婦でも好奇心旺盛なんですね
話しかけやすいようにコミュニケーションの種を蒔くのが上手ですね
本質的ですね


前出の鮫島卓先生の言葉を少しつけ加えたい。
「観光地を発掘するのは魅力がわかる部外者。」

あなたが知らないあなたの魅力を教えてくれるのは他人です。

客観的に見る、と言っても自分である限り自分自身のことはどうしたって主観になります。

だからこそ他者の存在が必要です。

おすすめはPOOLOのように1つのキーワードで繋がる人と振り返りをすること。

POOLOのメンバーは旅をキーワードに集まった。
メンバーは多種多様。
学生もサラリーマンもフリーランスもいる。
年齢も様々。サラリーマンだって観光業以外の人がほとんど。

年齢も職業も行った国も旅のスタイルも違うメンバーなのに
旅という共通キーワードがあるだけでPOOLOが始まった当初から不思議と安心感と親近感があった。

共通キーワードのその先を見つける旅はどうだろ?

共通キーワードのその先へ

旅、好きなことをきっかけに自分の人生を俯瞰し、深掘りしてほしい。
そして、できれば旅、好きなことをきっかけに人生を語り合える仲間を見つけて、ゆるくつながってほしい。


個人的には
もし、食×健康のキーワードが好きな人がいたらぜひつながってほしいと思う。

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